モノーキー

悪いのは医者と軍隊だよ。鈴がうたう日。

※俺が書いた部分は著作権放棄してるけど誰も使わないか。

権利者と創作者は同一では無い(権利者団体が創作者でなく権利者という言葉を使う意味)

2008-12-10 04:38:36 | ひとりごと
 kiri_sss: @kamimagi 出来上がった創作物の権利を買い取り運用するために出資する側を「製作」、創作及び権利を販売する側を「制作」って分けますよね [http://twitter.com/kiri_sss/status/1047410951]



 下の僕の説明がへたくそなので要約すると、創作屋と権利者を兼ねている人
 自分の著作の権利を売る契約で仕事をしている人の二つがあるということ。

 創作・流通・創作物の所有の権利。この三つを持っている人は稀だ。
 創作と創作物の所有の権利を持ってる人でも、流通はアウトソーシングだ。
 権利者ってのは、自分の創作であろうが他人から買った創作であろうが、それを所有し自由に使える権利を持った人間であるということ。


 創作者と権利者と流通者が同一なら、売れたら売れた分だけそのまま儲かるが材料費、宣伝費と必要経費を全部自分で持つため初期投資が高いのと、煩雑な作業が増える。
 創作者と権利者が同一だけど流通を雑誌社に委託してれば印税として売れた分の対価はいくらか出る。が宣伝と制作費は雑誌社持ち。
 だが「自分の創作を他人に売る」権利をお金に買える、買い切りタイプの契約だと、納品したらすぐにお金は発生するが、印税は出ない。だが創作以外の瑣末なビジネスは全部あちら側でやってくれる。

 権利者団体は権利者を守る団体であるので、自身の創作物の所有の権利をもたない会社で飼われているゲームデザイナーやアニメーターみたいな人間は守らない。(それらを飼ってる会社は守ってくれるかもしれない、創作物を自由に扱える権利を持っているなら)



▼蛇足。

 プロの作り手には二種類ある。という話。

 権利者と著作者が同一であると限らない。
 例えば、ゲーム会社のイラストは絵師が描くが著作権は会社が持ってたりする場合がある。

・自分で制作プロジェクト予算まで作って創作する人・

・誰かの指示通りに作られた、或いは自分で作った創作を買い切ってもらう人。


▼プロが無償で創作を公開する理由の一つ。

 自分の創作が会社の著作になっている人たちが、自分の創作を自分のものとして出すには、会社を通さないカタチでなければならない。
 創作でお金を稼ぐには、銭勘定や仕事を取り付けてくる営業という創作以外の煩雑な事を自分でしなきゃいけない。
 税金の管理だって面倒だ。

 そういう面倒なことから開放されて無心にモノをつくりたくなるときだってある。
 作りたいものを作れないから、暇を作って作りたいものを息抜きで作る。そういう創作者もいる。彼らは大抵創作者ではあるが権利者ではない人たちであることが多い。

 小説家はその点で「著作者=権利者」である場合が多いから幸せよね。

「あきらかに管理された、クリエーターとは呼べない方々」という言葉が出る理由は「権利者=創作者」という小説の世界でモノを考えている人間が言う戯言だと思う。
 絵師はどっちかといえば、買い切りで権利を行使するのが権利者(絵を売ったクライアント)であることが多い気はする。
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