2007年に始まった「21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク」も
今年で5回目になりました。
4月1日にソウルをスタートし、5月22日に東京にゴールします。
ソウルから釜山まで歩き、釜山からは高速船で対馬・壱岐により、博多からは
貸し切りバスで朝鮮通信使ゆかりの地、下蒲刈(広島・呉)、鞆の浦(広島・福山)、
牛窓(岡山・瀬戸内)をめぐり、大阪からは再び歩いて東京に向かいます。
昔の朝鮮通信使は釜山から大阪までは船で移動しました。
今回のソウル・スタート時の日本隊ウオーカー(在日の韓国人3人を含む)の
平均年齢は69才、歩くスピードがやや遅くなり、日程を2日間伸ばし、52日間
にしました。
今年は日韓国交正常化50周年の節目の年にあたります。
その昔日本が韓国を併合する不幸な過去がありましたが、さかのぼると
260年の間、友好と平和の長い時代があったのです。
そのシンボルが江戸時代に12回来日した朝鮮通信使でした。
鎖国と言われた時代、朝鮮とは実は国交があったのです。
「通信」とは両国が信(よしみ)を通わす、平和外交を表わします。
500人近い朝鮮の使節団が1年近くかけてソウルから江戸を往復しました。
私たちは先人の足跡を再現することで「善隣友好」を今に甦らせたいと2年に1度、
朝鮮通信使がたどった道(ソウル~東京、2000キロ)を歩いて、
日韓の草の根交流を行っています。日本人、韓国人、在日韓国人で編成する
「21世紀の朝鮮通信使」友情ウォークです。
皆さんもどこかでデイリーウオーカーとして参加しませんか。
大阪からは毎朝スタート場所までおいでいただけば、参加できます。
問い合わせ先 「21世紀の朝鮮通信使友情ウオークの会」
E-mail 【su-nakamura@sb.dcns.ne.jp】
電話 090-9677-7229
(事務局長・中村進=歩行中はかかりにくいとがあります)
「ホットな釜山」のブログしてますが、今年は釜山の「カルメッキル」と連携してされると聞いています。
応援しますね。