漢字家族BLOG版(漢字の語源)

漢字に関する話題など。漢字の語源・ワードファミリー。 現在、荘子「内篇」を素読しています。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

いわゆる「正しい筆順」について(4)

2007年07月16日 13時19分32秒 | Weblog


漢字を筆記する場合の「正しい筆順」はあると思いますか?
ある(193票)
ない(30票)
(2007年 7月16日 11:50現在)

 さて、「タイプライター」が我が物になり欣喜雀躍。家に帰るなり何をもさておいてケースから取り出す。
 (そうだ、従兄弟はわざわざ××駅前まで持参してくれたのだが、いっしょに食事をしたあと、すぐにひっかえしたのだった。忙しかったのだろう。一人っきりでタイプライターとご対面)

 なにしろ初めて見る機械だから、最初は機能を確かめることに熱中。いじくりまわしているうちに、ほとんどの機能を解明した。即座には解明できなかったのは「TABキー」くらいである。このキーの意味はすぐにはわからなかったので、その時はそのままにし、とにかく英文を打ちまくってみる。

 「どうしてABC順に並んでいないんだ?」などとぶつぶついいながらやっていると、何日かやっているうちにキーの配置は覚えてしまうものだ。そうしてタッチがだんだん早くなってくる。

 でも、数日後には物足りなくなってくる。映画の中で、社長秘書かなんかがタイプライターを打つシーンは、ピアニストの演奏する姿のように美しい。あのようにかっこよくスピーディーにやりたい。そのためには、今のようなでたらめな打ち方では限界がある。「もっと早く打つためには、決まった位置に指をおいて構えていた方がいいな」と感じてくる。あのようにかっこよく素早く打つためには、アルファベットと指を対応させて、決まった指で決まったキーをたたいた方がいい。それに、ピアニストもタイピストも、キーや鍵盤を打つときにいちいち目で確認するわけではない。タイプライターに目を落とさずにタイピング(ブラインドタッチ)したい。そこで、あらためて各キーの配列をながめる。

 主要なキーの列は4段。今のPCのキーボードとは異なり、4段のキーの列は階段状になっている。いつも決まった位置に指をおいて、「構え!」のポーズをとるとすると、どの列にすべきか。主要なキーは4段に配列されているから、その真ん中をとるとすると、上から2段目か、下から2段目のいずれかとなる。でもそれはすぐに決まる。いちばん上の段は、数字キーの配列である。数字を打つ頻度はあまり多くないので、下から1段目から3段目のうち、真ん中の2段目にすればよい。もう一つの理由は、上に一段飛び越えてキーを打つのは簡単だけれど、下に一段飛び越えてキーを打つのはかなり難しい。これでどの列に指を置くかという問題はすぐに解決。

 さて、次は左右の位置である。
 5本指を使うと、キーの数と手指を対応させることはできる。しかし、「G」を左手の親指、「H」を右手の親指で打つには相当な無理がある。そこで、親指は一番下にあるながーいキー(スペースバー)を担当させることにした。その構造を見ると、親指でたたくために配置されているであろうことも推測できる。

 そうして、主要キーを分担するのは親指を除く4本指とする。あとは、親指を使わないので、どれかの指にその分を分担させねばならない。分担させるとすれば、いちばん端っこの「小指」か「人差し指」しかない。そのうちのどちらに各列の主要キーの2つ分を分担させるか?これも決めるのは簡単。小指は不器用で短いのに対して、人差し指は長くて器用だ。他の指の2倍の仕事を分担させるのは人差し指にすればよい。(本当は2倍どころではないけれど)

 そのような理由から、真ん中の「G」と「H」の両側に、それぞれ4本指をおいて常時待機させることにし、待機している位置よりも上の段や下の段のキーをたたいたときには、すぐさま常時待機位置までもどることにした。

 このようなやり方でやってみると、予想通り、タイピングスピードはどんどん速くなり、今でいうブラインドタッチも自然にできるようになる。

 こうして、当時中学2年生になったばかりであった私は、自分にとっていちばん都合のよいタイピング方法を見つけていったのである。

 ところが・・・

 最近のPCのマニュアル等では、「正しい指の位置」とか、「正しいホームポジション」などといっている。学校教育でも「正しいホームポジション」が試験問題となったりすると聞く。

 誰が「正しいポジション」などと言い出したのだろうか?本当にお節介な人がいるものだ。
「こういうふうにやると、打ちやすくて便利ですよ」と親切にアドバイスするというのならともかく、「正しいポジション」とは、どんな権限があって決めたのか。「小さな親切、大きなお世話」という言葉が過去に存在したが、試験問題にまで出されては「大きなお世話」などと言っていられない。

 「いきあたりばったりの打ち方をするよりも、もっと合理的なやり方がありますよ」とアドバイスしたとしても、「オレは、このやり方で納得しているんだ」と言う人もいるだろう。それに対して「あなたは間違っている!」という方がどうかしている。横暴すぎるのである。(たとえ、タイプライターが、指の構造を考慮して、そのようなタイピング方法をとることを前提として発明されたものであったとしてもである)

 漢字の筆順や字形の問題にしてもそうだ、字形については、次にふれます。


 筆順(書き順)の強制について -- 漢字家族
 re:「曜」の字形について
 「漢字テストのふしぎ」-- 長野県梓川高等学校放送部
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« いわゆる「正しい筆順」につ... | トップ | いわゆる「正しい筆順」につ... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL