メディアで有名 旅館女将 佐藤奈保美氏 [ 国民の生活が第一]公認に 岩手3区/父親は菅原喜重郎元衆院議員

2012-11-01 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

メディアで有名、旅館女将「生活」公認に…岩手
 次期衆院選で新党「国民の生活が第一」が候補擁立を検討している岩手3区で、岩手県一関市の旅館経営、佐藤奈保美氏(46)が、立候補に向けて来週にも同党に公認申請する意向であることが31日、分かった。
 近く記者会見で正式表明する見通し。同党も前向きな姿勢を示しており、公認する方向で調整に入った。
  関係者によると、佐藤氏はすでに自身の政策集を「生活」に提出している。
  佐藤氏は旧東山町(現一関市)出身で、父親は2001年に引退した菅原喜重郎元衆院議員。菅原氏は、同党の小沢一郎代表(4区)が当時党首だった自由党に所属し、引退後も小沢氏の指名で自由党の県連会長代理に就任した。佐藤氏は菅原氏の公設秘書を務めた経歴を持つ。
  佐藤氏は08年1月に同市厳美町の温泉旅館「かみくら」の経営を始めた。同年6月の岩手・宮城内陸地震で休業に追い込まれたが、半年後に再び開業。こうした経緯が度々マスコミに取り上げられている。
  「生活」関係者は「父親のブランドに加え、旅館経営者としての知名度も期待できる」としている。
  3区には、民主党現職の黄川田徹復興副大臣、自民党新人の橋本英教氏、共産党新人の菊池幸夫氏が立候補を予定している。一関市は3区内の有権者の約4割が集中するほか、小沢氏の支持基盤が強く、各陣営は警戒を強めている。
 (2012年11月1日13時24分 読売新聞)
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佐藤氏が出馬の意向 衆院岩手3区、生活公認検討
岩手日報2012/11/01
 一関市厳美町の旅館経営佐藤奈保美(なおみ)氏(46)は31日、次期衆院選岩手3区に出馬する意向を固めた。近く正式表明する。新党「国民の生活が第一」に公認申請する方向で、同党も前向きに検討するとみられる。
 佐藤氏は同市東山町出身で、同市大東町在住。生活学園短大(現盛岡大短期大学部)卒業後、菅原氏の公設秘書などを経て、2008年に同市厳美町に温泉旅館「祭畤(まつるべ)温泉かみくら」を開業した。
 岩手3区では「生活」が年内の候補者擁立を目指しており、同党関係者によると、佐藤氏を党公認候補として擁立する方向で検討している。
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小沢の恐ろしさ 「国民の生活が第一」衆院選岩手3区に佐藤奈保美氏 ~民主残留 黄川田徹氏に刺客 2012-10-12 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 「生活」が佐藤奈保美氏を擁立へ
IBC NEWS 岩手放送(2012年10月11日 17:17 更新)
 「国民の生活が第一」は次期衆院選の岩手3区に、一関市で温泉旅館を経営する、佐藤奈保美氏を擁立する方針であることがわかりました。
 一関市厳美町の祭畤温泉かみくら社長、佐藤奈保美氏46歳は一関市大東町在住で、自由党などに所属した菅原喜重郎元衆議院議員の二女です。国民の生活が第一は次期衆院選に向け、岩手1区と3区の候補を今月中にも擁立する方針で、3区については岩手・宮城内陸地震で被災し、東日本大震災では避難所生活者の受け入れなどに取り組んだ佐藤氏に白羽の矢を立てました。佐藤氏はIBCの取材に対し、「父が元気なうちに代弁者とならなければ」と意欲を示し、国際競争力の低下など日本の現状の問題点を指摘しています。岩手3区には民主党現職の黄川田徹氏、自民党の新人、橋本英教氏、共産党の新人、菊池幸夫氏が立候補を予定しています。
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<3区>被災地は復興を誰に託す
 9月30日夕、東京に向かう新幹線の車中にいた民主党現職の黄川田徹の携帯電話が鳴った。藤村官房長官からだった。
 「復興担当の副大臣をお願いしたい」
 藤村の打診に、黄川田は「党代表選では(野田首相を支えず)鹿野(道彦前農相)さんを推したが、復興はやらなければならない」と応諾した。
 副大臣就任を受け、事務所は「公務で忙しくなるから」と、平日の予定のキャンセルに追われている。陣営幹部は「被災地で祝福の言葉をかけられた」と、選挙に向けた手応えを語った。
 陸前高田市出身の黄川田は、震災の津波で両親と妻、長男を亡くした。黄川田が自ら家族の被災を口にすることは少ないが、「選挙では一種の『同情票』が集まるだろう」と分析する向きもある。
 黄川田にも不安材料はある。3区内の自治体の多くは、中選挙区時代に新党「国民の生活が第一」代表の小沢一郎が地盤としていた旧岩手2区に含まれる。黄川田の後援会は、小沢の支持基盤を母体としているのだ。「生活」は対抗馬の擁立を検討中で、黄川田周辺は「得票が減るのは覚悟している」と、小沢側の出方をうかがう。
 「一関の経済発展が沿岸の復興につながる」
 こう訴えて一関市内での活動に注力するのが、自民党新人の橋本英教だ。
 橋本は大船渡市の実家が津波で流された。震災直後からボランティアに汗を流し、昨年の県議選では、親しい候補の応援で仮設住宅の支持者回りに集中した。現在は有権者の4割が住む一関市に照準を合わせている。
 次期衆院選は3度目の国政挑戦だが、黄川田と小沢系候補の対立を見越し、「自民党の支持層をしっかり固めれば勝てる」と自信ものぞかせている。
 10月1日午後、一関市内の道路沿いにポスター20枚を貼って歩いた橋本は、通行人に「小沢さんのところが分裂してる今がチャンスです」と頭を下げた。
 一方、共産党新人の菊池幸夫は、経済や外交政策で持論を展開している。
 誰に復興を託すのか。選択の時が近づいている。(敬称略)
(2012年10月5日 読売新聞)
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