植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢城の石垣巡り。(No.3)城内ルート

2011-09-13 05:01:34 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その6(No.86)

金沢城の石垣巡り。(No.3)城内ルート

4)二の丸北面石垣
  この付近の石垣は、形や大きさをそろえた割石
 が積まれている。「打ちこみハギ」の中でも、最
 も完成されたものといわれており、加賀藩の石垣
 技術者、後藤彦三郎は「城内でも指折りの石垣」
 とほめたたえています。
  石垣の上には、二の丸表能舞台の楽屋に使われ
 た長屋が立てられていた。
  ・創建:寛永8年(1631)頃
  ・現状:貫文8年(1668)改修時の姿を残す



5)土橋門石垣
  前(東側)の石垣は、後(西側)の石垣とあわ
 せ、土橋門の土台になっていた。いずれも「切り
 込みハギ」の技法が用いられています。前の石垣
 に組み込まれた六角形の石(亀甲石)は、水に親
 しむ亀を表したもので、防火の願いが込められて
 います。
  ・創建:寛永8年(1631)頃
  ・現状:前(東側)は享和(1801-03)改修時
      後(西側)は寛文5年(1665)の姿を残す



6)数寄屋敷石垣
  この付近は数寄屋といわれ、藩主の側室たちの
 住まいがあったところです。
  石積みの技法は、石の表面を長方形に仕上げた
 「切り込みハギ」で、刻印が見られる右側の石垣
 は創建時のものです。表面がきれいに整えられて
 縁取りのある左側の石垣は、文化5年に改修された
 ものです。刻印は、石を切り出す時の作業分担な
 どを示すために付けられたものといわれとます。
  ・創建:寛永8年(1631)頃
  ・現状:寛永から文化(1804-17)までの各時期の
   姿を残す。

参考資料:
 ほっといしかわ「金沢城の石垣巡り」より