サザエの出荷準備

今日はサザエ稚貝の出荷準備を行いました。

まずは水槽から稚貝を網ですくい上げて集めます。




人工種苗は殻が白くなります。

放流後もこの部分は残るため、漁獲された大きなサザエの殻の先端を見ると
放流貝かどうかを見分けることができます。




500個ずつ網袋に入れていきます。




今回は200袋以上の大量発注でした。

元気に海に放されますように。

アワビの剥離

3月末からアワビの剥離作業がはじまっています。

剥離とは、波板上から稚貝を剥がして、
網いけす飼育へと移行する作業のことです。



まずは波板を薄いアルコール海水に入れて
麻酔にかけ、カセットを上下に動かして貝を落とします。




落ちた貝はネットの下にあるポケット部に集めます。




集まった貝を回収。




ふるいにかけて、サイズ別に分けます。




100個あたりの重さをはかり、
2000個ずつ網いけすに入れて終了。

この作業が、あと１～２ヶ月続きます。

サザエの出荷

今日はサザエの出荷がありました。

稚貝を回収して、




計量




箱詰め

濡れ布巾を被せて酸素を入れてパッキング。




流れ作業でどんどん出来上がっていきます。

直接、受け取りに来られない場合は
このようにして宅配便で出荷しています。

アワビの選別

今日はアワビの選別を行っています。

まず網いけすからシェルターを取り出して、



薄いアルコールの入った海水中に入れて
稚貝を剥がしやすくします。




すると、軽く手でなぞるだけで貝がシェルターから剥がれていきます。



あっという間に剥がれていく様子がわかるでしょうか。



そして剥がれた貝を回収



回収された稚貝。

今回はメガイアワビです。



サイズ別にふるいにかけて、



計量。




選別後は網いけすに戻し、中間育成が続きます。

アワビの池出し

前回の採苗から数日後、波板に付着したアワビの池出しを行いました。




採苗棟から屋外水槽に移動。




ココでしばらくの間、珪藻を食べて成長します。




池出し5日後、今日のアワビ仔貝です。

殻が徐々に平べったく広がってきました。




ものすごい速さで歩きます。

およそ0.4mmの小さなアワビです。

いっぱい食べて元気に成長しますように。