昭和の時代

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代わり番子

2017-06-14 09:04:41 | 日記
 昨日近所の児童公園の草刈りに駆り出されました。
児童公園とは名ばかりで、市道の側50坪程の空き地に遊具が3,4つ置いてあるだけです。
珍しく3人の若いお母さんと4人の子供が遊んでいました。
 御近所では見かけない人たちで、街の方からでも遊びに来ているのでしょう。
遊具を取合う子供の声に、「代わり番子にしようね!」との声が聞こえた。

「代わり番子」という言葉を久し振りに聞きました。
私の小さい頃は子供が多かった所為でしょう、「代わり番子」は良く聞きました。
遊び道具も家の手伝いさえも全て「代わり番子にしようね!」でした。
交互に公平に、だったろうと思います。

 30年程前、米子に住む友人を訪ねた時タタラ遺跡の資料を見る機会がありました。
公民館の小さな資料室で、近所のおじさんが案内してくれました。
溶鉱炉への送風にはふいごを使い(タタラを踏む)、これの作業員を番子と呼んだ。
ふいごが”天秤ふいご”に変わり、番子が左右のフイゴを交互(交代)に踏むようになり
生産量は飛躍的に伸びた。
「代わり番子」の語源は、タタラ(砂鉄の溶解)にあるのでは無いだろうか、私見ですが、
という事でした。馴染みの言葉で興味深く聞いた事があります。

 留守番、火の番、寝ずの番、当番、など番は良く目にします。見張り役、担当者の意味らしい。
が、番子はあまり聞いた事がない、辞書で引くと次の様である。
 番子:雅楽用語  舞人の下役
    :警備に従う下役
    :番太の異称
 番太:江戸時代町村に召し抱えられ火の番や盗人の番に当たった者
番子の呼称の歴史の方が古そうだから、番子の異称が番太、だろう。

 若いお母さんの「代わり番子」を懐かしく、こんな若い人がと、少し驚いて聞いた。
子供の玩具も、テレビも、車でさえも全て自分の物があり「代わり番子」は死語になった。
同時に、「代わり番子」の順番が回って来た時のあの”嬉しさ”も無くなった。

せめて、老いた親の面倒位は「代わり番子」で看て欲しいと思うのだが。これも無理か!



 


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