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脳を活性化

2017-01-30 15:23:47 | 読書
唯川さんの著書で、頭の中を柔らかくしたら
警察ものがスリルあって面白い一冊に取り掛かりました。
リサイクル本を買うようになって、すっかり図書館は縁遠くなり
いつでも読めると思って、読み進むペースも乱れがちでしたが
それでも、近くの店へ買い物に行くとついつい立ち寄り
すっきりしていた棚も、再び埋まってゆくという有様で
ホントにまぁ、懲りないですねぇ~(笑)



横山秀夫さん「深追い」

アルファベットになっている、県や街がどこなのか
話の舞台を想像するのも、また一つの楽しみな横山作品ですが
今回は、三ツ鐘署とハッキリ書かれてて、ちょっと珍しいかなと
勿論、架空の街(町)だとは思うけれど、枯れきった私の頭でも
吹き出しで絵が出てくるような感じがするのが不思議
その、三ツ鐘署の署員が関わる7つの短編集

「深追い」
ある日、交通事故係主任の秋葉は、事故死を扱ったが
亡くなった男の妻は、自分が嘗て思いを寄せていた同級生の明子だった
彼は、現場に残されたポケベルを返せないまま、思いを募らせてゆく
夫が亡くなった後も、メールを打ち続ける彼女に秋葉は・・・

「又聞き」
刑事課、鑑識係の三枝は、子供の頃、海で溺れ命を救われた
その彼を救う事で亡くなった小西宅に、母から促され命日の日は訪問していた
そんなある日、事故を扱った記事に掲載された写真を眺め、ふと疑問を思う
彼を助けた数時間前に撮ったと言う、掲載が余りにも早い・・・

「引き継ぎ」
盗犯一係の主任の尾花は、思うように手柄を得られずにいた
まさに「既届盗犯等検挙推進月間」課ごとで検挙数を争っていた事もあり
彼は出所したばかりの野々村に焦点を絞るが、父親から引き継いでいた
ノートを手がかりに、引退したとされる空き巣、岩政も同時に追う

「訳あり」
退官する巡査長の再就職先を、警務係長の滝沢は悩んでいた
そんな時、キャリアの捜査二課長の女性問題というタレコミが齎された
キャリアである彼の不祥事を旨く処理できれば悩みが消えるかも
淡い期待をもって、滝沢は張り込みを始めた・・・

「締め出し」
少年係の三田村は、不良グループを取り調べている時
パチンコ店の両替所で女性が殺されるという強盗殺人事件が発生
それを聞いたメンバーの一人が「ウラベ」と呟いたのを耳にする
その言葉を手掛かりに事件を解決すれば刑事課に・・・

「仕返し」
時おり、署に現れていたホームレスのポンちゃんが公園で亡くなった
不信感を感じた的場は、当日関わったと思われる署員を調べてゆくうち
深夜の公園で、車のドアを閉める音が3回聞こえたという情報が入る
署員の一人、警備課長の息子と自分の息子には因縁が・・・

「人ごと」
会計課の西脇は、花を育てるのが得意で、草花博士と呼ばれていた
ある日、小銭入れの落し物に花屋の会員証があった事で持ち主と知り合う
質素な暮らしかと思いきや、その老人は高級マンションで花に囲まれていた
娘達とは疎遠な一人暮らし、西脇は気がかりで仕方ない・・・

人の数だけある人間模様、長さや深さは違うけれど
男と女、地位や職種に関わらず、生きてる限り描かれるドラマ
誰もが人に関わることで、色んなものを得て、色んなものを捨てて
色んな思いをするけれど、良くも悪くもそれが人生、己の歴史となる
な~んて、文字にすると、えらくカッコよく並べてしまってますネ(笑)
警察の人だって、真面目人間ばかりじゃないし、ある意味人間臭いかも
お話の中には、うっそ~とか、え~とか、モヤモヤ~っとするのもある
スッキリもあるし、ほっこりもあるけど、一つ一つを読み解いて
色々考えることが脳の活性化、ミステリーもまた有意義な時間?
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