GHQの日本人に対する偏見と蔑視、差別意識が漂う憲法前文「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を」

2017-05-06 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

2017.5.6 05:03更新
【産経抄】憲法前文は日本国は日本人の命を守るつもりはなく、諸外国に委ねる「奴隷国家宣言」だ 5月6日
 ついに安倍晋三首相が、平成32年を「新しい憲法が施行される年にしたい」と明言し、憲法9条に自衛隊の存在を明記した条文追加による憲法改正を行う考えを表明した。事の成否は最終的に国民の判断次第だが、ともあれ本丸である9条について、具体的な改正方針を提示したことは大きな意義がある。
 ▼国際紛争解決の手段としての武力行使を禁じた9条1項は、世界各国の憲法にあまねく見受けられるいわゆる「平和条項」である。問題なのは「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と定めた2項の方だ。
 ▼素直に読めば、自衛隊の存在は憲法違反だと考える方が自然だろう。憲法学者の約3分の2が、自衛隊は違憲だと判断しているのも不思議ではない。ただ戦力は持たないと書いてあるだけで、それではどうやって国民の生命・財産・自由を守るかについては何ら言及がないのだ。
 ▼この9条2項は、憲法前文の次の言葉と対になっている。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」。日本国は日本人の命を自ら守るつもりはなく、すべて諸外国に委ねるという「奴隷国家宣言」だとも言える。
 ▼あるいは、日本人に戦力を持たせると危険なのでそれは禁止するが、日本人以外の諸国民はみんなまともで信頼できるということか。憲法条文からは、隠しようのない連合国軍総司令部(GHQ)の日本人に対する偏見と蔑視、差別意識が漂う。
 ▼最高法規である憲法が、自衛隊を根無し草状態にしている。憲法と現実の要請との乖離(かいり)を放置したままでは、憲法の空文化はますます進む。まずは、自衛隊をきちんと位置づけることが必要不可欠である。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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憲法9条2項「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」は、ただ戦力を持たないと突き放すばかりで、どうやって国民の生命・財産を守るかの言及はない 2017.5.4
憲法改正に関する首相メッセージ「平和主義の理念を堅持した上で、自衛隊の存在を明文化することが適切」2017/5/3
「憲法9条で平和が守られた。何国人が作ったものであろうと、よいものはよい」という錯誤、思考停止
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