“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

認定日は、「にゃんにゃんにゃん」デー!

2017-03-20 11:47:05 | 日記
こんにちは。

自宅で受け取れず通勤経路の郵便局に転送してもらっていた、28-3漢検1級の合格証書を、先週の火曜日になって受け取りました。そこからまた早くも1週間が経とうとしています。

その通知を見ると合計166点で、自己採点と比べると、諺で1問追加の正解、文章題読みで1問新たに誤答があることが分かりました。


■28-3 正式な結果■
(一)音読み 22/20・訓読み 7/10
(二)書き取り 34/40
(三)語選択書き取り 4/10
(四)四字熟語
問1:書き取り 18/20
問2:意味と読み 10/10
(五)熟字訓・当て字 10/10
(六)熟語・一字訓読み 10/10
(七)対義語 10/10・類義語 8/10
(八)故事・諺 16/20
▲自己採点より2点プラス
(九)文章題
書き取り 16/20
読み 8/10
▼自己採点より1点マイナス

合計 166点
▲自己採点より1点プラス


(八)故事・諺 8「芻蕘」の「芻」にくさかんむりをつけた「蒭」を書いていたのですが、許容字体として正解になっていました。
「芻蕘」とは、草刈りときこり。転じて、身分の低い人を指す語。「蒭」はくさかんむりがなくとも、部首くさに属する字ですけれども、それに更にくさかんむりが付くこともあるわけで、しろねこの記憶においてはそちらが優勢だったということでした。問題なのは、相変わらず異体字に関してのしろねこの勉強と記憶は、ザルの状態だということでしょう。

かたや、(九)文章題読み ウ「淪胥」の正解は「りんしょ」だったのですが、改めて自分の受検当時のメモをよく見てみると、「りんしょう」となってしまっていました。それを自己採点の時にうっかり見落として、正解だと思い込んでしまっていたのです。書いたときには、どうやら「華胥(かしょ)」と「斗[竹+肖](とそう・としょう)」が頭の中で混ざってしまったみたいです。難儀なものですが、こうした失敗をして、また同じ感覚になりそうなのを咄嗟に防げるといいなと思います。

……にしても正解率レーダーチャートを見ると、画像にあるように、ひやひやさせられる分野がいくつかありますね。本当に、今回は対義語・類義語で頭が働いていなければ終わっていました。
悔やまれるのが、対・類で唯一落とした「元朝」⇔「鶏旦」。「旦」までは頭から転がり出てきたのですが、「鶏」が遂に思い付かなかったということです。しろねこは「元朝」の意味が分からず、「朝」を「朝廷」の意味に捉えてしまい、「元朝」とは“政の起源とすべき先の皇帝の時代のこと”なのか? などと勝手にイメージをつけて、“見習うべき”ということから無理矢理「敬」という字を書いてしまいました。でも冷静に考えれば、「元」に“うやまう”べきプラスイメージがそこまであるかと言えば疑問です。で、蓋を開けてみたらなんのことはない、朝(旦)鳴く鳥のことを表す字を入れたらよかったんだ! なあんだ、ということだったのでした。もうこの辺になると、数学で数字を文字に置き換えるみたいな発想になってきていますね。

ところで、今回の合格認定日は、なんと「2月22日」、すなわち「にゃんにゃんにゃん」デーではありませんか!! かつて多忙(当時の自分の感覚で、ですが)の中、ねこ好きとしては平成22年度第2回の検定を落とすわけにはいかない、と無理して頑張ったら、幸い合格率の高めな回だったこともあり、なんとか合格したことがありました。今回は、それ以来のうれしさであります。


さて、この2週間は、本当に仕事を乗りきった、という毎日でした。昨年末から不調でとうとう1月に退職してしまった後輩がいて、その欠員を抱えながら、残りの先生方に支えていただき、中1学年主任と担任をこなしつつ、総務主任として中学校の卒業式の準備を仕切り、司会もして(この仕事が今年度一番重荷でしたが、お陰さまで無事でした)、翌週には新入生の入学式練習を兼ねた予備登校日の仕切りをし、その間に挟まっていた保護者会という日程も無事終えました。保護者会は夕方で、そこまでは朝からたっぷり授業だったのですが、その当日に限って、人間関係で精神的に不安定な生徒がいて、準備の詰めよりそちらの対応を優先したり、その日に限って生徒向けにためになるお話をしていただく講師の方をお呼びしていて、その準備にも気が抜けなかったりと、本当にてんやわんやの2週間でした。
うれしいのは、楽しんで仕事をしてくれる働き者の生徒がたくさんいてくれたことと、何かあれば力を貸してくれる先生方がいてくれたことです。そしていつも私を見守ってくれている母。
――あとは通知表作成と要録作成と修了式の仕切りと種々の賞状作成とクラス替えと学年の年間総括と転入生試験準備とその他諸々があるので、そろそろくるであろう新たな人事の発表にも動じることなく、きちんと気を引き締めて働きたいと思います。
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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-03-23 08:51:57
しろねこ さま

この度の合格、あらためまして誠におめでとうございます。実は合格認定日の記載を見たとき、きっとしろねこさんがこのことに触れられるだろうなぁと思っていました。(笑)

ところで「芻蕘」ですが、前回出題されたとき(25年度くらいだったでしょうか)、私もくさかんむりをつけ、許容されるかと思いきや誤答となったことがありました。その時は正字だけが正解とされたのかと思っていましたが、やはり許容字体も可となると、当時の私は何か他の箇所で書き誤りをしていたのですね。4年越しにすっきりしました。(笑)

それにしても、あの対義語・類義語を9問正解とはさすがです。私は「薄」に点をつけなかったおまけまでついて、5問だけの正解と散々でした。

春ももうすぐそこですね。私も新入社員を迎える準備に、わたわたしております。では!
スミマセン (^^; (凛太郎)
2017-03-23 12:58:56
↑ 名無しの投稿になっちゃってますね。凛太郎です。失礼しました。 m(_ _)m
凛太郎さまだと分かりましたよ (しろねこ)
2017-03-23 22:43:28
凛太郎さま

コメント有難うございます。使用なさっている語彙とお仕事の内容から、多分凛太郎さまかなと思っておりましたが、外れていなくてよかったです(^^)

「2月22日」のことを悟られてしまうとは、何というかパターンを掴まれているわけで、ちょっと複雑な気持ちです(笑) ですがやはり猫好きならば、「2」が3つ並んでいるのを目にしたら、自ずと猫の鳴き声が3回聞こえてくるに違いありません!

「芻蕘」で、そのようなことがあったのですね。私も「簒」で同様の経験があります。「簒」の「ム」に「ノ」を足した許容字体で書いたら不正解だったことがあり、恐らく他の箇所で書き誤りをしたのだろうと思います。

対義語・類義語の今回の閃きは、本当にコンディションがよかったとしか言いようがありません。確かにこの回はいつも以上に、きっと頑張ろうと思う要因が自分の中にいくつかあるにはありましたが、それだけでどうにかなるものでもありません。いつもこのように、閃きが気持ちよく起こってくれるのを願うばかりです。

新年度に向けて、体に気をつけながら頑張っていきたいですね。またどうぞ宜しくお願いいたします。

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