大学生活が始まり2週間弱…。あまりの忙しさに大人しくしていたが、ようやく出撃する機会をいただいたので、沖縄本島デビューとして、11日、やんばるに行ってきた。
※今回の採集記は、終盤にヘビが出ます。苦手な方はお気をつけてどうぞ。
今回は、同じ一年次のガッツと一緒に、生物クラブの、とー先輩、コウベシショウ先輩に連れて行っていただいた。
今回はライトメインの採集なので、午前11時に集合して北部に向けて出発。
道中は、沖縄の昆虫について色々と教えていただき、虫談義で盛り上がる。
コウベシショウ先輩のベニボシの採集体験などを聞かせていただいて、私もぜひ西表に行きたいと思った。でも行くにはそれなりの覚悟と準備が必要ということもよく分かった。
幸いなことに天気はとても良い。北部に向かう道中から見える海は、「これぞ沖縄の海!」といった感じの青で、あまりの綺麗さにはしゃいでしまった。
快適に高速をとばし、北部の採集ポイントに到着。
ここではまず、アマミアカハネハナやトラニウスを中心に、葉上にとまっているカミキリを狙う。
蒸し暑く、いかにも亜熱帯といった感じで、テンションがあがる。
しかしテンションとは裏腹に、慣れていない採集について行けず。目にとまるのは派手なナナホシキンカメや、オオシマトラフコガネくらい。
各自生き物を見つけている。ガッツは根っからのブリーダーのようで、累代出来そうなものにはほとんど興味を示していた。
生き物を飼うのが致命的に下手な私から見ると、すごいの一言。
結局、私はカミキリを見つけられず、次のエリアに歩いて移動。
この時、すぐに戻るだろうと、みんな車に飲み物を置いていってしまったのだが、これが失敗だった。
林道を引き続き歩いていくが、やはりカミキリの姿は無し。
かわりにキノボリトカゲがいた。思わず捕まえたくなるぐらいかわいい。
ウロのある木も、そこそこある様なので、何かいないかと覗き込んでみるもスカ…。
と、すぐそばで深めのウロを覗き込んだ先輩が「面白いのがいるから、覗いてみ。」
・・・・?
おおぉ!
リュウキュウコノハズク!
足元の高さにあるウロに、コノハズクがいた。まぶしそうにこっちを睨んでいる。まさかこんな間近で見られるとは思わなかったので感動…!
う~ん、いいものを見れたなぁ…。
さて、採集を再開!と行きたい所だが、まぁ虫の少ないこと。
しかも、さっきまでは進めば林道にたどり着くだろうという前提のもとに進んでいたのだが、どうやら怪しくなってきた様だ。
戻るのは結構なタイムロスだが、このまま進んでも林道に着く気配がない…。
とりあえず、そこのピークまで言って、林道の位置を確かめようという事になった。
ヒーヒー言いながら、ようやくピークに到着!
…!!
わぁ!すごくいい景色!
……じゃなくてッ!
やはり林道はどこにも見えない。仕方がないので脱水症状でぶっ倒れる前に引き返すことにした。
ここで飲み物を持ってこなかったことが効いてきた。予想以上に汗をかいてしまい、ヘロヘロ。
とてもルッキングする余裕などなく、なんとか車にたどり着いた。
アクエリアスをがぶ飲みし、一息ついてから、この後の予定を立てる。
コウベシショウ先輩が気になるポイントをいくつか回りながら、次のエリアを目指すことになった。
途中のエリアでは特に虫は採れず、次のエリアに入る。
かなり湿度が高く、あちこちに水溜りもあるようなジメジメした環境だ。
ここで狙うのはツル性植物につくカミキリ。
急斜面を下ってツルをチェックしていく。
ツルをわって確認する先輩。先輩が狙ったカミキリはかなりの珍品だったので、残念ながら姿を拝むことは出来なかった。
お次はイタビカズラにつくあのトラカミキリ。ねらい目は新鮮な枯れヅルだが、そんなものはほとんどないので、仕掛けてあるトラップをチェックしていく。
イタビカズラを教えてもらい、薄暗くなり始めた中、目を凝らしていると…。
い、いた!!
おそらく間違いない。さて、写真を撮るか採集するか…!
ほとんど迷わずに網を持ってしまった。
オキナワトゲヒゲトラカミキリ Demonax sawaii Ikeda,1990
採っちゃった…。まぁ初採集だし仕方ない。
かつては大珍品で、今では生態が分かり始め採れるようになったとはいえ、かなり嬉しい。
やった~~!
とりあえず初採集種が採れたのでほっとして、その後は森を歩き回っていろいろ見てみる。
ものすごい勢いで根が張り出している。ひっくり返ったのか…?
明るいところでは花にイシガケチョウが沢山集まっていた。
掬ってみたがカミキリは入らず。今回は三角紙を持ってきていなかったので採らなかったが、そのうちチョウやガもちゃん採って青伽毘に送らなければ。
ガッツはオキナワハンミョウを採集。かなり採りたかった種のようでものすごく喜んでいた。
ハンミョウは飼育できるのだろうか。
さて、そろそろ日も暮れてきたし、本日のメインの灯火採集のポイントに向かうことになった。
私はオキナワトゲヒゲトラの写真が撮れていなかったのが心残りだったので、皆が休んでいる間にそそくさと先ほどの場所に行ってみる。
薄暗くてよく見えないが…。
と、遠い…。
もう少し…。
お分かりいただけるだろうか。画面中央に産卵中の♀がいる。
産卵が終わって動き始めるのを待って、網の中に落とす。結構大きな♀だった。
最後に追加できてラッキーだった。
灯火ポイントに向かうころには、もう完全に夕日が差す状態。
ポイントに到着し、セットを組み立てて少し話していると、下から自動車が上がってきた。
こんな時間にこんな場所を通るのは…と思って見ると、車の中に網。やはり虫屋さんだ。
琉大生物クラブOBの、Y-zoさんだった。実は私は2年前の石垣で、Y-zoさんとお会いしていたらしいのだが、当時は全然気づかなかったので、「はじめまして」とご挨拶してしまった。失礼致しました。>Y-zoさん
日中も採集されていたそうで、かなりの珍品を採っておられた。う~ん、すごい。お話を聞いているだけで、とても勉強になる。
今日は違うポイントに向かわれるとの事で、短い時間しかお話できなかったが、お会いできて良かった。
さて、日も完全に落ちるころ、ライトアップ。
ライトをつけてしばらくすると、ポツポツとカメムシが飛来。そのうちナナホシキンカメとナガカメムシの一種の嵐となってしまった。
そんな中で、甲虫も飛来し始める。
やはり多いのはケルシウム。しかし同定が出来ない。
沖縄本島にいるのはホソガタヒメ、リュウキュウヒメ、ヨコヤマヒメ、ヒゲナガヒメ、ニホンチャイロヒメ、ニセフトガタヒメ…こんなもんだろうか?
う~~ん、多いよぉ…。
ガや甲虫の飛来が多いとやはり楽しい。シモフリスズメ(沖縄にもいることに驚いた)やハグルマトモエのような大型のガも飛んできてなかなか面白い。
ハグルマヨトウは沖縄本島にいるのだろうか。いるなら一度見てみたいものだ。
お気に入りはコレ。名前が分からないが深い抹茶色の紋が綺麗だった。数頭飛んできたから普通種なんだろう。
さらに、初採集のカミキリが飛来。
キイロミヤマカミキリ Margites (Margites) fulvidus (Pascoe, 1858)
この晩はキイロミヤマが当たりで、先輩に頂いた個体も含めると結構な数採集できた。
珍しい種ではないが、初採集なので沢山飛んでくると嬉しい。
幕をよく見ていると、小さい甲虫も結構飛んできている。こちらに来たら何でも採ろうと思っていたので、コメツキやマグソコガネもキープ。
種類はさっぱり分からない。
一応、糞虫図鑑は持っているので、調べてみようと思う。
こんなのも飛んできた。
先輩が見つけた泳ぐ一円玉、オキナワミズスマシ。始めて見たがかなりデカイ。いい虫だ。
他にも、特大のウバタマコメツキや、コガネムシ数種、シデムシやキノコムシなど、いろいろ飛んできて楽しいライトになった。
さて、採れる虫もだいぶ一定になってきて、キンカメの攻勢が激しさを増したところで、今日のライトはそろそろお開きということに。虫が結構飛んできたのはもちろん、飛来を待つ間の会話も、とても楽しい採集だった。
この後は、夜の材置き場チェックしてから、帰路につくことに。
材置き場はこんなところ。昼間は作業をしていて入ることが出来ないそうだが、材が結構置いてあっていい土場だ。
昼間に来たら面白いだろうな~と考えながら、虫を探す。ガッツがオキナワキボシを採ってくれた。私はカミキリを見つけられなかったのでゴミダマを摘んでいた。
オキナワキボシカミキリ Psacothea hilaris teneburosa Matsushita,1933
先輩は、「このポイントはハブ出るから。」と仰っていたが、実際にガラスヒバやヤモリなど、爬虫類が多く気配が濃い。
と、その時、すぐ横を歩いていたガッツが声を上げて飛びのいた…!
※ヘビが出るよ!
うぉ!!
で、でやがった…。ヒメハブだ。ホンハブと比べて気性も大人しく、毒も弱いと言われているが嚙まれたらただでは済まないだろう。
ガッツはすんでのところで踏むのを回避したが、大人しいヒメハブでも踏まれれば黙ってはいないと思うとぞっとする。
ふと、すぐ先を見ると…。
ぎゃぁぁぁ・・・。
よく見るとすぐそばに池があった。気づかなかったが水場を好むハブが沢山いて当然か…。
と、池を見ると…。
うわぁぁぁ…。
お、泳いどる…。
ここに居たらあっという間にヒメハブに囲まれてしまうし、いつホンハブが出てもおかしくない…。ということで、そそくさと退散。
最後の最後に怒涛の連続ヒメハブで、大興奮の採集は幕をとじた。沖縄での採集には、ハブという脅威が確かに付きまとうのだということを改めて実感できた。しかし、虫以外の生き物も見ていると楽しい。やんばるは面白いフィールドだ。
帰りは高速を使わず、一般道で帰ってきたのだが、途中から意識が無くなっているので何時もの通り割愛。
今日一日、本当に貴重な体験をさせて頂いたコウベシショウ先輩と、とー先輩、ありがとうございました。ガッツ、お疲れ様でした。
今回の採集で、沖縄での虫採りについて色々と教えていただいた。この機会を生かすべく、どんどんフィールドに出て行きたいなぁと感じた。
※今回の採集記は、終盤にヘビが出ます。苦手な方はお気をつけてどうぞ。
今回は、同じ一年次のガッツと一緒に、生物クラブの、とー先輩、コウベシショウ先輩に連れて行っていただいた。
今回はライトメインの採集なので、午前11時に集合して北部に向けて出発。
道中は、沖縄の昆虫について色々と教えていただき、虫談義で盛り上がる。
コウベシショウ先輩のベニボシの採集体験などを聞かせていただいて、私もぜひ西表に行きたいと思った。でも行くにはそれなりの覚悟と準備が必要ということもよく分かった。
幸いなことに天気はとても良い。北部に向かう道中から見える海は、「これぞ沖縄の海!」といった感じの青で、あまりの綺麗さにはしゃいでしまった。
快適に高速をとばし、北部の採集ポイントに到着。
ここではまず、アマミアカハネハナやトラニウスを中心に、葉上にとまっているカミキリを狙う。
蒸し暑く、いかにも亜熱帯といった感じで、テンションがあがる。
しかしテンションとは裏腹に、慣れていない採集について行けず。目にとまるのは派手なナナホシキンカメや、オオシマトラフコガネくらい。
各自生き物を見つけている。ガッツは根っからのブリーダーのようで、累代出来そうなものにはほとんど興味を示していた。
生き物を飼うのが致命的に下手な私から見ると、すごいの一言。
結局、私はカミキリを見つけられず、次のエリアに歩いて移動。
この時、すぐに戻るだろうと、みんな車に飲み物を置いていってしまったのだが、これが失敗だった。
林道を引き続き歩いていくが、やはりカミキリの姿は無し。
かわりにキノボリトカゲがいた。思わず捕まえたくなるぐらいかわいい。
ウロのある木も、そこそこある様なので、何かいないかと覗き込んでみるもスカ…。
と、すぐそばで深めのウロを覗き込んだ先輩が「面白いのがいるから、覗いてみ。」
・・・・?
おおぉ!
リュウキュウコノハズク!
足元の高さにあるウロに、コノハズクがいた。まぶしそうにこっちを睨んでいる。まさかこんな間近で見られるとは思わなかったので感動…!
う~ん、いいものを見れたなぁ…。
さて、採集を再開!と行きたい所だが、まぁ虫の少ないこと。
しかも、さっきまでは進めば林道にたどり着くだろうという前提のもとに進んでいたのだが、どうやら怪しくなってきた様だ。
戻るのは結構なタイムロスだが、このまま進んでも林道に着く気配がない…。
とりあえず、そこのピークまで言って、林道の位置を確かめようという事になった。
ヒーヒー言いながら、ようやくピークに到着!
…!!
わぁ!すごくいい景色!
……じゃなくてッ!
やはり林道はどこにも見えない。仕方がないので脱水症状でぶっ倒れる前に引き返すことにした。
ここで飲み物を持ってこなかったことが効いてきた。予想以上に汗をかいてしまい、ヘロヘロ。
とてもルッキングする余裕などなく、なんとか車にたどり着いた。
アクエリアスをがぶ飲みし、一息ついてから、この後の予定を立てる。
コウベシショウ先輩が気になるポイントをいくつか回りながら、次のエリアを目指すことになった。
途中のエリアでは特に虫は採れず、次のエリアに入る。
かなり湿度が高く、あちこちに水溜りもあるようなジメジメした環境だ。
ここで狙うのはツル性植物につくカミキリ。
急斜面を下ってツルをチェックしていく。
ツルをわって確認する先輩。先輩が狙ったカミキリはかなりの珍品だったので、残念ながら姿を拝むことは出来なかった。
お次はイタビカズラにつくあのトラカミキリ。ねらい目は新鮮な枯れヅルだが、そんなものはほとんどないので、仕掛けてあるトラップをチェックしていく。
イタビカズラを教えてもらい、薄暗くなり始めた中、目を凝らしていると…。
い、いた!!
おそらく間違いない。さて、写真を撮るか採集するか…!
ほとんど迷わずに網を持ってしまった。
オキナワトゲヒゲトラカミキリ Demonax sawaii Ikeda,1990
採っちゃった…。まぁ初採集だし仕方ない。
かつては大珍品で、今では生態が分かり始め採れるようになったとはいえ、かなり嬉しい。
やった~~!
とりあえず初採集種が採れたのでほっとして、その後は森を歩き回っていろいろ見てみる。
ものすごい勢いで根が張り出している。ひっくり返ったのか…?
明るいところでは花にイシガケチョウが沢山集まっていた。
掬ってみたがカミキリは入らず。今回は三角紙を持ってきていなかったので採らなかったが、そのうちチョウやガもちゃん採って青伽毘に送らなければ。
ガッツはオキナワハンミョウを採集。かなり採りたかった種のようでものすごく喜んでいた。
ハンミョウは飼育できるのだろうか。
さて、そろそろ日も暮れてきたし、本日のメインの灯火採集のポイントに向かうことになった。
私はオキナワトゲヒゲトラの写真が撮れていなかったのが心残りだったので、皆が休んでいる間にそそくさと先ほどの場所に行ってみる。
薄暗くてよく見えないが…。
と、遠い…。
もう少し…。
お分かりいただけるだろうか。画面中央に産卵中の♀がいる。
産卵が終わって動き始めるのを待って、網の中に落とす。結構大きな♀だった。
最後に追加できてラッキーだった。
灯火ポイントに向かうころには、もう完全に夕日が差す状態。
ポイントに到着し、セットを組み立てて少し話していると、下から自動車が上がってきた。
こんな時間にこんな場所を通るのは…と思って見ると、車の中に網。やはり虫屋さんだ。
琉大生物クラブOBの、Y-zoさんだった。実は私は2年前の石垣で、Y-zoさんとお会いしていたらしいのだが、当時は全然気づかなかったので、「はじめまして」とご挨拶してしまった。失礼致しました。>Y-zoさん
日中も採集されていたそうで、かなりの珍品を採っておられた。う~ん、すごい。お話を聞いているだけで、とても勉強になる。
今日は違うポイントに向かわれるとの事で、短い時間しかお話できなかったが、お会いできて良かった。
さて、日も完全に落ちるころ、ライトアップ。
ライトをつけてしばらくすると、ポツポツとカメムシが飛来。そのうちナナホシキンカメとナガカメムシの一種の嵐となってしまった。
そんな中で、甲虫も飛来し始める。
やはり多いのはケルシウム。しかし同定が出来ない。
沖縄本島にいるのはホソガタヒメ、リュウキュウヒメ、ヨコヤマヒメ、ヒゲナガヒメ、ニホンチャイロヒメ、ニセフトガタヒメ…こんなもんだろうか?
う~~ん、多いよぉ…。
ガや甲虫の飛来が多いとやはり楽しい。シモフリスズメ(沖縄にもいることに驚いた)やハグルマトモエのような大型のガも飛んできてなかなか面白い。
ハグルマヨトウは沖縄本島にいるのだろうか。いるなら一度見てみたいものだ。
お気に入りはコレ。名前が分からないが深い抹茶色の紋が綺麗だった。数頭飛んできたから普通種なんだろう。
さらに、初採集のカミキリが飛来。
キイロミヤマカミキリ Margites (Margites) fulvidus (Pascoe, 1858)
この晩はキイロミヤマが当たりで、先輩に頂いた個体も含めると結構な数採集できた。
珍しい種ではないが、初採集なので沢山飛んでくると嬉しい。
幕をよく見ていると、小さい甲虫も結構飛んできている。こちらに来たら何でも採ろうと思っていたので、コメツキやマグソコガネもキープ。
種類はさっぱり分からない。
一応、糞虫図鑑は持っているので、調べてみようと思う。
こんなのも飛んできた。
先輩が見つけた泳ぐ一円玉、オキナワミズスマシ。始めて見たがかなりデカイ。いい虫だ。
他にも、特大のウバタマコメツキや、コガネムシ数種、シデムシやキノコムシなど、いろいろ飛んできて楽しいライトになった。
さて、採れる虫もだいぶ一定になってきて、キンカメの攻勢が激しさを増したところで、今日のライトはそろそろお開きということに。虫が結構飛んできたのはもちろん、飛来を待つ間の会話も、とても楽しい採集だった。
この後は、夜の材置き場チェックしてから、帰路につくことに。
材置き場はこんなところ。昼間は作業をしていて入ることが出来ないそうだが、材が結構置いてあっていい土場だ。
昼間に来たら面白いだろうな~と考えながら、虫を探す。ガッツがオキナワキボシを採ってくれた。私はカミキリを見つけられなかったのでゴミダマを摘んでいた。
オキナワキボシカミキリ Psacothea hilaris teneburosa Matsushita,1933
先輩は、「このポイントはハブ出るから。」と仰っていたが、実際にガラスヒバやヤモリなど、爬虫類が多く気配が濃い。
と、その時、すぐ横を歩いていたガッツが声を上げて飛びのいた…!
※ヘビが出るよ!
うぉ!!
で、でやがった…。ヒメハブだ。ホンハブと比べて気性も大人しく、毒も弱いと言われているが嚙まれたらただでは済まないだろう。
ガッツはすんでのところで踏むのを回避したが、大人しいヒメハブでも踏まれれば黙ってはいないと思うとぞっとする。
ふと、すぐ先を見ると…。
ぎゃぁぁぁ・・・。
よく見るとすぐそばに池があった。気づかなかったが水場を好むハブが沢山いて当然か…。
と、池を見ると…。
うわぁぁぁ…。
お、泳いどる…。
ここに居たらあっという間にヒメハブに囲まれてしまうし、いつホンハブが出てもおかしくない…。ということで、そそくさと退散。
最後の最後に怒涛の連続ヒメハブで、大興奮の採集は幕をとじた。沖縄での採集には、ハブという脅威が確かに付きまとうのだということを改めて実感できた。しかし、虫以外の生き物も見ていると楽しい。やんばるは面白いフィールドだ。
帰りは高速を使わず、一般道で帰ってきたのだが、途中から意識が無くなっているので何時もの通り割愛。
今日一日、本当に貴重な体験をさせて頂いたコウベシショウ先輩と、とー先輩、ありがとうございました。ガッツ、お疲れ様でした。
今回の採集で、沖縄での虫採りについて色々と教えていただいた。この機会を生かすべく、どんどんフィールドに出て行きたいなぁと感じた。
次はぜひとも三角缶持っていてくだされ。
足元には注意してくださいよ。
行きたい
どうもどうも^^
久々に楽しいライトだったぞー。三角缶は東京においてきてしまった。ので次回までには何とかしておきたいと思います。
足元はほんとに気をつけないと殺られそうで怖いっス。
すずめばちさん
こんばんは。先輩のおかげで楽しい採集でしたが、自分ひとりでは到底歯が立たなかったと思います。やんばるは思ったより難しいです。
その分色々試して、試行錯誤してみたいと思います。
近況としては、軟式野球のサークルに入るつもりです。授業はのっけからハイペースで大変になってきました。
どうもー。
残念ながら、気候は穏やかどころではないです。この日はかなり晴れて良かったんだけど、めっちゃ気温上がったかと思ったら急に土砂降りとかで、洗濯物も安心して干せないよ。
しかし雪とは恐れ入った。まだまだそちらは寒そうだね~!こっちは晴れるとすぐ汗をかく位の気温です。
軟式野球、言ってたとおりやっぱり入るのね。楽しんでください。こちらは釣りもやってみたいと思ってます。釣り一回もやったことないんだけどね。
授業大変そうだねぇ。こちらは逆に、思ったよりもスロースタートです。お互い体壊さないように、頑張りましょう。
ところで、H部員でも良いんだけど、ハンドルネーム作ったらいかがでしょうか。
ご覧頂きありがとうございます。連れて行ってくださった先輩方のおかげで、とてもいい経験が出来ました。危険には注意しながらも、楽しみたいと思います。
写真の場所はどこも存じております。いずれも素晴らしい採集地です。通えばきっと良い出会いがあると思います。
ただ、そのような場所を他の場所で見つけることが大切です。それがまた難しいんですけどね…
機会があれば一緒に採集に行きましょう…!
コメントありがとうございます。今回は完全に先輩に案内していただいたので、良い思いをさせていただきました。
本土との採集スタイルの違いに、最初は慣れないと思うのですが、どんどんフィールドに出て楽しみたいと思います。もちろん、自分でエリアも開拓してみたいと思っています。やんばるは奥が深そうです…!
お忙しいとは思いますが、ぜひ採集ご一緒させてください。よろしくお願いします。