ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

「梅雨」の句会

2017年06月17日 | 俳句

 昨日、今日と連続の句会でした。

 昨日は、また新しい仲間が一人増えて気持ちの良い句会でした。その初参加の方がとても緊張して、目をくるくるさせて話を聞いていらっしゃる姿は、こちらまでも力が入って(笑)…なかなか新鮮でいいもんですよ。何歳になっても、新しいことにチャレンジする、その心が若々しい!

 今回の兼題は「梅雨」、もう何の説明もいらない季語ですよね。

 ただこの季語を使うとき、気を付けないといけないことがあります。「梅雨」というのは、陽暦の六月過ぎから約一ヶ月間、雨の降り続く期間をいうので、雨そのものをいう場合は「五月雨(さみだれ)」を使うことが多いんです。だから、「五月晴(さつきばれ)」というのも、「梅雨晴間」と同じ梅雨のただ中の晴れ間をいうのが本来の意味ですが、現今梅雨の前の陽暦五月の晴れをいうのにも使ったりして、一般化しています。でも、それは誤用ですので、皆さん気を付けて下さい。

   梅雨晴れに天にも届く巨大杉

 新人さんの句で、今回の最高点。まあ、この句会は始まってまだ三回目ですし、殆どが初心者ですので、みんなそれほどの差はないのですが…。しかし、その新人さんが先輩を差し置いて高点を取ってしまったというので、恐縮するのもほほえましい!だってもうみんないい年なんですものね。

 「全く初めてなんです」という作者にみんなが「ホント?」と。まあ、確かに初心者の句ですね。まず、この句には切れが欲しい。「梅雨晴れに」は説明臭くなりますので、ここは「梅雨晴や」としたい。ちなみに、俳句では名詞として使うときは送り仮名を省くというのが、我が結社では常識になっていますので。次は「天にも届く」杉であれば、「巨大」まで言わなくても…と言いかけたのですが、これは止めました。だって、せっかく初めて参加して高点を取ったんだから、今日はいい気分のまま帰って貰った方がいいでしょう。だからこの句は、〈梅雨晴や天にも届く巨大杉〉と。

 普通兼題が「梅雨」の場合、それに似ていても別季語として立てられているものは、兼題として認めないのですが、これもあまり厳しくしないで、一応説明はしましたが目をつぶりました。だから、「梅雨晴間」や「梅雨入」「梅雨の雷」「空梅雨」なども出ましたが、みんなOKです。やっぱり俳句は楽しくなくっちゃ…、長続きしませんからね。

 

 この紅い実は、オトギリソウ科の「ヒペリカム」という花の実です。別名「小坊主弟切」。同じ仲間の花には、金糸梅(きんしばい)や未央柳(びようやなぎ)があります。これらは夏の季語になっていますが、ヒペリカムは季語ではありません。何年か前、花屋で花束を作って貰った時、この実が可愛いので、その切り捨てた枝を貰って挿し木し、鉢植えにしたんです。ところが、なかなか花が咲かないし、もちろん実も付かない。それで地植えしたところ、やっと根付いて去年ぐらいからポツポツ花を咲かせ、その後にこのようなカワイイ実が付きました。調べてみたら実をたくさん付ける育て方などもネットに載っていましたので、来年はもっと増やしたいなあ~と思っています。

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