かなぶち鍼灸調体堂の「日々是”ラン”修行」な日々

ウルトラ、トレイル&ヴァーティカル!。

脂肪は無用の長物じゃない

2017年03月07日 16時34分46秒 | Weblog
【身体データ】
体重;63.60(63.08)kg、体脂肪率:9.9(9.1)%→除脂肪体重:57.30(57.34)kg
安静時心拍数:70.6拍/分、HRV-Score:92.53


【ラン稽古】
Jog。1時間04分34秒/10.58km→6分06秒/km、平均心拍数:127拍/分(乳酸閾値の81.3%)、679kcal
向かい風がきつく、久々に冷たかった大阪市内でした(涙)。

【食事】
E.A.:48.0(46.1)kcal/kg−除脂肪体重
もう少し摂食量を増やさねば…。

※※※※※※※※※※※※※※※※
標記の件、米国国立衛生研究所(NIH)のニュースレターを転載します。原文はこちら
とかく目の敵にされがちな脂肪ですが、それなりに仕事をしているみたいです。余り関連はないでしょうが、吾輩、体脂肪率が10%を下回ると冬は辛いです。

米国国立衛生研究所 研究レビュー(2017年2月28日)

脂肪細胞と他器官との意思疎通の可能性

【摘要】
①脂肪細胞がマイクロRNAと称される「信号」を血流に放出し、それが他器官の遺伝子を制御していることが
 明らかとなった。
②今回の発見は、肥満や糖尿病といった、代謝に関連する疾患の新しい治療法の開発に繋がる可能性がある。

【本文】
 脂肪細胞の主な役割は、摂取し過ぎたエネルギーを貯蔵することである。また、内分泌物質(ホルモン)等を放出し、それが他の器官や組織(肝臓/膵臓/筋肉など)に働きかけ、代謝を調節する。哺乳類(ヒトも属する)には、主に2種類の脂肪細胞(白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞)が存在する。体脂肪の大半は白色脂肪細胞であるが、その主な役割は過剰に摂取したエネルギーを貯蔵し、また、必要(運動時など)に応じ供用することである。一方、褐色脂肪細胞の主な役割は、体温を維持する為にエネルギーを燃焼させることである。

 幾つかのタイプの細胞(脂肪細胞を含む)は、マイクロRNAと称される微小な遺伝物質を生成する。この、マイクロRNAがどのような作用を果たしているかについては、研究が進められている。様々な疾患(がん/糖尿病/心臓疾患/肥満など)を発症している個体では、 ある種のマイクロRNAが高濃度であるという関係が明らかにされている。

 白色脂肪細胞中のマイクロRNAの量は、加齢と共に減少することが知られている。これは、マイクロRNAの生成に関与する酵素(通称”Dicer=さいの目カッター”)の濃度が低下することが原因である。脂肪細胞/マイクロRNA/代謝間の関係を解明する目的で、Ronald Kahn博士(Joslin糖尿病センター、ハーバード大学医学部)を代表とする研究グループは、マウスの脂肪細胞(白色/褐色)からDicerを除去するとどうなるかを調査した。なお本研究に対しては、米国国立衛生研究所(NIH)傘下の国立糖尿病・消化器病・腎臓病研究所(NIDDK)が資金の一部を提供した。結果はNature誌(2017年2月23日号)で発表された。

 Dicerを生成する遺伝子を除去された脂肪細胞では、マイクロRNAが生成されなくなった。脂肪細胞内にDicerが存在しなくなったマウスは、対照に比べ白色脂肪細胞が減少した。同時に、褐色脂肪細胞の機能は変化し、インスリン抵抗性を獲得した。

 研究グループは、マウスの血中マイクロRNA濃度を測定した(なお、マイクロRNAの大半は、エキソゾームという、液体で満たされた小さな液嚢に存在する)。Dicerを除去されたマウスでは、マイクロRNAの濃度が有意に低かった。具体的には、88%のマウスでは4倍以上減少した。また、エキソゾーム外を循環する血液中のマイクロRNA濃度についても、Dicerを除去されたマウスでは低かった。

 脂肪異栄養症の患者(脂肪組織が全身性若しくは局所性に減少/消失する疾患)では、エキソゾームのマイクロRNA濃度が低いという現象が見られる。上記の調査結果は、エキソゾームのマイクロRNAの主な生成源が脂肪組織ということを示唆している。 

 次に研究グループは、脂肪組織のDicerを除去されたマウスに、正常なマウスの脂肪細胞を移植した。すると、マイクロRNA濃度は、少なくとも正常なマウスの半分以上に回復した。また、褐色脂肪細胞のみを移植されたマウスでは、グルコース代謝が向上した。

 次に研究グループは、脂肪組織が放出するマイクロRNAが他の組織に何らかの影響を及ぼしうるかを調査した。一連の実験を通じ、他の個体から移植したマイクロRNAが肝臓での遺伝子発現を調整する可能性が示された。

 以上の結果をまとめると、一連の実験を通じ、脂肪組織で生成されたマイクロRNAが、代謝を始め体内での遺伝子発現を調節している可能性が示唆された。

By Tianna Hicklin, Ph.D.

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« Luna Sandalsは新モデルへの... | トップ | 三寒四温、とは言え… »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事