11月14日(月)は2016年で一番大きな満月でした。
世間ではスーパームーンということで、かなり盛り上げっていましたが、
みなさんはご覧になられましたでしょうか?
月は地球の周りを楕円を描いて回っていますので、近づいたり、遠ざかっ
たりを繰り返しています。最も近づいた時の月までの距離は36万km弱、
最も離れた時の月までの距離は40万km強で、平均距離は約38万kmです。
およそ4万km分も距離が変わるのです。
4万kmとは、ほぼ地球1周分に相当する距離です。
2016年の満月で言えば、最近は11月14日、最遠は4月22日でした。
これらの見かけの月の大きさがどのくらい違うかと言うと、こんな感じ。
(天気の関係で大きな方は11月15日の夜に撮影したものです。)
かなり違いますね。
これなら注意深く観察すれば、気付くことができそうです。
ちなみに月が低い所にある時に大きく見えるのは目の錯覚
と考えられています。