ブンダバー!ハラショー!じんせい自画自賛

ぱるなすのブログです。ウォーキング中降りてきた啓示をもとに、私訓を「人生自画自賛」と決めました♪

「火曜クラブ」を読んだ

2017年05月15日 | 読書感想記録


昨日、クリスティ文庫の「火曜クラブ」を読了しました。
ミス・マープルもので、しかも短編集なので、1作1作が割と短めで読みやすかったです。
しかもマープルさんが華々しく活躍する前というか、マープルおばさん登場!といった頃の話なので、マープルものを読んでみたいと思われている方はこれを一番に読むといいかもと思いました。

マープルの甥のレイモンドを筆頭に、牧師、元警視総監、画家、弁護士など、さまざまな職業の人たちが、ミス・マープルの家に集ったところから始まります。
ある人の提案で、各自、自分が遭遇したことがあり、かつ真相を知っている過去の事件について、披露しあうことになります。
その謎をみんなで推理しあうということになり、その日が火曜日だったことから「火曜クラブ」と命名。
どの事件も不思議で、不可解なのですが、見事な観察力と推理でマープルが次々と真相をあてていきます。
全部で13本のお話が入っています。

マープルさんは、とにかく、「そのお話によく似た話を知っている」「そんなことをしでかした人と同じような性格の人を知っている」というところから、謎をといていきます。
長く生きているといろんな人間を見るし、人の行動のパターンが見えてくる、というのがマープルの持論。
そこから本当に見事に解決を導き出すのですが、彼女はいつも謙虚に「そういうものなのですよ」「人間がやることなんてだいたい決まっているのですよ」とニコニコ。
ポアロのように、悪を追い詰めていくような颯爽とした謎解きではないのですが、このまったりとした口調と雰囲気で、真実をきちんと分かっていく姿もまた痛快です。

クリスティの入門書としても最適かもしれません。オススメです!

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