かねうりきちじの新書遍歴

多彩な職務経歴を持つ五十路男が、今読むべき新書を紹介します。

松川地熱発電所~日本最初の商業用地熱発電所

2012年07月31日 | 岩手のこと
先週末歩いた、三ツ石馬蹄縦走コース。

基点は八幡平市の松川温泉。

ここには日本で最初に商業用として稼働した地熱発電所があります。



それは1952年のこと。

松川で温泉を掘削したところ、蒸気が噴出したため地熱発電ができるのではということで、開発が進められたようです。

諸調査を終え、蒸気井を掘削、1966年には9,500kWで発電を開始しました。

現在は、蒸気井が11本で発電タービンも更新され、23,500kWで発電されています。

発電所には地熱発電のしくみを分かりやすく展示している“松川地熱館”が併設されています。



日本最初の地熱タービンも展示されてます。

トレッキングや温泉で松川温泉にいらしたら、ぜひ見学してみてください。


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三ツ石山の花

2012年07月30日 | トレッキング
おとといのトレッキングはあいにくガスが出て、眺望はほぼゼロ。

でも、足元を見れば、きれいな花が。

  ニッコウキスゲ

  ミヤマリンドウ

  イワイチョウ→ミネウスユキソウ

 ハクサンチドリ→ヨツバシオガマ

最初は歩くことに集中してましたが、最近は足下の花にも目がいくようになりました。

花の名前を調べるのも楽しいものだと思うようになりました。

おまけ。

日本列島、酷暑続きですね。

kaneurikichiji の職場の街も猛暑日でした。

山に行くとこんなプレゼントもあります。

 午後1時半の三ツ石山荘の気温計

追記 花の名前、だいぶ間違ってましたorz ぼんいぢ さんに感謝です
コメント (5)
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久しぶりに愛馬に逢う~シルクマイハート

2012年07月29日 | 愛馬
ここ数日、日本列島は猛烈な暑さに見舞われています。

そんな暑さにふさわしいレースが盛岡競馬場でありました。

ひまわり賞です。

3歳の牝馬限定レースでダート2000m。

岩手競馬ではオークスに相当するレースで、もちろん重賞。

愛馬が重賞に出走するのは久しぶりなので、もちろん応援に。

その愛馬は・・・・



シルクマイハート。

 鞍上はお馴染み齊藤雄一騎手。

2歳時に1勝しただけで、しかも冬季の未開催期間中、馬房内で怪我をして以来精彩を欠いたレースが続いています。

血統的にはスタミナがあってもおかしくないのですが、短い方が得意なようなので、2000mのこのレースは正直いうと厳しいかなと思ってみてました。



結果はブービー。



でも、元気よく帰ってきましたし、何よりここ数戦減り続けていた馬体重も今日はプラス8kgとやや戻してきました。

小西師なら、また体調を整えてくれることでしょう。

ガンバレ!シルクマイハート!


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三ツ石馬蹄縦走コース

2012年07月28日 | トレッキング
先週に引き続き、恒例土曜日のトレッキングに行ってきました。

kaneurikichiji のトレッキングの最初のテーマは宮沢賢治の“経埋ムベキ山”32座を制覇することでした。

が、半分以上登ると、残るのは低山。

トレッキングの目的にダイエットも最近加わったので、あまり負荷のないものはクロスバイクとの組み合わせにしようと考えています。

というわけで、夏場は岩手山を中心に周回コースを考えて、登ることにしました。

で、今日はその第一弾。

最初は岩手山を登頂を含めての周回コースを計画していたのですが、今年はまだそれほど山登りをしていないので、まだ準備が足りないと思い、岩手山の西側の標高1500m前後の山を登ろうと計画しました。

どこかにいいコースはないかと探していたわけではないのですが、たまたま奥田博さんの『宮沢賢治の山旅』(東京新聞出版局刊)を寝しなに読んでいたら、松川温泉を基点に、源太ヶ岳(げんたがたけ)→大深岳(おおふかだけ)→小畚山(こもっこやま)→三ツ石山(みついしやま)という周回コースを知りました。

25,000分の1の地形図で確認すると5~6時間ほどで周回できるちょうどいいコースと判明。

さっそく今日、行ってきました。

が、風が強く、雲も多かったため、評判の眺望は・・・・。

ま、それでも麓に降りたら山容は見えました。

 大深岳(下山後、松川温泉から)

小畚山(大深岳南斜面より)

三ツ石山(三ツ石山荘より)

ところで、このコース、“三ツ石馬蹄縦走コース”という名前だと、下山後知りました。



全周約15kmで、6時間ぐらいです。

アップダウンもあり、比較的楽しめると思います。

初級コースを卒業して、ちょっと骨のあるコースと温泉を求める方にはぴったりかも。


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根城跡に行ってきました

2012年07月26日 | 遺跡見学
合掌土偶を見学した後は、八戸市博物館の隣にある、史跡・根城に。

根城は、南部師行(もろゆき)が現在の青森県を支配するために、建武元年(1334)に築いた中世城郭。

師行の3代前が実長(さねなが)で、実長の兄、実光(さねみつ)から24代目が信直(のぶなお)、つまりkaneurikichiji が住んでいる盛岡を治めていた盛岡南部氏の祖となります。

というわけで、同じ南部の史跡ですし、“史跡根城の広場”と歴史公園として整備されているので、出かけたわけです。

 本丸はこんな感じだったようです。

史跡整備で建物を復元する場合、たいていは中心的な建物が1・2棟のみに限られます。

中心建物を復元しても、それだけでは遺跡の全容がなかなかつかめません。

 根城の主殿

が、根城では主殿に加え、蔵や工房・馬屋なども復元されているので、立体的に根城の様子が分かるようになっています。


左から鍛冶工房・馬屋・蔵

しかも、建物内部も主殿だけでなく他の建物内部もどのような状態だったか分かるようにしている親切ぶり。

主殿で行われていた儀式の様子


左から鍛冶工房・馬屋・蔵の建物内部の様子

史跡整備は、やるなら中途半端にしないで徹底して復元するべきだと“史跡根城の広場”で学びました。

当然、ガイドもいらっしゃいます

ここまで完璧な史跡整備はなかなかないですね。

夏休みの旅行先にオススメです。

 そして園内にはハクセキレイが。さすが南部氏の拠点(→ハクセキレイは盛岡の鳥)
コメント (2)
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