一戦共闘 ~羽ばたけ!若鴎たち 翔破への記録~

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衝撃の事実

2010-07-19 | サッカー
かなり衝撃↓

「生涯千葉」に非情…移籍の巻クビだった

 J2千葉FW巻誠一郎(29)が、クラブから戦力外通告を受けていたことが18日、分かった。複数年契約の切れる来季以降は契約する意思がないことを、6月の時点で伝えられていた。その後「オシム人脈」で、ロシア1部のアムカル・ペルミから獲得オファーが届いていた。千葉はこの日、完全移籍でクラブ間が合意に達したことを明かした。ただ、千葉で選手生命を全うしたいと願っていた巻にとっては、あまりにも悲しい移籍決定劇だった。

 残留要請ではなく、戦力外通告を突きつけられていた。6月に巻はクラブ幹部から「契約を延長するつもりはない」と告げられた。神戸テクニカル・ダイレクターは18日の札幌戦直前に「(来季契約の)結論は出していなかった」と言葉を濁した。だが一方で「出場機会も少ない。また高い給料でベンチにいるのは居心地が悪いはず」と、戦力外と見ていたことは認めた。

 今季の巻は13試合出場無得点と本領発揮できていない。だがW杯代表メンバー選考に残っていたFWにとって、寝耳に水の通告だった。その直後、アムカル・ペルミから完全移籍のオファーが届いた。同ダイレクターは「本人の意思を尊重し移籍を後押しした」と説明したが、実際巻には選択肢は残っていなかった。

 「生涯千葉」と誓う巻にとって、悲しすぎる決断だ。06年末には当時の日本代表5人が移籍するチームの危機にあって、自らも大宮などからオファーを受けながらも残留を決意。契約交渉では「自分の給料を削っていいから、練習環境をよくしてほしい」と言い、その後もドイツのクラブなどからオファーを受けても、残留を選んできた。

 しかし深い千葉愛は、クラブに届かなかった。むしろ「言いたいことを言う」「発言に対するサポーターの反響が大きすぎる」と疎まれる節すらあった。前セルティックMF水野にオファーを出さなかったのと同様「オシム色」を弱めたいクラブの方針も影響した。札幌戦の直前には、練習参加すら禁じられた。それでも巻は「クラブから話をしないように言われています」と律義に無言を貫いた。

 巻を救ったオファーの裏には、元千葉監督の恩師オシム氏の後押しがあった。かつて旧知のアムカル・ペルミ幹部に「誰かいいFWはいないか」と聞かれた際、オシム氏は即座に「巻」と答えた。それが今回のオファーにつながった。

 この日の札幌戦でベンチから外れた巻は、週明けにもビザを取得し、その後現地で正式契約するとみられる。ロシアではCSKA本田との対決も期待され、成績次第で、欧州CLなどにも道は開ける。だが巻が今後大成功しても、最愛の古巣に手ひどくフラれた事実に、変わりはない。

(紙面より)

これだけを読む限りだと巻が可哀想となるのだが、プロとして結果を出していない以上、致し方ないとも思う。
球団の選択が巻は必要無いという事だったのだろう。
ただ、千葉のフロントは酷い事をした過去があるだけに・・・
オシムの色を消したいというのは理解出来る。

昨年の千葉ロッテの様にファン同士がいがみ合う事が無いように祈る。


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