某 映画を観る計画だったのだが、予約が取れなかった。
そこで、代わりに観ることとなった。
変化のスピードが速い昨今、すでに過去の作品となった感は有る。
幼少時より、かなりの数の「ゴジラ映画」を観てきた。
今回は、事前情報なし、先入観なし。
その状態で、久しぶりに観るのも良いだろう と。
開始直後は、初期作品群への強いリスペクトを感じた。
話が進んでいくのだが、やたら、現実的と言うか小難しいと言うか、少々戸惑う。
「ゴジラ映画」に、この展開は有りなのか？
横に座っていた、小学生低学年と思われる少年も、あきらかに戸惑っていた。
戦隊ものと、かなり違うぞ と。
字幕で難しい漢字がハイスピードで出るし、おじさん達のセリフが訳わからんぞ と。
大人向けか？ 理屈っぽいのが好きな人向けか？
展開も気になるが、隣の少年の気持ちも気になる。
やがて、劇中のゴジラは急速に進化し、破壊神の片鱗を見せる。
不気味な、初期の頃の迫力が、見え始める。
自衛隊の攻撃もアメリカ軍の攻撃も、全く効かず。
意味もなく、めったやたらと破壊し始める。
出た！ 怖いゴジラだ。 破壊は、どこまで行くのだ？
結末はどうなる？
と、後は観てのお楽しみ。
賛否両論は有れど、個人的には、もっとハチャメチャなゴジラを観たかった。
こいつ、いったい何者なのだ！ と腹が立つぐらいの。
蛇足ながら、幼少の時に「ゴジラ映画」を観て、数日間ゴジラに追い掛け回される悪夢を見続けた。
ゴジラは、ゆっくり歩いているのだが、当方が必至で全速力で逃げても追いつかれる。
踏みつぶされる寸前で目が覚める。 良かった生きていた・・・
夜になって眠るのが怖くなるぐらい、ビビッた。
素直だったなぁ、遠い昔・・・
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