呉市かまがり天体観測館

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ふたご座流星群(2016)

2016-12-07 13:15:17 | 星空情報

12月14日(水)にふたご座流星群がピークを迎えます。

夜は寒さが厳しい季節ですが、年間最大の流星群ですので、観察にチャレンジ
しようと思っている方は以下を参考に頑張ってみてください。ただし、今年は
満月に邪魔されてしまうため、条件は相当悪いです。

まず、流れ星はいつどこを流れるか分かりません。ですので、とにかく
空の広い範囲を見ておく方が出会える確率が上がります。

そして、空の低いところは雲や街明かりの影響を受けやすく、暗い流れ星
が隠されてしましますので、なるべく影響を受けない場所・工夫をして
観察するのがよいです。月の方向も避けるべきです。

また、流星が輝いている時間は平均すると約0.2秒間です。流星群に属する
流星の場合、流れ星の軌跡を後戻りすると1点に集まります(放射点と言い
ます)。基本的にはこの放射点がどの星座にあるかで、流星群の名前が決め
られていますが、放射点の近くを見ていると短い流れ星ばかり見えてしまい
ます。今回で言えば、ふたご座付近を観察するよりは、ふたご座から少し
離れたところを観察した方が長い流れ星に出会える可能性が高くなります。

以上のことを考慮すると、流れ星観察のコツはこうです。

1. 東を向いてから、そのまま仰向けに寝転がる(足が東、頭が西)
2. 空の一番高いところを中心に、広い範囲をぼぅ~っと見る(キョロキョロしない)
3. 流れ星が流れたら、そちらを向いて観察する

これで、流れ星に出会える確率はかなり上がると思います。もちろん、
長い時間観察すればするほど、たくさんの流星に出会える可能性は高く
なります。

2016年のふたご座流星群は12月13日(火)の夜から14日(火)の朝にかけて、
または14日(水)の夜から15日(木)の朝にかけて観察するのがおススメです。
ピークの予想時刻は14日(水)の午前9時頃です。今年はピークの時間帯が昼間
であることと、満月があることで、条件が悪いですが、例年通りの活動を示して
くれれば、1時間に十個程度は見ることができそうです。

ただし、この時季は夜になると想像以上に冷え込みますので、これでもかという
くらいの防寒をしておくことと、温かい飲み物などを用意して、寒さで観察が
できなくならないように、しっかりと準備して臨んでください。

あとは天気次第です。

おまけ
流れ星を観察する時に注目する点は、明るさ、色、方向に加えて、
流星痕と呼ばれる流れ星が流れた後の残光です。双眼鏡などで
流星痕を観察すると、実に面白いですよ。

頑張って観察してみてください。



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