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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

朝練で障害、馬がいいほうに変わっててビックリ

2016-05-19 21:18:12 | 馬が好き
乗馬、朝練に行く。
どうでもいいけど、3週前に修理に出してた長靴が直ってきた。よし、気合い入れてくか。
私としては、チャップスで乗ってるときのほうが、ゆるい感じでいいんだけど。
それはいいとして、試合直前に、朝練含めた集中特訓をするのは、技術的には今さらどうこう変わるものでもなし、メンタル面のほうが大きい。
ふだんは、馬と遊ぶ感覚でリラックスしにきてるようなとこ多いんだけど、試合を意識して連日で数重ねて乗ってくと、アドレナリンが出るだか交感神経がはたらくだか知んないけど、そんな乗馬になってくる。
たとえば苦手な馬にあたっても、今日こそ乗りこなしてやるぜ、みたいな気持ちが湧いてくる。ふだん、そんなこと、絶対ないんだけど。

きょうの馬は、リッヒーライアン。「乗らないとカワイイ馬」が、私の評価。
はい、ぢゃあ馬装したら馬場へ。
まわりの人に(リッヒーって我々の乗馬練習に)「しばらく出てなかった」と言われる。ん、そうか、もしかして、ピットインしてチューニングされてたか。
手綱伸ばしたまま常歩、脚ポンに反応して前に出る、ホメる。
あと10分くらいで障害やると言われて、ウォーミングアップ急ぐ。
速歩、大きい反撞、遅れないで前に軽速歩してく。
輪乗りでやる、馬の顔が外向かないように。内の脚つかって外の手綱でまわる意識。
右手前のほうが、前というより上にあがってくるような感じかな、ストライド狭いかも。どっちの手前が駈歩出ないんだっけ?
速歩の輪乗りで、脚への反応、詰めてかえしてあげるやりとりを確かめる。
輪乗りで駈歩、すごく軽く出る、うれしいのでホメる。
手前替えて右手前、問題なし、ちゃんと内も向いてる、ホメる。
「脚に反応して前に出るか確かめる」と言われて、ドンと使う、一所懸命前に出る感がある、ホメる。
あれぇ、この馬でこんなにラクに駈歩できたことあったけぇ? なんか楽しいので、動いてくれるたび、ホメる。
広いとこへ出してって、すこし歩度を伸ばす。ついつい馬の背中をグイグイ圧しちゃいがちなので、動き出したらツーポイントしてみて、軽く乗るつもりで。
「馬は動いてるので、こんど少しおさえてみて、そこで力を入れずに」ということで、駈歩殺さないように元気のいいまま歩度詰める。
ああ、いいよ、前なら止まっちゃったかもしれないけど、動いてるままで折り合いついてる気がする。
乗りはじめの速歩のとき、すこしアタマ下がり過ぎかなと思ったけど、駈歩してるうちに自然といい場所に収まってきた気がする。

んぢゃ、障害。きょうは最初からアブミふたつ詰めて乗ってる。
アブミ踏んづけてけよ、俺。長靴のなかでソックスの微妙にすべるのがわかる、ヘンな感覚。
最初、低いクロス、踏切バーつき、駈歩で。
飛ばそうとか踏切あわせようとかぢゃなく、回転も障害向いてからも馬の一定のリズムを保ってこいと。
なんか久しぶりなんで、忘れちゃってる。待てよ、リッヒーって障害飛ぶんだっけ? わかんないまま突入。
障害向いても急いだりしないし、逃げたり止まったりするそぶりもなし、飛んだあともエキサイトしないで真っ直ぐ進む、イイネ、ホメる。
左右の手前で繰り返し。遠くにいるうちから障害の真ん中に対して真っ直ぐのラインに入る。
「飛ぶとき手を前に」、遠く前方を見て、馬の動きについてくように肩肘の力ぬいて、拳ゆずる、コンタクトなくさないように、ムダに当てないように。
障害を垂直に変えて、繰り返し。助走が一定のペース保ててると思う、いいよ、リッヒーライアン。
回転したとこで馬が内に傾いてる感じがするんで、障害に向かう直線上で馬を真っ直ぐにするようにだけ注意する。左右のバランス均等のシンプルな駈歩がしたい。
んぢゃ、単発のオクサー。私はオクサー苦手で、よく先飛びやらかすんだけど、低いんで大丈夫だろう。
ふつうに駈歩、ふつうに飛ぶ。馬は問題ないけど、やっぱ人間の動きが硬いかな。
ぢゃあ、最後は、まっすぐのライン上の垂直からオクサー。あいだ7歩? 気にしないで行こうっと。
「ひとつめ飛んだあと、弱ければ前に出して、2個目に向かう。遠くから飛んだりして前に倒れてたりしたら、馬を起こしてから2個目に向かう」
ということで、たぶん私の場合は人間がバランス崩してるだろうから、飛んだあとの2歩で身体起こして馬とのコンタクトしっかりと、と考えてスタートする。
垂直飛ぶ、1・2で戻ったつもりになって、3・4、1・2、あ、ちょっと近い? サーン!でオクサー飛ぶ。馬におんぶにだっこ。
2回目、垂直飛ぶ、そのあとの3,4歩でギュッと手綱握る、あれ?逆だ、私の恐れてた惰性でスピード上げて走ったりってことはしてないぞ、むしろ前に出してかなきゃ。
微妙にブレーキかけちゃったせいで、ちょっと遠いか? 最後の一歩ので馬が下を覗きこむようなカッコになったけど、フワーッと飛越。人が遅れる、手を前に出せず。
うまく飛べなかったけど、とりあえず、おわり。

リッヒーライアンが安定した走行してくれていて、人からの次の指示を待ってる状態だったんで、とても楽しく乗れた。
こんな楽しい乗馬、ひさしぶりだな。乗り替わったあと、誰彼となく「リッヒー、いいよー」と宣伝してまわる。
見てたひとから、傍から見てても楽しそうに見えた、と言われて、あーそんな乗馬できてよかったと思った。


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