第11回 正臣会

第11回 正臣会  2014.1.25.


明日、13:30から、安城市市民交流センターで、11回目の「正臣会」を開いて頂くことになりました。
あれこれ迷いましたが、「生きる力」について報告させて頂くことにしました。なかなか決まらず、報告が遅くなりましたが、よろしくお願いいたします。
なお、後ほど会での報告をやや詳しく掲載する予定です。


生きる力を育てる

生きる力を育てることが注目されてから久しい。しかし物事が複雑なために、核心からズレルことが多い。
ここで言う「生きる力」は、生活科などで扱う生きる力とはやや異なる。


1)生きる力とは何か
 基本的には、食べること、性など本能的なものに依存する部分。
 しかし社会では、本能的部分は悪として、協調性が求められる。
 (動物は、群れを成す前には単独で生活しており、全ては自己責任で、善悪は無かった。群れを作るようになってから、群れを破壊に導く行動が悪となった)

2)本当の生きる力は、本能の行動に有る。
現在の日本の社会では、社会に対する協調性が強く求められ、本能の要求が押しつぶされている。そのために生きる意欲が弱い。途上国の子どもたちが生き生きと見えるのは、生きる力が押しつぶされていないからであろう
本能行動が前面に出ると、争いが多くなし、社会としては成り立たなくなる。そこで学校では、友人との協調が強調され、本能行動が抑えられる。


3)チンパンジーは、成長の過程で、本能をぶつけ合いながら仲直りをすることが見つけ出された(フランス・ドバール。「仲直り戦術」)

ヒトにも同じことが当てはめられ、仲直り戦術を獲得することが求められる。

4)喧嘩の必要性
仲直りを獲得するには、喧嘩をして仲直りをすることを繰り返さないとならない。
年齢的に精神状態や身体の発達が異なるから、順次学んで行く必要がある。
5歳ぐらいまでは、関節の成長が終わっていないために、拳などが柔らかい。殴っても大けがはない。
10歳を過ぎると、異性を意識するようになり、外聞を重要視する。人前で怒ってはいけない。
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