かめちきの 風に吹かれて

今年はふた味違うかも。

みそひともじ

2005-11-30 | つれづれ
一応月末〆の仕事があがってホッとしました。
今回は珍しく短歌の校正だったりしたわけで。
旧仮名遣いがあったり正字があったり、素養がないので
かなり神経を使いました。
ですが改めて短歌のリズムっていうのは身体の中のリズムと
共鳴するというのか、心地のよいものだと思いました。
俳句の十七音というのはあまりに短くて読み手次第みたいな
ところがあるように思われるけれども、短歌の三十一文字は
思いを伝えるのに簡潔にして無限のような気がする???
この2週間ばかり、暮らしのなかで切り取ってみたい“瞬間”が
ぽろぽろとあってうずうずしていました。でも言葉として形に
なるのは部分であって、実際に歌の形にまでまとめ上げるまでは
なかなか。
この季節になると毎年、与謝野晶子の「金色のちひさき鳥のかたちして
銀杏ちるなり夕日の岡に」を思い出しますね。たぶん小学校の教科書に
載っていたのではなかったかなあ。

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