日々好日

さて今日のニュースは

沖縄知事再選の意味するもの?

2010-11-29 10:11:02 | Weblog
注目の沖縄知事選は現職の仲井知事が再選されました。

共産党や社民党推薦候補を4万票の差で破った仲井知事は基本的には県内移転は無いと
軸足を代えましたが、政府との会話は続けたいと言う柔軟性を出しての当選です。

沖縄県民に取っては県外移転か国外移転しか選択の道はないと言う切実な願いである
事は理解できます。

ただ日本の安全、世界の安全のため日米同盟の絆のため誰かが犠牲にならねばならぬ事も
現実の問題として存在します。

その大半を沖縄に押しつけて居る事も事実です。

その代償に多大な国費を払って居る事も事実で決して無料で押しつけて居るのではないと
言う現実も忘れてはならない事です。

この様な事を言うと沖縄県民からお叱りを受けると思います。

金は要らない平和な沖縄が望みだと言う願望は理解できます。

是は言うてはならな事ですが基地補償で支払われた莫大な国費が沖縄発展の原動力になった
事はまぎれもない事実です。

たいした産業も無かった沖縄で支払われる政府の補償金が今日の沖縄に役立ってないとは
言って貰いたく無い感じです。

復興したからもう金は要らない、直ぐ引き取って貰いたいと言う気持ちは判るが是をなんとか
話し合いで解決して行くのが今後の行き方ではないかと思います。

そう言った意味では今回仲井知事が再選された意味は重い。

ただ今回の沖縄知事選で沖縄県民が徹底した民主党拒否反応を示し、話し合いさえ応ぜず、
知事候補すら立てられなかった事は沖縄県民にとってもマイナスではなかったか?




問責決議可決で野党参院審議拒否?

2010-11-29 09:29:10 | Weblog
参院で仙谷官房長官と馬淵国交相の問責決議が可決されたのを受け
自民党はこの二人が出席する如何なる委員会も拒否すると強い姿勢
を打ち出しました。

是に対し「審議に応じない」と言う批判を極力避けたい公明党は、
限定的に対応したいと主張して居る様です。

自民党石原幹事長も折れてこの公明党の意向を尊重する考えで
調整を行って居て最終的には野党側は限定的審議拒否との考えで
纏まるのでは無いかと言われる様になったとか。

民主党側は12月3日までの会期延長は行わない方針との事。

是で政府提出の重要な与野党対決法案の成立は全てパーとなり
そうです。

しかし自民党提出の「財政健全化責任法案」については衆院議院
運営委員会で趣旨説明と審議を行う衆院本会議は、開く事で合意
したらしい。

(但し野党側が限定的審議に応じる最後調整が出来た場合に限り)

この様な限定的野党側提出の審議ばかりで果たして国会の機能が
あるのか疑問に思えてなりません。

民主党側は自民党からの提案の党首討論を問責決議可決を受け
拒否して居るとか、お互いに意地に張り合いは国民にとっては
マイナスです。

今年の最後ぐらい笑って来年の通常国会を迎えられる雰囲気
作りに努力して貰いたいものです。