日々好日

さて今日のニュースは

米原潜放射漏れ

2008-08-08 19:38:53 | Weblog
あれだけ、原潜は安全なものと強調していた米海軍が原子力潜水艦ヒューストンに
放射漏れがあったと、外務省に通告して来た。
それも漏出は2006年6月から今年まで2年間も放置されたまま、日本の港に
寄港していたと云う。長崎県指佐世保港に5回。横須賀基地に1回。沖縄うるまの
ホワイトビーチに5回寄港して居ると言う。
コンピュータ分析した処佐世保が13キロベクトル未満。沖縄が6・3キロベクトル未満。横須賀が3・5キロベクトル未満と言われても、我々にはチンプンカンプンでてんで判らない。
放射能漏出量は微量で人体に影響はないと云っているが、これは量の問題でなく信頼関係の問題だと思います。
また日本では原潜が寄港すると、寄港地は必ず放射能調査を行い、文科省に報告
する様になって居るが、これも役人仕事でおざなりな調査報告がなされて居たに
違いありません。
先日の中国のギョウザ中毒事件の報告が公表されなかったのは、中国側の要請が
あったからと政府は盛んに弁明していたが、それでも福田首相や関係大臣には
伝えるべきです。この事からも何処に真偽があるやも、なんか疑わしい感じがします。
一事が万事で、調査した役人も放射能漏出を感じていても、人体には影響ないからと判断して報告されないままでいたのでは、疑わしくなってきます。
確かに人体に影響がない放射能漏出を騒ぎたてると、風評被害もさる事ながら、
日米防衛体制にひびが入りかねない事で、大変な事になる事は推測出来ます。
今の政府の顔がどちらを向いて居るかが判ります。
本来ならば日本から指摘してしかるべきものを、米海軍から発表があるまで、放置している事はそれだけの調査能力がないのか?
それとも米国におもね、事実を発表する気がないのか?
いずれにしても、防衛省官僚も、文科省役人も少しも国民のために働いて居ない事がはっきりしました。
放射能調査結果は人体に影響があるなしでなく、放射能漏出があれば寄港地には
ちゃんと通告すべきではないかと思います。


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