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為になる一冊

2017-02-23 16:26:56 | 読書
お久しぶりっこ、真保裕一さん

ここんとこ、横山作品にどっぷりって感じなんですが
企業物が多く、ハードボイルドな彼の作品も大好きです
これは、政治という分野、選挙に関する話しが主軸となってます
争い事は避けるタイプ、お任せで平々凡々に生きたい私なので
政治腐敗に愚痴は言っても、行動を起こす事などしませんから
あれこれ意見を言う資格もない、そもそも詳しくも無い
選挙が何たるかを知るには、為になる一冊かなと。

「自らの一票を無駄にしている国民に
政治を批判する権利などない、まずは意思表示を」だなんて言葉
耳の痛い人も多いのでは?私は、欠かしてませんよ、一応ネ(笑)



 「ダイスをころがせ」

新聞記者を辞め、衆議院に立候補すると言う天地達彦
その、彼の書いた記事がもとで、商社を辞めた、駒井健一郎
二人は、故郷の静岡で、学生時代を共に過ごした旧友

彼等は、一人の女性を巡る確執も引きずっていて
失職の要因、都市開発に潜む問題も抱えたままだが
彼の熱心な誘いに、駒井は秘書として選挙戦を闘うことを決意
地盤看板もなく金もない彼が、果たして勝てるのか

彼が選んだのは、静岡十区、故郷の秋浦市
自分の一票で何が変わる、そういう思いが示す低い投票率
その一票が、いかに重く貴重か、その無関心を取り払って見せる
彼の熱意に打たれた旧友や嘗ての部活の仲間がボランティアをかってでる
無党派には出ない交付金、あるのは、なけなしの貯金のみ
しかし、選挙に関わるお金の出入りをネット公開することで
自らの姿勢を示すべく、節約選挙をスタートさせる

無関心な人々の目を覚ますことこそ第一歩
街頭演説から始めるも、無関心、妨害、そこには様々な試練が

フィクションなんだけど、実在の政党も出てきて
今も名を連ねる、政治家さんも、な~んかリアルですよネ
だから、小説ではあっても、別な意味で興味深く読めましたし
それにしても、ポスター一つとっても、やたら細かな規則があったり
公示前と後と、それも違うんですネ、当たり前なんでしょうけど
政党に属していないと、ホントに大変なんだってことも理解できました
体力気力だけじゃ、成り立たない世界、人脈も大きいですね~
選挙を笑えません、面白いなんて簡単には言えないかな
無党派で孤軍奮闘してる方々への見方が少し変わったかも。

還暦を幾つも過ぎて今さらですが、勉強させて頂きました。
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