kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ミーティング

2017-04-19 | 陸上競技
火曜日、この日も朝からバタバタ。全くもって余裕がない。それでもやるしかないのですが。

朝練の時にミーティングをすることにしました。今のチームの状態を考えてのミーティング。特別に何かあったわけではないですが。やはり定期的にこちらの考え方を伝えていく必要があると思っています。気になることも幾つかありました。視野が狭くなるというか幅がなくなっているなと感じていました。男女共にある程度成長してきています。気がつくと自分たちのやっていることの「枠」が固まってきている。悪いことではない。しかし、今のままでは他者のマイナス部分しか見えなくなるのかな、と。

「七転八起」と「次善の策」という話から。「七転八起」は転んだら立ち上がれば良いという形で使われます。しかし、単純に転んでいるだけではダメ。何故転んだのか?どうすれば転んだ後に上手く立ち上がれるのか?その辺りのことまで考えないといけない。そのうち上手くいくだろうというアヤフヤな考え方では次も同じように転んでしまう。更には転ぶ事を恐れていたら何も生み出さない。ミスをする事を恐れてはダメ。練習でのミスは次に繋がる。その感覚です。

また「次善の策」は「高い理想」だけでは生きていけないという話。「こうでなければいけない」というガチガチの考え方。これでは息苦しくなります。もちろん理想を追い求めることは必要。しかし、そこだけを求めると余裕がなくなります。その理想に当てはまらないモノはダメだと評価してしまう。完璧を求めすぎるのはしんどいなと。

男子は真面目にやります。声もしっかりと出します。一切で抜かずやり続ける。立派だと思います。この部分と比べると女子は物足りない部分があります。逆に女子は上手く気分転換します。1本走って戻ってくる時に雑談のような話をしながら適当に帰ってきます。私的にはそれはアリだと思っています。走る時には集中して走る。それが出来れば問題はない。

行動の早さ、気配り、雰囲気の明るさ、声出しetc。全ての部分で全員ができないのは当然かなという気はしています。8年くらい前であれば「全員がやる」というのが絶対条件でした。私自身が「幅」がなかった。今はkanaのお陰で自分自身のやり方にも大きな変化を生み出しました。全てはできない。だからこそそれぞれが「お互いの良さ」を認め合いながら足りない部分を補ってもらえばいい。

新入生が入ってくる。その時にどうするか。2年前であれば「全て受け入れる」状態でした。それは出来ないかなと思ってはいます。これまで様々な部分で指導されていない者にいきなり今のうちのスタイルを求めるのはやり過ぎになる。「共通する部分」があればそこを認めていきたい。少しずつ自分達のやり方にも合わせていく。そういう余裕がないといけない。

もちろん、共通項を見つけられないのであればそれは無理。時間を守らない、ルールを守らない、やりたい事しかやらない。こんな状態であれば無理矢理練習させるのは違うなと感じています。寄り添う事ができないのであればそれは誰のためにもなりません。「やりたいからやる」という話にはならない。

選手の成長。それに伴い偏りも出てきます。そこをどうするか。これを投げかけました。伝わるかどうか。こちらはやれる事をやります。分かりにくい事を書いていますね。

とりあえず記録しておきます。

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