こんばんは。
ちょっとばかし残業して「今仮に住んでいる場所（一般的には"家"とも言う）」に遅く帰ったら、子供だけでなく、同居人全員が寝ていて、私一人が起きている状況だったkanessy（カネッシー）です。
いや、だから「寂しい」というわけではなくて、心おきなく風呂掃除に集中できたというだけのことです。(^_^;)
湯船がいつもヌルヌルしているんで、そろそろどうにかしてやろうと思っていたところだったので、綺麗に掃除しておきました。
あと、ついでに台所のエアコンの設定温度を26度から、適正温度の20度に変更しておきました。
□東広島バイオマスに「逆風」（2011.2.17中国新聞）
○バイオマスの利活用に関する政策評価＜評価結果及び勧告＞（総務省）
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/39714.html
この資料を見ようと思うだけでクラクラしてきます。
何しろ、報告書のページ数が半端ではありません。
これを全部印刷すると、確実にオフィス系の一般廃棄物が生成され、環境に悪いことになります。(^_^;)
で、以前も書きましたが、廃棄物発電やバイオマス発電などでは、「原材料の安定供給」という面がネックになっており、大型トラックで遠くからゴミや木質チップを運んできて、輸送にかかる費用や環境負荷を考えると、採算面でも環境面でもうまくいっていない例が非常に多い状況です。
資料の372ページから382ページ掲載されている、バイオマスタウンに指定されている市町村を見ると、中国地方の各地を見ただけで、なんとなく、基本的に農林・酪農が盛んそうな場所が手を挙げていることがわかります。
でも、得てしてそういう場所の場合、高級木材の産地で、端材や樹皮すらも、既に余すところなく活用できるような高品質な素材だったり、家畜のし尿のほとんどはたい肥として有効活用されていたりするので、逆に燃料の原材料として使えるようなものは量的に少なく、安定供給に問題があることが多いと聞いています。
食品廃棄物の資源化についても悩ましいところで、本来であれば食品廃棄物の「排出抑制」が目指すべき方向で、安定供給が第一目標になって、手段であるはずの資源化が目的化するような気がしないでもありません。
そもそも、食品廃棄物や建築廃材が大量に発生するのは、人がたくさん住んでいる大都市だったりします。
バイオマス発電施設等も、結局、トラックで大都市から運んできた「原材料」を燃料に使っていたりして、立地する場所はここで良かったのかよくわからない状況だと思います。
東広島市の実情として、家畜のし尿や食品廃棄物を原材料として安定調達が可能な状況なのか、私もよくわかりませんが、「バイオマスタウンを全国で300か所程度（あと残り14で達成）」という数値目標に乗っかって、とりあえず、地方自治体にありがちな「横並び意識」で手を挙げてしまったんだったら、もう一度考え直してみるのも一つの手かなと思います。
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Kanessy's blog
広島県内からぐだぐだと発信するkanessy（カネッシー）の徒然日記です。
道路の話題、特に「広島中央フライトロード空港大橋」の定点観測がメインです。
Website：Rock'n Road[http://www4.ocn.ne.jp/~kanessy/]
(c) 2005-2011 Kanessy All Rights Reserved.
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ちょっとばかし残業して「今仮に住んでいる場所（一般的には"家"とも言う）」に遅く帰ったら、子供だけでなく、同居人全員が寝ていて、私一人が起きている状況だったkanessy（カネッシー）です。
いや、だから「寂しい」というわけではなくて、心おきなく風呂掃除に集中できたというだけのことです。(^_^;)
湯船がいつもヌルヌルしているんで、そろそろどうにかしてやろうと思っていたところだったので、綺麗に掃除しておきました。
あと、ついでに台所のエアコンの設定温度を26度から、適正温度の20度に変更しておきました。
□東広島バイオマスに「逆風」（2011.2.17中国新聞）
生ごみや間伐材を燃料などに再生するバイオマス（生物資源）について、全市的な利活用計画を立てた東広島市が、思わぬ「逆風」に困惑している。総務省が全国各地の先行事業で効率の悪さなどを指摘し、農林水産省など関係６省に改善を勧告したため。施設整備などの補助金が減らされる懸念もある。
市の「バイオマスタウン構想」では、堆肥利用だけだった家畜のし尿からメタンガスを抽出。ゴルフ場や公園の草木からエタノールを作り、食品廃棄物も資源化する計画だ。
石油など化石燃料への依存度を下げ、ごみも減量化する狙い。新産業の創出も期待する。市内の広島大や産業技術総合研究所中国センター、酒類総合研究所などの研究機関と連携を進める考えだ。
市の構想発表は１５日。市議会市民経済委員会で「環境先進都市の位置付けを明確にし、企業進出も期待できる」と強調した。委員会後、総務省の改善勧告のニュースが伝わった。
総務省行政評価局の調査対象は、国が２００３～０８年度に実施したバイオマス関連の２１４事業。地球温暖化防止などで、期待する効果が出ている事業は「皆無」と判定し、経済産業、環境省などに改善勧告をした。
総務省の政策評価書は、計画段階の検討が不十分、事業投資後の検証を怠っているなどの例を指摘。事業が不調な事例として挙げた食品廃棄物の堆肥化施設は、東広島市も構想で同様の取り組みを予定する。
バイオマス関連で国の予算支出は、０８年度までの６年間で計６兆５５００億円。総務省は「税金を使うからには、国民生活や社会経済に影響を与えるぐらいの明確な効果が必要だ」としている。
○バイオマスの利活用に関する政策評価＜評価結果及び勧告＞（総務省）
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/39714.html
この資料を見ようと思うだけでクラクラしてきます。
何しろ、報告書のページ数が半端ではありません。
これを全部印刷すると、確実にオフィス系の一般廃棄物が生成され、環境に悪いことになります。(^_^;)
で、以前も書きましたが、廃棄物発電やバイオマス発電などでは、「原材料の安定供給」という面がネックになっており、大型トラックで遠くからゴミや木質チップを運んできて、輸送にかかる費用や環境負荷を考えると、採算面でも環境面でもうまくいっていない例が非常に多い状況です。
資料の372ページから382ページ掲載されている、バイオマスタウンに指定されている市町村を見ると、中国地方の各地を見ただけで、なんとなく、基本的に農林・酪農が盛んそうな場所が手を挙げていることがわかります。
でも、得てしてそういう場所の場合、高級木材の産地で、端材や樹皮すらも、既に余すところなく活用できるような高品質な素材だったり、家畜のし尿のほとんどはたい肥として有効活用されていたりするので、逆に燃料の原材料として使えるようなものは量的に少なく、安定供給に問題があることが多いと聞いています。
食品廃棄物の資源化についても悩ましいところで、本来であれば食品廃棄物の「排出抑制」が目指すべき方向で、安定供給が第一目標になって、手段であるはずの資源化が目的化するような気がしないでもありません。
そもそも、食品廃棄物や建築廃材が大量に発生するのは、人がたくさん住んでいる大都市だったりします。
バイオマス発電施設等も、結局、トラックで大都市から運んできた「原材料」を燃料に使っていたりして、立地する場所はここで良かったのかよくわからない状況だと思います。
東広島市の実情として、家畜のし尿や食品廃棄物を原材料として安定調達が可能な状況なのか、私もよくわかりませんが、「バイオマスタウンを全国で300か所程度（あと残り14で達成）」という数値目標に乗っかって、とりあえず、地方自治体にありがちな「横並び意識」で手を挙げてしまったんだったら、もう一度考え直してみるのも一つの手かなと思います。
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広島県内からぐだぐだと発信するkanessy（カネッシー）の徒然日記です。
道路の話題、特に「広島中央フライトロード空港大橋」の定点観測がメインです。
Website：Rock'n Road[http://www4.ocn.ne.jp/~kanessy/]
(c) 2005-2011 Kanessy All Rights Reserved.
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