谷垣法相、4回目の死刑執行 藤島光雄死刑囚(東京拘)・加賀山領治(大阪拘)死刑囚 2013/12/12 Thu.

2013-12-12 | 死刑/重刑/生命犯

<死刑>2人の刑を執行…政権交代後、4回目
毎日新聞 12月12日(木)10時21分配信
 谷垣禎一法相は12日午前、1986年に山梨・新潟両県で2人を殺害した藤島光雄死刑囚(55)=東京拘置所=と、2000年と08年に大阪市で2人を殺害した加賀山領治死刑囚(63)=大阪拘置所=の2人の死刑を執行したと発表した。昨年12月末の政権交代後では、今年2、4、9月に続く4回目の執行で、今年に入ってからの執行は計8人になった。
  谷垣法相は前回9月12日の執行から約3カ月で執行命令を出したことになる。今回の執行により確定死刑囚は129人となった。
  確定判決によると、藤島死刑囚は86年3月、山梨県笛吹市(旧春日居町)の前妻宅で前妻の伯母(当時73歳)と口論になり、浴槽に押し込んで殺害。5日後、逃走資金を得るため、前妻の知人男性(同26歳)を新潟市内のホテルに呼び出し、金を脅し取って殺害した。
  加賀山死刑囚は00年7月、大阪市中央区の路上で中国人留学生の女性(同24歳)からバッグを奪って刺殺。取り押さえようとした男性(同34歳)にもけがをさせた。08年2月には、大阪市北区の商業用トイレで強盗目的で男性会社員(同30歳)を刺殺した。
  記者会見した谷垣法相は「いずれも誠に身勝手な理由から被害者の尊い人命が奪われた極めて残忍な事案だ。十分な審議を経た上で死刑が確定しており、慎重な検討を加えた上で執行した」と述べた。【伊藤一郎】
 最終更新:12月12日(木)11時30分
 ◎上記事の著作権は[Yahoo!JAPAN ニュース]に帰属します *リンクは来栖
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2人の死刑執行 第2次安倍政権で計8人 数カ月おき定期執行の姿勢鮮明に
 谷垣禎一法相は12日、確定死刑囚2人の刑を執行したと発表した。執行は9月12日以来で、第2次安倍政権で4回目、計8人となった。法相が命令した。数カ月おきに定期執行する政府の姿勢が鮮明になった。
 執行されたのは、山梨県と新潟県で1986年に起きた連続殺人事件の藤島光雄死刑囚(55)=東京拘置所=と、大阪市で起きた中国人留学生ら2人殺害事件の加賀山領治死刑囚(63)=大阪拘置所。
 確定判決によると、藤島死刑囚は前妻との再会を妨害されないようにするため86年3月6日、前妻の伯母=当時(73)=の手足を縛り、水を張った浴槽に沈めて殺害、遺体を床下に隠した。
 また同月11日には、前妻と共謀し、前妻の元交際相手=当時(26)=を同じ方法で殺害した。殺人や死体遺棄などの罪で死刑判決が確定した。
 加賀山死刑囚は2000年7月、大阪市中央区の路上で中国人の女子留学生=当時(24)=のバッグを奪い、ナイフで腹や胸を刺して殺害。08年2月には、同市北区の商業施設のトイレで神戸市の男性会社員=同(30)=に金を要求して断られ、胸などを刺して殺害した。強盗殺人などの罪で死刑が確定した。
 谷垣法相はこれまで、死刑制度について「被害者や多くの国民の感情から見ると支持されている。見直しは特段必要だと思っていない」との見解を示している。
 法相は就任から約2カ月後の今年2月、奈良県の小1女児誘拐殺人事件(2004年)の小林薫死刑囚、茨城県土浦市の連続殺傷事件(08年)の金川真大死刑囚ら3人の執行を命令。
 4月には暴力団幹部2人を射殺した元暴力団組長ら2人の、9月には横浜・中華街の料理店主を射殺し現金を奪った熊谷徳久死刑囚の刑が執行されている。  
 [ 2013年12月12日 10:15 ]
 ◎上記事の著作権は[スポニチアネックス]に帰属します
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
<死刑2人執行>確定からの期間に大差
 毎日新聞 12月12日(木)12時50分配信
 12日に刑が執行された藤島光雄死刑囚(55)は死刑確定から執行までの期間が18年半、加賀山領治死刑囚(63)は1年4カ月で、大きな差があった。この点について谷垣禎一法相は記者会見で「期間の長短はさまざまな経緯がある。事務方に十分記録を精査してもらい、私自身も今執行すべきだと判断した」と述べるにとどめた。
*選定基準、不明確なまま
 法務省刑事局によると、129人の確定死刑囚のうち再審請求中は85人、恩赦出願中は26人。再審請求中の執行は回避される傾向がある。共犯者の刑が確定していないオウム真理教事件の死刑囚らも当面、執行はないとみられ、死刑確定順に執行されるわけではない。
  一方で、執行対象者がどんな基準で決まっているのか、十分な情報は公開されていない。今年執行された中には、罪を悔い改めるような短歌を作っていた加賀山死刑囚のようなケースもあれば、拘置所からの脱走を企てた熊谷徳久死刑囚(今年9月に執行)のようなケースもあった。
  被害者や遺族からは「なぜ自分の事件ではいつまでも死刑が執行されないのか。不公平だ」といった不満も聞かれる。【伊藤一郎】
 ◎上記事の著作権は[毎日新聞]に帰属します 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
死刑2人執行:加賀山死刑囚、悔いる短歌も
 毎日新聞 2013年12月12日 11時38分(最終更新 12月12日 15時14分)
 12日に刑を執行された加賀山領治死刑囚(63)は2011年に死刑廃止団体などが実施した「死刑囚表現展」に短編小説「昭和の子守唄」を応募。昨年の同展にも短歌5首を応募していた。
 「現世では孝行できぬ身となりて 病みたる母に詫(わ)びるすべなし」と母を思う歌や、「還暦を祝ってくれる人もなく 孤独な我に便りまい込む」と拘置所での孤独な生活ぶりを吐露する作品もあった。また「一日を座禅で過ごす僧まねて 形だけでもにわか禅師に」と罪を悔い改めるために祈る姿もうかがわれた。【伊藤一郎】
 ◎上記事の著作権は[毎日新聞]に帰属します
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2人死刑執行 安倍政権で8人に
 NHK NEWS WEB 12月12日 9時50分
 法務省によりますと、12日午前、死刑囚2人の死刑が執行されました。
 安倍政権で死刑が執行されたのは、ことし9月以来4回目で、合わせて8人となりました。
*死刑執行は去年上回る
 死刑が執行されたのはことしに入ってから合わせて8人となり、去年を上回っています。
 死刑の執行はおととしは一度もありませんでしたが、去年は7人に対して執行されました。
 また、ことしはこれまでに、平成16年に奈良市で小学1年生の女の子を下校途中に連れ去って殺害した罪に問われた死刑囚や、平成20年に茨城県のJR常磐線荒川沖駅で通行人などを包丁やナイフで斬りつけ1人を殺害し7人にけがをさせる罪に問われた死刑囚など、6人に対して死刑が執行されていました。
 今回の死刑執行はことし4回目で、執行された死刑囚の数は合わせて8人と去年よりも多くなりました。
法務省によりますと、ことし9月現在で全国の拘置所にいる死刑囚は、およそ130人となっています。
 ◎上記事の著作権は[NHK NEWS WEB]に帰属します *リンクは来栖
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
谷垣法相、回目の死刑執行 横浜中華料理店主殺害事件 熊谷徳久死刑囚(東京拘置所) 2013/9/12Thu. 2013-09-12 | 死刑/重刑/生命犯 問題 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
谷垣法相、回目の死刑執行 前回から2か月で 宮城吉英死刑囚・浜崎勝次死刑囚 2013/4/26 Fri. 2013-04-26 | 死刑/重刑/生命犯 問題 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
谷垣法相の命令により 死刑執行 小林薫(奈良女児誘拐殺害)・金川真大(荒川沖駅)・加納恵喜の3死刑囚 2013-02-21 | 死刑/重刑/生命犯 問題 
...............


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。