図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
定番絵本リスト
『子どもに定番絵本の読み聞かせを』の最後にリストがあって助かりました。いろいろ見えてくることがあります。物語絵本というジャンルに限って書かれているので参考になります。
ちなみに、福音館書店のHPに「ロングセラー」というのがあって、そこと突き合わせてみました。『子どもに定番絵本の・・・』の中の福音館書店が出版しているものをリストアップし、「これは完全に集団相手には使わないだろう」と思うのを避けて、このリストにあるものと福音館書店のHPのロングセラーリストと突き合わせたのです。本のリストにあるのにロングセラーリストにないのは8冊ありました。定番絵本、長く読み継がれた絵本、ではあるけどロングセラーではない、という理解で良いでしょうか。
ただ、ロングセラーといっても、定義がされていません。初版年が示されているだけで、その後増刷が何度あり、最終増刷が何年か、ということが示されていません。『子どもに定番絵本の・・・』のリストにも、そのことが書かれていません。もちろんアマゾンにも絵本ナビにも書いてありません。新品を買わないとわからないのです。図書館の人はそれらがわかっているのかなあ、と思いますが。
だから「長く読み継がれた本」というような紹介でリストが示されても、本当に「読み継がれた」のかどうか、私は疑っています。
私はいつも「読み継がれた本」「子どもに愛されている本」と誰かがうっとりと発言するたびに、その根拠は何か説明してほしいと思っています。美しい修飾語でなくデータを示して欲しいです。これからの若い人はそういったデータがないと信用してくれないかもと思います。出版社はどうして開示しないのか、不思議に思っています。一般書なら「たちまち4刷!!」などと広告に出ますよね。結構大切な情報だと思うけど。
だから自分では「読み継がれた本」とは言わないように、書くときは(?)付きで書くようにしています。
« 真面目過ぎる... | 新潟市子ども... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |