神奈川絵美の「えみごのみ」

着物お気楽話、日々の出来事、思いなど

十月に藤の花 - 芸術祭大歌舞伎 夜の部 -

2016-10-15 22:00:10 | 着物deオフタイム
10月はスケジュールが流動的で
歌舞伎の予定は入れていなかったのだけれど
-チケットが一枚、余ってしまって-と
着物友から連絡が入り、

「襲名口上と、玉三郎さんの藤娘が観られるわよ

とのお言葉に惹かれ、急きょ出かけることに。


ご存知、成駒屋さんの襲名披露公演、夜の部です!


着て行ったのは……

今回は藤娘に因んで、
十月だけれど藤の小紋を。
松や笹(竹)、菊の柄も入っているので、お祝いにも
向いているかなと思って。

帯は藤田織物さんの芽生え帯。
“ぷちぷち”もすべて、織で表現されています。
帯締めは、今回初披露の、平井組紐さんの定式幕柄。

歌舞伎の定式幕に使われている色が
向かって右側に組み込まれているのです。

久々に、後姿の全アップ。



さて、歌舞伎座には……



5人が集まりました!

みなさん、秋らしい装い。


お声掛けくださった、“歌舞伎座の主”Yさんは

綴れの帯と、道明の帯締めの色合いがぴったりで惚れ惚れ

舞台をバックに撮っていただきました。


お隣のOさんは

控えめなゴールドベージュの光沢が
何ともラグジュアリーな綾織の黄八丈をお召しに。

因みに、バックの祝幕は

世界的に活躍中のデザイナー、佐藤可士和さんの手によるもの。


幕間には、海鮮丼をいただきました

-----------------

さて、演目の方は

まずは曽我物の「外郎売(ういろううり)」
こちらが、期待以上に晴れやかで楽しく、素敵な舞台でした!
松緑さんの曽我五郎も、威勢よくやんちゃで魅力的でしたが
今回は特に、亀三郎さんの十郎に終盤、心を持っていかれました
きりっとしていながらスマート、知的
そして何と言ってもあの声の良さ!
以前から好きな役者さんの一人ではありましたが、
観ていて実に清々しく、
松緑さんとの五郎十郎コンビ、とっても好印象

そして七之助さん、児太郎さんの綺麗どころももう本当に美しくて
オペラグラスが手放せませんでした(笑)。

続く襲名口上は、
キッチーさん、歌六さん、玉さま、菊五郎さん……と
錚々たる顔ぶれに
菊之助さん、松緑さん、七之助さんといった若手もフレッシュで
舞台全体、華があり。
報道でも言われていましたが、この日もやはり菊五郎さんが
例の件をいじって、客席を笑わせていました。
また、「神谷町の兄さん(先代)が競馬やマージャン好きで…」とか
「教えてもらって…」という口上も複数聞かれて、面白かったです。


そして、八代目芝翫さんが主役で親子共演の
「熊谷陣屋」

……私、好きではない演目といいながら、
文楽、歌舞伎と合わせてもう、5回くらい観ている
役者さんたちは素晴らしかったのですが、
どちらかというと、舞台そのものよりも
文楽との違いがわかるようになってきて、それを楽しんだような。
歌舞伎の方が、役者さんの“見せ場”が強調されて、
筋にメリハリがありますよね。
その反面、前知識がないと話がわかりにくい。


最後の、玉三郎さんオンステージ「藤娘」
夢の中の世界を観ているようで。
赤、黄色、そして藤色の着物の早変わりに
優美な所作。指先にまで色気が漂います。
おこがましいですが、こうした踊りを観ると、
私も小さいころから踊りを習っていたら……なんて
思ってしまいます。

舞台の写真は公式サイトにありますので、ご覧になってみてくださいね。
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6 コメント

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Unknown (香子)
2016-10-16 17:28:17
わぁ〜い、ワタシは今週観に行ってきま〜す (^0^)/
また通しなのですが楽しみです♪
袷の帯付きで丁度いい気候になりましたね。
あ、でも薄羽織は活躍中です。
いい1日でしたね (K@ブラックジャック)
2016-10-16 19:53:34
定式幕帯締めいいですねぇ。
歌舞伎に行くのに締めるとウキウキする感じ。
演目や歌舞伎にちなんだ着物・帯・小物が楽しめるのっていいですよね。

海鮮丼がすごく豪華!とてもおいしそう~。

演目も豪華でしたね。
私、外郎売一度見に行ってみたいんですよね。
今月毎週出かけまくりでなかなか見に行く機会がなくて・・。
私のmixi見て頂けるとわかると思うのですが、
今年あんまり着物を着ていないのを今月取り返すかの如く
毎週着まくっています(笑)
負けている・・ (こむぎ)
2016-10-16 20:20:58
歌舞伎座、行かれたのですね。襲名興行ですので、きっといつも以上に華やかだった事と思います。(皆様の着姿も素敵ですね♪)

「藤娘」をまだ見たことがない(しかも玉様!)ので、とっても羨ましいです。

私事ですが、初めての歌舞伎鑑賞が、玉三郎丈と仁左衛門丈(まだ孝夫さんでした)の舞台で、玉三郎丈の美しさに圧倒され、女として完全に負けている・・と深く衝撃を受けたのを覚えております(^^;)
香子さんへ (神奈川絵美)
2016-10-16 22:14:33
こんにちは
おおー通しなのですね!
夜の部、良かったですよー特に外郎売り。
例の家紋といい、きれいどころといい、色彩もビビッドで
晴れ晴れします。亀三郎さん素敵でした

ようやく、着物が快適な気候になりましたよね。
今日は私、オペラだったのですが、単衣の大島に
しちゃいました
K@ブラックジャックさんへ (神奈川絵美)
2016-10-16 22:18:59
こんにちは
ミクシィ、最近ご無沙汰しているので、
この後見に行きますね~
着物が心地よい季節、どんどん着ちゃいましょう

この帯締め、ようやく出番があって
良かったです。洒落っ気があって、
話の種にもなるので、もっと活躍させたいなあ…。

外郎売はおかしな早口言葉あり、
ちょっとしたアドリブも今回はあったりして
シンプルで爽快、華やかでいいですよ~おススメ
こむぎさんへ (神奈川絵美)
2016-10-16 22:21:42
こんにちは
いやもう、玉さまの藤娘は、まさに藤の精。
(私と)同じ人間とは思えません
あのしなやかな手つき、体つき、
御歳を感じさせない瑞々しさ、、、私もわが身を
振り返り、反省しちゃいます。。。

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