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東京発世界行

written by Ken
 



日々是好日?かささぎなくらし:7/13のできごと その4へトラックバック。
その1その2その3もあります。)

■要約
塾の先生である、かささぎさんご夫妻が、小冊子を配ったところ、そこに書かれているエッセイ(その2に抜粋が掲載)を読んだご近所の方が来訪し、こういう言葉遣いはまずいのではないか、と指摘した(その1)。後に、塾の生徒さんたちに、「この文章を批判して下さい」という課題を出した(その4)――というお話。

大変、面白い話だと思ったので、僕も、発端になった『ガチャガチャ』を批判してみたいと思います。
もちろん、かささぎさん、および文章の筆者(かささぎさんのご主人?)をやり込めようというつもりではなく、一種のゲームだと思っていただければ幸いです。

---
この文章では、「下らない(くだらない)」という言葉が、以下の2箇所に用いられている。

(1行目)
> ガチャガチャという百円か二百円のカプセル入りの下らない玩具がある。

(3~4行目)
> 三歳になった娘がそれをやりたがった。僕はくだらないと思いながら何故かやけくそに
> 百円玉を五〇枚作ってやらせてみた。

いずれも、辞書に載っているとおりの、「問題にするだけの内容や価値がない。とるに足りない。つまらない。」という意味合いで使用されている。
ところが、前者の「下らない」は、玩具を形容しており、後者の「くだらない」は、「それをやりたがった」娘の欲求を形容しているという、大きな違いがある。
後段において、筆者は、娘の欲求が決して無意味なものではなかったと述べ、子供の行動の殆どは、「自分の欲求を自覚するために、動機の形成をするために、とても良い事」であったと、自らの下した(後者の)「くだらない」という評価を覆すに至る。
しかし、前者の「下らない」は宙ぶらりんのままだ。
筆者の、この玩具に対する考えは、「下らない」という評価のまま変わっていないと、読み取ることが出来るのである。
「カプセル入り玩具などとるに足りないものだ」と主張すること自体は自由だと思うが、ご近所の読者の方がおっしゃる、以下の指摘は、あながち的外れではないのではないかと、僕は考えるのである。

> 「うん。このさ,ここね。『下らない』って言う言葉遣いがねえ・・・。ちょっと と思ってさ。
> ここの造ってるメーカーとか働いてる関係者の方が読んだら,この『下らない』っての,不快に思うんじゃないかな~」

---
いかがでしょうか。
ご意見、お待ちしております。

---
7月26日追記。
「下らない」が用いられているのは、3箇所でした。訂正します。
しかし、これによって、本記事の要旨が変わるわけではありませんので、記事はそのままとします。

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コメント
 
 
 
基準は何か (あきちゃん)
2005-07-25 21:31:41
ご近所さんの「下らない」の判断基準は「関係者が読んだら不快に思うんじゃないかな~」という文章からして他人との関係にありガチャガチャそのものに対する判断は示されていません。かささぎさんのご主人の「下らない」はガチャガチャそのものに対しての個人的な思いであり判断基準が自分自身の中にあります。その1点において二人はかみ合わないと思いますが、個人的にはガチャガチャそのものは高品質で上等な玩具ではないので「下らない」は決して的はずれではないと思いますが、その「下らない」玩具は子供達が自分の欲求を自覚するために、動機の形成をするためもので、それを取り上げたり十分させてやらなかったことを父親として悔いて、下らない玩具の果たす役割を認めているわけですから、ガチャガチャが下らないかどうかってことはすでに超越しちゃってるんじゃないでしょうか。

  
 
 
 
じつはうちも。 (ゆはず)
2005-07-25 21:34:19
思っちゃったんです。

一番最初の、リンク張ってある"その2"を読んだ瞬間に。



・・・つまるところ(あ、三点・・・以下略)、

かささぎさんが「ご批判」?なさった、

その1の「ご近所さん」と同様に。





「下らない」は、

メーカー他関係者の方に失礼じゃないか?





で、リンク”その2”を読んで、以下のように思い苦笑。

「ありゃ、うち

 >文章の論旨が理解できない時,

  論旨を効果的に述べるために使った

  導入部の語彙そのものだけに「反応」することは,

  非常に危険だ。

 と、言われてしまった。」





実際、文章の論旨が理解できていないことはないと思う。

おそらく。

”導入部の語彙そのものだけに「反応」”

したのではないと思う。



だけど。

そういう風に、受け取られちゃうのかなぁ。



うん?うちの文章の論旨があやふや?



ハイ、失礼致しました(笑。
 
 
 
こんにちは。 (Ken)
2005-07-25 21:49:57
>あきちゃん

>ゆはずさん

一つの文章をどのように読み解いていくか、というゲームなので、

お二人のコメントに対して、僕は反論しないことにします。



で、この例文と比較してみたら、どうでしょうか。

「数年前から、妻がつまらない韓国ドラマに夢中になっている。

しかし、韓国ドラマを見始めてからの妻は、ハングルを勉強し、以前に比べて海外の文化に関心を持つようになったので、最近は見直している。」

この例文の筆者が見直したのは、「韓国ドラマ」でしょうか。それとも、「妻」でしょうか。
 
 
 
うわ!びっくりしました。有難うございます^^ (かささぎ)
2005-07-25 23:25:22
Kenさん 今晩は。とお邪魔したらびっくり!

記事になさっていらっしゃる~~ 



むむむ。面白そうなので,私ももう少し書きます。

実はあの話,私の解釈によるものでしたので,ツレアイの解釈を整理した上で,続きとして載せる予定でした。でも他人のアタマの中身なので,予定以上に時間が掛かってしまいまして・・・;;



先にKenさんが書いて下さって,丁度良かったです。

書き上げたら,トラックバックさせて頂けますでしょうか? 宜敷お願いします^^

 
 
 
私は、両方です。 (けんちゃん)
2005-07-25 23:30:00
妻は元々ハングルを含め語学史に滅法強いから、韓流ブームは20年前からだったようだ。

最初は馬鹿にしてたんだけど、自分も嵌ってしまった。

ブログも一緒。反論の必要は無いということ。全てに表裏があるから。
 
 
 
こんにちは。 (Ken)
2005-07-25 23:34:56
>かささぎさん

まだ、続きがあるんですね。

楽しみです。

トラックバックに許可は不要ですので、

よろしくお願いします。
 
 
 
こんにちは。 (Ken)
2005-07-25 23:40:00
>けんちゃん

あの。そういうことではなくて。

あくまでも、例文の読解に関する話題ですから。(^_^;
 
 
 
その1~その4 (けんちゃん)
2005-07-26 01:03:41
つまらぬコメントしてしまった。



過去に、全てのシチュエーションで同じように思考しているので、めんどくさくなっちゃったんだね。読解のお遊びが(自己分析)



理系な思考過程は、何も期待せず考えずに文章書くか、確率を意識して文章を構成するかのどちらかなんです。
 
 
 
Unknown (Ken)
2005-07-26 13:33:00
>けんちゃん

どんまい。
 
 
 
Unknown (かささぎ)
2005-07-27 00:40:05
Kenさん みなさま 今晩は。お邪魔いたします^^



Kenさんの書いて下さった例文。「つまらないドラマに夢中になる妻をその後見直した」と私は読みました。

例文の筆者は,ドラマのことについては,今どう思うかを最後に言及しておらず曖昧なままにしています。ですので,彼にとっては「つまらないドラマ」は「妻を見直した」の枕詞だったのだな と私は考えるわけです。

そう言った意味で,あきちゃんさんの考えには賛同できます。



それから,けんちゃんさんの「全てに表裏がある」にも賛同です^^



有難うございます。



 
 
 
かささぎさん (Ken)
2005-07-27 01:15:00
これはクイズではありませんので、正解が存在するわけではありません。



「韓国ドラマ」の例文では、筆者が「妻」を見直したのは確かですが、「韓国ドラマ」を見直したのかどうかについては、明確に言及していないため、どちらにも解釈することが可能です。

つまり、「筆者は韓国ドラマをつまらないものだと決めつけている」と解釈することもできるわけなんですね。これは、「そんなこと、どっちでもいいだろう」というのとは、異なります。

会話(話し言葉)だったらスルーしそうな箇所ですが、文章(書き言葉)においては、そのあたりが、重要なポイントになる場合があると思うのです。

文章を書くとき、わざと曖昧にしておいて、読者に判断を委ねるという手法もありますが、逆に誤読を招かないようにする書き方(というかテクニック)もあります。以前から、当ブログの[writing]カテゴリーでは、文章を書く上で僕が心掛けたいと思っていることを、取り上げていますので、良かったらお読みください。

面白いゲームになってきました。

かささぎさん、ありがとうございます。

 
 
 
Kenさん (介護人たま)
2005-07-27 10:01:46
おはようございます。



まず、私の認識違いがあるかもしれないことを、お断りしておいて、以下、述べたいと思います。



(1).まずは、「設問」に沿って問いを解くのが、基本です。

私は、かささぎさんの記事「その4」(※以下「その4」)をまず読みました。

ですので、当該記事に記載されていた「問い」に沿って、国語あるいは小論文の問題を解くという”遊び”をしているという認識をしておりました。

(「その4」の記事コメント欄に、Kenさんが残したコメント文を根拠として申し上げます)



「その4」に提示された「問い」自体が、ゲームとして設定されたものではありません。「正答」が存在する「問い」です(但し正答は、一文一句違わずというものが存在するわけではありません。大筋で論旨が合っていれば、正解と見なすのが、国語の設問では常套手段です)。

ですので、まず”ゲーム”という認識そのものが正しくないと言わざるを得ません。





(2).もし(1).の冒頭4行に書いた私の認識が正しいのであれば、

「その4」に明記されている『問い』に沿った形、

つまり、《例文=記事その2に収録されている◆◆ガチャガチャ◆◆を批判しなさい》

に答える形で「正答」を出すことにトライするべきでしょう。



(ちなみに、Kenさんの書かれたコメント欄例文(韓国ドラマ云々)は、もともと「その4」に設定されていた”設問”に沿った例文とは言いがたいと思われます。

この点に関しては、前コメントへの返信ですので、「設問」に沿っている必要はないと反論されればそれまであるということは織り込み済みで敢えて書きます。)



(3).それでも、飽くまでこれを、

『かささぎさんの記事をもとに、Kenさんが新たに企画・設定しなおした"ゲーム"である』と主張なさるのであれば(読者が、そう捉えなければならないのならば)、

引用されたかささぎさんの記事の、どこからどこまでを「ゲームの材料としての範囲」として利用してこのゲームに取り組むのか、まずそれを明記するべきだと思います。

Kenさんの記事においては、その点が非常に曖昧です。

 (記事の不備のうち一箇所のみ挙げます。

  「その1、その2、その3もあります」という表現では不十分です。

  「その1、その2、その3も併せてお読みの上でトライしてください」と書くべきでしょう。

  Kenさんの書いた答え=記事では、その1・その3(問いとは直接関連しないもの)を含んでしまっております。これが上記(1).の考え方に沿って書かれた「答え」であるとすれば、私なら不正解とします。)



その他、Kenさんの記事は、ルールの設定も非常に曖昧です。

少なくとも、私自身は混乱しました。よって参戦しませんでした。

また、そのあたりが曖昧であるがゆえ(誤解を恐れず言えば)コメント陣も、中途半端な答えしか出せないのだな、と私は捉えました。



ということで、長くなりましたが、

ぜひともご一考いただければと思います。

私の認識違いであれば、ご寛恕の上、認識できていない点について、ご教示いただければと思います。



長文のコメントに、最後までお目通し頂き、ありがとうございます。
 
 
 
追伸 (介護人たま)
2005-07-27 10:10:05
Kenさんの記事の冒頭にあった「■要約」を仮に、Kenさんが提示した「ゲームの説明」と捉えるべきなのでしょうが、

やはり「ゲームのルール説明」としては不十分であると認識したことを、追記しておきます。
 
 
 
こんにちは。(長いぞ) (Ken)
2005-07-27 15:21:24
>介護人たまさん

■(1)および(2)について

「ゲーム」という語を、僕は「(白黒の決着をつけるための議論や、相手をやりこめることを目的としたディスカッションではない)文章読解のための遊び」という意味で使用しました。



> 「その4」に提示された「問い」自体が、ゲームとして設定されたものではありません。「正答」が存在する「問い」です



とのご指摘ですが、「その4」における「問い」が、ゲームとして設定されたものでなかったのは確かですので、「”ゲーム”という認識そのものが正しくない」と言われれば、そのとおりとしか言いようがありません。

しかし、この「問い」は、「この文章を批判して下さい」というものであって、「作者が述べたかったことは何ですか」といったような国語のテスト問題ではありませんね。つまり、回答者による誤読や一方的な価値観の押し付けがない限り、どのような観点から批判しようと、自由なのであって、テスト問題のように「正答」が存在するものではないと、僕は考えています。



「韓国ドラマ」の例文は、もちろん、設問に沿ったものではなく、本記事で行った「批判」のポイントとなる部分を抽出した比喩的な文です。元の「批判」が的外れであるという指摘ならば、受け入れることができますが、例文およびそれに付け加えた問いは、「批判」に沿ったものであることは、いうまでもありません。



■(3)のルールの設定が不十分との指摘について

僕は、この「批判」を「ゲーム」として捉えたわけですが、僕自身はゲーム・マスターではなく、一人の参加者に過ぎません。ルールを提示して、「みなさんご参加ください」と呼びかけているわけではなく、そんなことをいうべき立場ではないのです。(その点、誤解なきようお願いします。)



追伸について

僕の「要約」は、ゲームの説明ではなく、その後に続く、僕の「批判」についての補足もしくは前書きだとご理解ください。かささぎさんの承認を受けて書いたものではありませんから。



中学・高校の授業やテストと違って、私たちの周囲には、辞書があり、他の参考書籍があり、インターネットを利用した検索やリンクがあります。

与えられたテキストの中だけで、全てを完結させる必要はなく、他のテキストからの引用を元に、議論を展開するのは、自由なのではありませんか。





 
 
 
トラックバックしました^^ (かささぎ)
2005-07-28 18:34:56
Kenさん 有難うございます。

本日トラックバックさせて頂きました。



表現技巧についての記事(writingカテゴリ)は未だ途中までしか読んでいません(ごめんなさい)。

が,お陰でKenさんが「話し言葉・書き言葉」という概念(?)で説明されようとしたことがわかりました。



また改めてコメントいたしますので,よければ宜敷お相手下さいませ・・・

有難うございます^^



 
 
 
かささぎさん (Ken)
2005-07-28 22:55:25
なんだかんだ、言いたい放題になってしまいました。

ダンナ様に怒られてしまわないか、心配です。(^_^;

よろしくお伝えくださいまし。
 
 
 
Unknown (かささぎ)
2005-07-29 09:57:26
Kenさん みなさま。お早うございます^^

Kenさん,おそらく大丈夫だと思います。オットに「書いたよ。みてね」と言ってありますので,きっと読んでいることでしょう。

おそらく彼自身がすっきりと納得するまで,この話題をアタマから放すことはないと思います。

(・・・現に,今朝もこの件についての話が出ました^^;)



ワタシはと言うと,書くと決めた時点から何処まで拡がるのかが楽しみでありましたので,みなさま どうぞご存分に お願い申し上げます・・・と言う心境です。

お相手して下さって有難うございます。沢山の意見がきけることが嬉しいです^^ 

 
 
 
かささぎさん (Ken)
2005-07-29 12:57:57
ダンナ様も、相当悩んでいらっしゃったりして。

どうぞ、ご自愛くださいませ。
 
 
 
今晩は ^^ (かささぎ)
2005-08-03 23:50:44
Kenさん みなさま 少し時間が経って,件の中身も整理されたような感じがします。有難うございます^^

只今オットが書き言葉にての応戦の準備をしております。・・・短い内容のようですので,またワタシなりのコトバで,追記御報告出来るかと思います。



ワタシはと言うと・・・たまさんの厳密さを,とても有り難く思うと同時に,世の人みながそうなのではないのだと,(そしてその必要も覚悟もなく,それらは実は自在なのだ と)改めて感じるところです。あ,これもたまさんやKenさんの批判などでは決してありませんので,どうか誤解なさりませんように。





お目を通して下さり,有難うございます ^^



 
 
 
かささぎさん (Ken)
2005-08-04 00:10:08
ようやく、次の展開になりそうですね。

楽しみにしておりますよ。
 
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続7/13のできごと (その6) (日々是好日?かささぎなくらし)
書こうか書くまいか迷ったが・・・(詳細は前記事をご参照下さると助かります^^) 良かったら色々なお考えをお尋ねしたいので,ご指導頂けると嬉しいです。 機会を下さったKenさんに深く感謝致します。有難うございます^^ よくオットは「論理が通じない」「理屈が通じ
 
 
 
NGワード:作り手に失礼だ (at most countable)
ふがぁっ(怒) 小泉プッツン解散のために 楽しみに楽しみにしていた高校野球の録画に失敗した めたかです。 大阪桐蔭の初戦、頭30分しか撮れてなかった。 (NHK総合は解散の特番になっていて、  放送予定が教育に変更になっていたのだった) もう、これだけで私には万死.
 
 


 
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