こころの一人旅

「自分の感情」を取り戻し、「自分のために生きる」ことが出来るよう、折に触れ感じることを綴っています。

「いじめられている君へ」 鴻上尚史 2017.8.30

2017-08-30 | 脱出する
今週、Eテレの「ハートネットTV」という番組で、

元SEALsのメンバー奥田愛基さんが紹介されていました。

その中で、奥田さんがいじめにあっていたとき目にした、

鴻上尚史氏(劇作家)の新聞のコラムがきっかけになり、

鳩間島への転校を決意したということでした。





そのコラムは、今いじめを受けている子どもたち・大人たちにも

役立つものだと思いました。

以下は、2006年11月17日 朝日新聞に掲載されたものだそうです。




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あなたが今、いじめられているのなら、今日、学校に行かなくていいのです。

あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。

逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。

学校に行かない自分をせめる必要はありません。

大人だって、会社がいやになったら、会社から逃げているのです。



次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。
 
そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、周りにアピールしましょう。

思い切って、「遺書」を書き、台所のテーブルにおいて、外出しましょう。

学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。

そして、死にきれなかったと家にもどるのです。



それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、学校あてに送りましょう。

あなたをいじめている人の名前と、あなたの名前を書いて送るのです。

はずかしがることはありません。

その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。



死んでも、安らぎはありません。

死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。

あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。



だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。

あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。

それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります。



僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。

どうか、勇気を持って逃げてください。

鴻上尚史(劇作家) (朝日新聞 2006年11月17日 掲載)

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夏休みが終わり、登校する子どもたちの姿を見る頃になりました。

例年この時期、子どもたちの痛ましいニュースを目にします。




もしこの記事を目にした人の中に、いじめられている子どもやその親がいたら、


「あなたは 悪くない」


悪いのは、無自覚にいじめている相手の方です。




この番組が、9月4日(月)PM1:05~PM1:34 Eテレで再放送予定だそうです。



ハートネットTV “生きる”って何だ -元SEALs 奥田愛基-
(NHKオンライン) 
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