本当は昨日録画した「わたしたちの教科書」を見ようと思ってたんだけど
何気なく、そして最後まで見ちゃいました、山田太一ドラマスペシャル。
私は山田太一のアンチでも信者でもないけど、今回は結構面白かったと思う。
あー、でも普段はどっちかっていうとアンチの方なのかな。
セリフの言い回しとか古臭くて、ちょっと鼻につくこともあるし。
さらに、渡辺謙と玉木宏って”山田太一らしくない”と思った。
そのらしくない感じが逆に新鮮で良かったのかも…。
殺人罪で11年服役した野々山(渡辺謙)と若くして億万長者になったネットブローカーの大樹(玉木宏)との交流を描いたドラマ。
主人公たちの設定はミステリアス且つ現代を風刺したものなのに、
スタイリッシュでもオシャレでもない、ベタベタな人間ドラマ。
っていうか逆にありえねーよって突っ込みたくなる非現実的な設定。
それなのに物語は日常感あふれ、ほのぼのと進んでいく。
ま、それでこそ山田太一ってもんかね。
野々山が実は冤罪であったこと。
不倫相手が何者かに殺され、その無実の罪を背負わされている。
真犯人はいったい誰なのか!?
普通だったら謎解きのミステリードラマになるよなー。
真犯人探しもネットブローカーの悲哀やその後の転落も描かれることなく、
まさに本題の入り口で物語は終了。
でもそれでいいの。
それでこそ山田太一クオリティ。
その先を視聴者に想像させる独特な切り口。
ついつい最後まで見入ってしまったドラマでしたな。
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