ブンダバー!ハラショー!じんせい自画自賛

ぱるなすのブログです。ウォーキング中降りてきた啓示をもとに、私訓を「人生自画自賛」と決めました♪

「秘密機関」「第三の女」を読んだ

2017年03月06日 | 読書感想記録
 

クリスティ文庫30の「第三の女」と、47の「秘密機関」とを読了しました。
どちらも、もう、大変大変大変面白かったので、一気に読み終えてしまいました。
もうなん十冊目になるのか分かりませんが、まだまだ、これでもか!とばかりに面白い作品が出てきて、胸がワクワクしてしまいます。
ああ、読み終えたら私、しばらく読書出来ない体になるかもよ・・・寂しくて魂が抜けるかも(苦笑)。

「第三の女」はポワロもの。
「秘密機関」はトミー&タペンスものでした。

まずは「第三の女」。サードガール。
この作品は何がよかったって、最初から最後までポワロさんが出づっぱりなところ。
私は最後にポワロがちょこっと出てきて謎を解く話より、やはりあれこれ動き回り、考え、振り回され、しかし最終的に敵を追いつめていくポワロを見たいのです!
ポワロさんが大活躍するこの作品は、ポワロファンとして本当に幸せでした。当たりだ、当たり!
のっけから謎の女性がポワロのところにやってきて、「私、人を殺してしまったかもしれないんです」と言い出すのですが、それについて詳しく話を聞こうとしたポワロに「やっぱりいいわ。あなたに言えばなんとかなると思ってウワサを聞いてやってきたけど、あなたはあまりにもお年寄りすぎてちょっと・・」みたいな失礼なことを言って去っていってしまいます(笑)。

がーん!
そして、「ちくしょうちくしょう!」と怒り心頭のポワロ。
が、しかし、我らがポワロは、「年寄り扱い」されたことを怒っているのではない!
肝心の事件が解決されないままでいることが気持ち悪いのです。
しかも、恐らく彼女の持ちこんだものは、本当に殺人の香りが・・・。
そこで独自で調査を始めます。めずらしく、歩き回るポワロが見られます(笑)
そこへ、旧知のオリヴァ夫人も入ってきて、助かるやらややこしいやら(^^;)。
でも、この二人、いい大人のコンビなんですよね。
余計なことをするなよ、危ないことをするなよ、と内心ヒヤヒヤしているポワロがかわいい。
そんなポワロをもてあそぶかのように、「だいじょーぶよ、なんともないわよ、私を誰だと思ってるのよ」と中途半端に首をつっこみ、あやしい男の尾行までしたあげく、頭を殴られ病院に運ばれ、ポワロに怒られるオリヴァ夫人(笑)。
しかし、夫人は不死身です!
入院先からポワロにゲキを飛ばし、ポワロも「やれやれ」と思いつつ、頑張ります。
最終的に、「本当のサードガール(第三の女)」の正体を見破り、悪を追いつめます。

ラストがオリヴァ夫人とポワロの会話なのですが、ここのやりとりが私にはちょっと理解できなかった・・・
どなたか、どういうことなのか教えてください
お医者さんはヒロインを、患者というだけでなく、愛を感じていたのでしょうか?お互いに???
そんな描写があったかな・・・あった気もするけど、ちょっとありきたりすぎてどうかなと思ってたんですが(^^;)。

よくポワロは、若いヒロインを彼女にふさわしい男性とくっつけようと策を練ったり、ちょっとだけおせっかいなことをしたりするので、そういうことなんですかね。
気がきくわね、とオリヴァ夫人が半分あきれたように言うところも、彼女らしくてよかったです(^^)。



そして、「秘密機関」。
ここ数冊読んだ中で一番おもしろかった作品です!
トミーとタペンス夫妻が、まだ夫妻になる前・・・単なる幼馴染としてばったり出逢い、「なにかお金儲けになるようことで、スリリングなこと」を求めて、二人で仕事を請け負うことにしたところから話がはじまっています。
そしてラスト、二人はいろいろあって、お互いへの愛に気づき、トミーがタペンスにプロポーズ・・いや、タペンスがトミーにプロポーズしたようなものかな、あれは(笑)・・・とにかく「結婚するぞー」というところで終わるという、実に痛快でハッピーなエンドでした。
中身のお話は、スパイやら政府のえらいさんやら王室御用達弁護士やら世界的な悪党やらが入り混じっての、ハラハラドキドキのお話。
トミーとタペンスがバラバラに行動し、それぞれがそれぞれの時期に怖い目にあったり、痛い目にあったりするのを、読者はひたすら心配しながら読み進めるしかなく、無事だった時には心底ホッとし、トミーの無事をタペンスに、タペンスの居場所をトミーに、教えてあげたくなりました。
ああ、携帯が普及していた時代だったらねえ。
でも、当時はお互いが自分の居場所を知らせたかったり、伝言がある時は、電報を使うしかないのです。
そういう時代背景的なところも、今と全然違っていてもどかしく、そこがまた面白い!
頼りなさそうに見えるトミーが最後にはかっこよく、頼もしく思えてきました。
また、おきゃんなタペンスも、トミーには言いたい放題だし、勝気だけれど、本当にいい子で、トミーへの愛に気づいてよかったね、と思いました。

映像だと、どんなビジュアルなんでしょう?
確かドラマ版が作られていたはず。
原作も、トミー&タペンスシリーズが何作かあるので、引き続き読んでいこうと思います!

ポアロものは残りが少なくなってきました(泣)。
ということで、しばらく避けて、次はミス・マープルものを読み進めはじめています!
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