ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

広島へ行って来ました

2017年03月25日 | 日記

 今日は、俳誌「早苗」の、平成28年度運営委員会で、新幹線に乗って広島へ行って来ました。

 「早苗」とは、俳誌「馬醉木」の僚誌で、分りやすく言えば大会社の傘下にある子会社といったところ…

 少しこの本について紹介してみましょう。

 嘗て山口県豊浦郡(現下関市)で、昭和21年から発行されていた「紙魚」という雑誌を前身にして、昭和25年、水原秋櫻子の命名により「早苗」と改題され、今日まで続いている息の長~い月刊俳句雑誌です。

 発行所を広島市に置き、会員は広島県内は勿論山口県、福岡県、愛媛県へと広くにわる、いわば馬醉木の中国版。

 平成27年8月号が800号となり、その記念の祝賀会を28年1月の新年句会で開催しました。

 今日の議題は、①28年度の事業報告と会計報告②29年度の事業計画と会計予算案③その他と、例年通りにスムーズに終る予定でした。ところが、突然…でもないのですが、役員交替の提議があり(実は私が出したのですが)

 少々渋滞。それは同人会長と会計の交替だったからです。

 平成13年から私が同人会長を引き受けて、早くも15年以上…もうそろそろ変えていただきたいと、昨年から申し出ていたのですが、そのまま引き延ばされて、やっと今日その念願が叶い、肩の荷が下りました。

 結局、会計の方は最終決定に至らず、保留のままに終ってしまいましたが…。

 ところで、昨日嬉しいことがあったんですよ。

 ひょんな事から、「お国自慢ふるさとコンクール」の第11回俳句作品募集が目に留まり、ふるさとを詠んだものなら既発表作品でもよいという条件につられて応募してみました。

 先日発表があったのを忘れていたのですが、有り難くも審査員奨励賞というのを戴き、その賞状と副賞が送られてきたのです。

 エッ!と喜んだのも束の間、よく見ると名前が違っていました。もちろん誤植ですがね。折角の喜びが半減です。

 まあ、なんにしろ人から何か貰うというのは嬉しいもの。その句は、

    ザビエルの布教の井より天道虫

 この句、山口のザビエル記念聖堂での吟行会にて詠んだものです。

 聖堂を正面にして遠くを眺めるような眼差しで、ザビエルは手を井戸に置き布教しています。

 彼は、ヨーロッパから日本に渡来した江戸時代最初の伝道師で、山口にも来てキリスト教を広めたのですよ。

 町の人がよく集まる井戸のまわりで布教活動をしていたらしい。その井戸と像が造られているのです。

 季語は「天道虫」で夏。

 星をもった可愛らしい天道虫がザビエルの見つめる遠い彼方へ、あたかも天への使者かのように飛び去ってゆく…

 ほら、想像してみて下さい。いいでしょう!私の自信作です。(ウソですよ~

 パンフレットからの写真ですのであまりよくありませんが、大体の様子は分るでしょう。

 今度また行ったときにきれいに撮ってきますからね。待っていて下さい。

 

       

       

             


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