さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの沖出し

2017-06-16 09:46:52 | 魚類生産
昨日はマダイの沖出し(移送)でした。

担当職員は午前0時から準備をし、
その他のスタッフも4時に出勤。

集まったら黙々と準備を進めていきます。



トラックにダンベを積んで、酸素チューブをセット。
マダイはすぐ酸欠になってしまうため、とても大事な作業です。

その間に、海上作業班は小網代に移動して、
移送用の筏の準備。

同時進行で水槽の水位を下げ、水槽内での作業に備えます。



トラックを水槽の横につけて、ダンベに水を入れていると
海上班が帰ってきました。

時刻は5時。
水位も下がり、いよいよ移送作業開始です。


水槽内にスタッフが入り、マダイを集めるための網を広げます。


この網の中に魚を追い込んでいきます。

浮きのついている部分の下がポケット状になっていて、
最後はそこに魚を集めます。


網を広げる人と魚を追い込む人に分かれて、
稚魚を集めます。


きれいに網の中に入りました。


網の手前を持ち上げて、ポケット部分に魚を集めます。


稚魚を水ごとバケツですくって、水槽の上にいるスタッフに手渡します。


そのままトラック上のダンベの中へ。

この作業を2、3回繰り返して水槽内の稚魚を全て積み込みます。
積み込み終わって出発したのが5時20分。
とてもスムーズです。


トラックが小網代に到着すると、
ダンベをクレーンで吊り上げて、
移動用の筏に移します。


筏の上では、酸素チューブを持ったスタッフがスタンバイ。
酸素は常に欠かせません。


ダンベを乗せ終わると、伝馬船で筏を引っ張って
海上飼育用イカダへ。


イカダには前日準備で生簀網と、鳥避けネットが設置されています。
そこへ、サイフォンの原理を利用して海水ごと稚魚を流し入れていきます。


掃除機のように、グングン稚魚を吸っていきます。


吸われた稚魚は、生簀網の中へ。

こうして、円形水槽1つ分の稚魚の移送が終わります。
かかる時間はおよそ1時間半。

この作業を4回繰り返し、お昼には全ての作業が終了しました。



これから夏までの間、この穏やかな小網代湾でマダイたちが育っていきます。

それまでには成長とともに分槽したり、クロダイも仲間入りしたりして、
海上筏いっぱいに生簀網が張られて、稚魚たちで賑わいます。

放流まで、無事に育ちますように!
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