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「慎」の成り立ちについて(2) 夏休みの宿題

2008年08月18日 00時06分50秒 | 漢字質問箱ログ

 [ブログ内検索] [漢字に関する書籍] [漢字源] [中国古典選]
「慎」の成り立ちについて 投稿者:チャッピー  投稿日:2008年 8月17日(日)10時52分43秒

 子供が漢字の成り立ちについて自由研究をしているんですが、名前の『慎』という漢字の成り立ちが調べられなく困っています。またこの漢字は形声文字に当てはまるのでしょうか。
 宜しくお願いします。
漢字家族携帯サイトURL

 >この漢字は形声文字に当てはまるのでしょうか。
 そうです。形声文字(会意兼形声文字)です。



【慎(愼)】

 すでに、漢字質問箱(投稿用)でお答えしたとおりですが、

 「慎」は、「いっぱいつまる・充実する」の家族で、「充実して間隙(すきま)のない心」を表します。

 間隙(すきま)のない心とは・・・

  隅々まで行き届いた心
  詐り(いつわり)のない心
慎(字形)

■解字
 会意兼形声。
 「心+音符(欠けめなく充実したこと)
 充実して間隙(すきま)のない心
字形「眞」は、匙(さじ)で容器に物をみたすさま。空虚な穴に物をつめこみ埋めると、中は充実する。

■単語家族
 「いっぱいつまる・充実する」の家族
   穴を埋めて充実させる
    「充填」「補填」の「填(?)」(テン)
   目の枠をいっぱに充実させる → カッと見張る
   小さな玉を耳の穴に入れて塞ぎ、雑音が入らないようにする。
   隅々まで手ぬかりなく視て判断すること。
   組織の充実してコッテリした肉のこと。
 
■音
 【漢音】シン 【呉音】ジン 【ピンイン】shen4

■訓
 つつしむ, つつしみ

■名付
 ちか, のり, まこと, みつ, よし

■意味
 (1)つつしむ。念を入れる。欠けめなく気を配る。
 (2)つつしみ。つつしみ深いこと。念入りな心。

 楽しく自由研究ができるといいですね。 v(^^)y


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