亀田司法書士ブログ

越谷市の亀田司法書士事務所のブログです

消滅時効に注意

2017-04-07 11:40:14 | 遺言・相続

亡母宛にクレジット代金の請求書が届いたとの相談がありました。未払代金ですが,遅延損害金を含めると100万円を超えるほどの高額になっています。

さて,2回目の請求には,和解提案として40万円の支払をもってその余を放棄するとありました。

亡母の債務ですから,債務があることを知って3か月以内に相続放棄することが先ず考えられます。ところが,亡くなってから7年も経ちます。

クレジットの契約書を見ると,購入時の3か月後の一括払いと記載されています。そうすると,債権が時効消滅している可能性が大です。

亡くなっている母が債務の承認や一部の支払をすることは考えられません。相続放棄が確実ですが,相続放棄は最初から相続人でなかったことになるのですから,後順位の相続人が発生し,その人も放棄をする必要に迫られる可能性が発生します。

債権が時効になっているなら,消滅時効を援用すべきでしょう?

時効になっている債権でも時効を援用されるまで,請求すること自体は法的に何の問題も無いのです。

このようなときに法的判断を誤らないようにする必要があります。


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