第４５話 「少年と黒い大怪獣」

ブラックゴン　登場

山の中にゴンという怪獣の子がいた。
どう見ても「黒い牛」ですが。

京太郎と朝子は特別休暇で朝霧高原へ来た。
マコトの両親は崖崩れで亡くなっていた。
ゴンは天涯孤独になったマコトの心の拠り所なのだ。
そんなとき、牛が一頭殺された。
黒い野犬を捜すため山狩りをすることになった。
マコトは洞窟にゴンを匿った。

京太郎は山の中にインベーダーの気配を感じた。
マコトの様子も気にかかっていた。
京太郎は単身、山へ入り怪獣の子を発見。
そこに現れたインベーダー。
京太郎が撃退してゴンを守った。

ゴンが危ないと聞いて走り出すマコト。
傷の手当てをして京太郎もあとを追った。
ゴンの姿は忽然と消えていた。
突然の豪雨。ゴンを捜して走るマコト。
しかし、熱を出して倒れてしまう。
マコトに代わってゴンを捜す京太郎。
しかし、その行方は、ようとして知れない。
夢の中でゴンと戯れるマコト。

朝霧高原にインベーダーの宇宙船が現れていた。
ゴンを巨大化させようと企んでいるのか？
ゴンを発見した京太郎に襲いかかるインベーダー。
格闘している間にまたゴンを見失う。
回復したマコトがゴンを発見する。
しかし、宇宙船からの光線を浴びて巨大化。

火炎を吐いて攻撃してくるゴン。
マコトの必死の呼びかけも聞こえていない。
京太郎はミラーマンに変身。
「おいらのゴンを殺さないで」と懇願するマコト。
ミラーマンも迂闊に攻撃できない。
触手とガス攻撃でピンチに陥るミラーマン。
カラータイマーが鳴り始めた。
もう時間がない。
ミラクルキック！

首を切断されたゴンは・・・

静かに崩れ落ちた。

ゴーンッ！

マコトの絶叫が高原に響き渡る。
インベーダーによってマコトとゴンの絆は断たれた。
「ゴンのバカヤロー！」
湖に入って叫ぶマコト。

その姿をただ見つめる京太郎と朝子であった。

今回のインベーダーは何が目的だったのか？
京太郎を戦い辛くさせただけですな。
でも、ミラーマンは「許してくれ」と。
この手は今までにもよく使いました。
追いつめられたミラーマンはいつもこうです。
インベーダーもそろそろ学習しましょう。