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市長選挙から考える保存費用

2017-07-23 | 帆船日本丸
■前回のブログで、帆船日本丸の保存費用について考えさせられました。
莫大な費用が予想されるのですが、そのアテとして、横浜市に押し付けられるか、疑問視されています。また、シンポジュームで横浜市の姿が見えない・・・・とも感じました。そこで、市長選挙と主な争点を絡め、帆船日本丸保存の原資があるのか、考えてみました。選挙の時期と相まって、微妙なところがありますが、あくまでも個人的感情に伴う偏見に満ちた見方によるブログアップです。詳細は、皆さん自身で調べて、ご自身の結論を出してください。

■現在、横浜市長選挙運動の真っ最中です。
大まかに言って、

「現市長」対「新人2名」、
カジノを含む統合リゾートの、「誘致」対「誘致反対」、
市立中学給食の、「導入見送り」対「導入」

ここらが、マスコミも報道している争点のようです。もちろん、個別候補者によって、もっといろいろな表明もありますので、そこらは個人的にお調べください。

■横浜市の収入の多くは、「個人市民税」と「固定資産税」が主で、「法人税」割合が少ないのが特徴と聞いています。
みなとみらいを中心に、企業誘致を図っていますが、たかが知れており、今後、格段の法人税増収は見込めません。一方、中心となる個人市民税ですが、今後、減収が見込まれているのです。横浜市の人口が、今後、減少に進むという予測が立っているのです。特に15歳から64歳における労働人口が、2040年には現在の5分の4になると予測されています。これは、税収の中心となる「個人市民税」収入の減少を意味しています。
■高齢化による社会補償費の増加、横浜港の荷役扱い量の減少、横浜市公務員水準の高さ(全国4位、民間標準の4割増)・・・・いい材料がありません。
善悪は全く考えないとしても、安定的な税収入を考えなければなりません。カジノを含む統合型リゾート誘致も、そんな意味で考えれば、必要になるかも知れません。でも、横浜市の試算では、誘致できたとしても、年間61億の増収にすぎません。

■市立中学の給食実施について。
ちょっと古い(2010年)ものですが、横浜市が中学給食を実施した場合の、初年度費用を試算しています。設置者(横浜市)が負担するものは、施設設備費、修繕費、人件費などがありますが、初期費用で322億2000万円だそうです。この費用の高さと、給食センターの建設用地確保に、横浜市は難題とみなし、「ハマ弁」なるものを編み出しています。「ハマ弁」は、実施されていますが1食490円470円という金額の高さもあり、現実にはあまり利用されていません。
■仮に給食実施を実施するとして、その費用捻出はどこから出すか、今現在、私の元にはその情報はありません。
保護者が負担するものは、食材費、経費などがあります。これが一般的に言われている「給食費」です。横浜市立の小学校では、年間4万4千円。年190回の給食提供計算で、1食当たり231円強になります。安くつくもんですですネ。とても魅力的な金額です。お母さんの早起きした人件費や、食材料を考えれば、メリットは小さくありません。他方、値下げした「ハマ弁」(390円300円)を、給食として配布する案もあります。2017年の中学生数で計算すると、年間64億になるそうです。

■市長選挙の争点から、横浜市の財政状況の一部を垣間(かいま)見てみました。
そこで、帆船日本丸の保存費用となるわけですが・・・・・・ 決して甘いものではない事は容易に想像できます。「国重要文化財答申」「天皇・皇后陛下の行幸啓」を機会に、横浜市にも、もっと首を突っ込んでもらいところですが、時期が良くないかったようです。市長選挙の結果は、どうなるか判りませんが、いずれの候補者を見ても、いずれ財源不足となつのが目に見えています。帆船日本丸保存支援に、横浜市は期待ができない?と、個人的に感じています。

■ボランティアさんの一部で、グッズを作って、保存費用の一部にあてようと頑張っています。
個人費用から材料を買って、人件費も顧みず製作し、売上げ全額を帆船日本丸保存費用としています。たった500円です。莫大な保存費用から見れば、宇宙的距離レベルでかけ離れています。帆船日本丸の保存は、決して安泰ではないような気がします。でも、より多くの人にそれを知ってもらえたらと・・・・・ありがたいのです。

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