時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

劇団☆新感線 髑髏城の七人 ~Season花~

2017-05-03 | 舞台/役者
あらすじ
時は天正十八年
織田信長亡き後
豊臣秀吉が
天下を治めていたこの頃
都から遠く離れた
関東の村々は
天魔王率(成河)いる
関東髑髏党に荒らされていた

この日も
とある村が
髑髏党の鉄機兵たちに
襲われていたところに
傷だらけの沙霧(清野菜名)が
飛び込んでくる
彼女は
天魔王らの居城
髑髏城の抜け道が記された
絵図面を持っていたために
追われていたのだ

そこに
派手な身なりの傾奇者たち
関八州荒武者隊の面々が登場する
先頭に立つのは
頭目の兵庫(青木崇高)
しかし
仲間の三五(河野まさと)の裏切りにより
みるみるうちに
窮地に陥る荒武者隊
そこへ
フラリと現れた
着流し姿の男が
手にした大きな鉄煙管で
鉄機兵を叩きのめす

男の名は捨之介(小栗旬)
沙霧に傷の手当てをさせるため
兵庫と共に
関東一の色里
‘無界の里’へと向かう



無限の里は
宿場も兼ねているため
人の出入りも賑やかで
その中には
何か事情を隠していそうな
怪しげな牢人
狸穴二郎衛門らの姿もあった
この色里一と評判の
極楽太夫(りょう)は
沙霧をかくまって欲しい
という兵庫らの頼みを
快く引き受けてくれた

その夜
店の裏で
沙霧は髑髏党に襲われそうになる

捨之介と
無界の里の主
無界屋蘭兵衛(山本耕史)がそれを阻む
そこに突然
現れたるは
天魔王

捨之介と蘭兵衛と天魔王の三人は
ある時期
共に時間を過ごした間柄だったのだ
南蛮製の鎧と
仮面を装着した天魔王には
捨之介の刀も
蘭兵衛の短筒も歯が立たない
しかし
この場は
狸穴二郎衛門(近藤芳正)
間に割って入ったことで
を逃れられた
天魔王と
天魔王率いる
髑髏党との戦いを覚悟した捨之介は
山奥にこもる刀鍛冶
贋鉄斎(古田新太)を訪ね
無敵の鎧を叩き斬る刀
必殺の
‘斬鎧剣’を
打ってほしいと頼み込む

しかしその頃
蘭兵衛は
単身
髑髏城へ向っていた
それに気づき
こっそりと
後を追う沙霧
捨之介 蘭兵衛 天魔王が
抱える深い縁とは
天亡き後
自ら
天になろうとする
天魔王の謀略を
捨之介たちは
阻止することができるのか

       『髑髏城の七人 Season花』公式サイトより抜粋



劇団☆新感線ファンなら
知らぬ人はいない
代表作のひとつ
髑髏城の七人
IHIステージアラウンド東京の
こけら落し作品として
再演されています

これまで
‘アカドクロ’‘アオドクロ’‘ワカドクロ’と
本筋は押さえつつ
アレンジを加えてきた
髑髏城ですが
こんかいも
‘花’‘鳥’‘風’‘月’
4パターン構成!
進化を続けて参ります

シーズンごとに
異なるキャスト
脚本・演出によって
上演されると言うのです

当然
全シリーズ
観劇致しますσ(^_^;)



しかも
今回
上演される劇場が
IHIステージアラウンド東京
観客席が
動くんです
360度

通常
固定された舞台上で
異空間
異時空を表現する場合
幕が下ろされたり
舞台を真っ暗にして
背景を換えたり
大道具(椅子とかテーブルとか)を
取り替えるんですが
客席が360度
回転することで
舞台空間を
上下前後に加え
左右使えるわけです
場面と時間の移動が
スピーディに
展開することが
可能になる上
観客自身も
動いているので
これまでとは
ひと味違う
観劇を体験できます

σ(^_^;)
劇団☆新感線の作風と言うか
演劇手法?は
エンターテイメントを追求した
活劇だと勝手に思っています
音楽は元より
映像技術が素晴らしいんです
演劇と映像・音楽の融合
三位一体となって
観客を楽しませる事に
心血注いでいる劇団です
その特徴と言うんでしょうか
才能?才覚??力量が
IHIステージアラウンド東京と言う
劇場とコラボする事で
ますます
レベルアップ
スケールアップ
しちゃった感じでした


           

ただ
逆に
この劇場を
100パーセント
活かせる劇団・作品
限られますよね?
劇場が
作品を選ぶ?
みたいな…
ある程度
ロングラン公演しないと
興行収益あげるの
難しくない?
あれだけの器を
余すことなく
活用できる団体は
そうないと思うのです

あと
役者さんは
キツイと思いますよ~
何と言っても
舞台が360度ですから!
移動距離半端ないです

それと
お客さん
途中で
席外せないし
遅れてきても
舞台始まっちゃったら
客席入れないですよね?

それと
ゆりかもめの
市場前
と言う駅から
徒歩数分なのは
良いけれど
周囲に
ホントに何もない!
だだっ広い敷地に
ポツンと劇場があるだけ!
これで
豊洲市場が
オープンしなかったら
悲惨だろうなぁ~

夜公演終って
帰る時とか
嫌だなぁ~



って
舞台の感想
全然書いてない


兵庫を演じた
青木崇高さんの声が
若干
聞きづらいかった
気がしないでもない?
沙霧役の
清野菜名さんは
予想以上に
動ける方で
ビックリしました
声も
全然潰れてなくて
ちょっと驚きました

捨之介役の小栗旬さん
ドラマの撮影しながら
連日
あの運動量…
凄い!
劇団☆新感線の
看板役者
古田新太が作り上げた
貫録ある捨之介とは違う
新たな捨之介像を
確率しましたよね~
‘天’である
織田信長を
全身全霊で憧憬・崇拝し
信長の為に
‘地(影)’として
すべてを捧げた
捨之介
良かったです

髑髏城の次は
ミュージカル「フランケンシュタインです
小栗旬が
ミュージカル!?
正直
ピントきません
きませんが
新しい
ジャンルの飽くなき挑戦
良いと思います!

山本耕史さんの
無界屋蘭兵衛こと森蘭丸の
‘天’である
信長に対する感情は
捨之介や天魔王とは
ちょい違います
複雑な想いが
伝わってきました!
殺陣…
ついつい
坂崎磐音思いだしちゃいました

古田新太さん
‘ま’の取り方
意図的なのか
無意識なのか
観客の笑いを取る
妙義
相変わらず流石だ!
Season月辺りでは
当然
捨之介役
しますよね?
みたいです!

個人的には
劇団☆新感線作品の経験者である
堤真一さんや
市川染五郎さんの
出演を望みます
安定感ありますから!
山口馬木也さんとか
坂口憲二さんとか
舞台映えするから
捨之介役
面白いかも?
生田斗真さんは
何としても
出たいでしょうね~
絶体出たいだろうね~
裏方でもいいから
携わりたいでしょうね~
今回も
Tシャツ?ジャージ?
貰ってんのかなぁ~

滝…
無理やね


       画像及び動画は『髑髏城の七人 Season花』公式サイトより引用しています

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