京都・舞鶴かまぼこ嶋七の今日の笑顔

かまぼこ・さつま揚げのおいしい話題やレシピ、舞鶴旬の話題を京都・舞鶴かまぼこ嶋七の4代目女将がお届け

まいづる田辺城まつりを満喫♪吉原太刀振りが特別演技。

2014-05-26 | 舞鶴観光ガイド~ふるさと舞鶴だより

 5月25日は、春の最大のお祭り 
 「まいづる田辺城まつり」が開催されました。



 まいづる田辺城まつりは、西舞鶴の町内や学校、保育園や幼稚園など
 市民一丸となって、作り上げる、
 舞鶴の春の最大のお祭りです。


 私も、今年は、息子が和太鼓の演奏とチビッコ武者行列に参加することから、
 朝早くから、「まいづる田辺城」に入り、お祭りを満喫しました。


 さて、まいづる田辺城を全く知らない方に、
 少し説明させていただくと・・・ 

 天正8年(1580年)に丹後の国は、
 細川幽斎(藤孝)、忠興親子の領国となり、
 舞鶴田辺城を築きました。

 まいづるの人気ゆるキャラ「ゆうさいくん」は、
 この舞鶴田辺城の城主の「細川幽斎」のこと。

 歌人として、有名な方です。
 また、その息子の嫁は、明智光秀の娘、
 そして歴史上の麗しき悲劇のヒロインとして有名な
「細川ガラシャ」です。

 まいづる田辺城まつりでは、
 関ヶ原の戦いの前哨戦で、(徳川家康が、上杉征伐に行っているすきに)
 石田光成軍に攻められ、 田辺城で籠城を強いられるところから始まり、
 芝居仕立てで、祭りが進められます。


 舞鶴城の歴史の一コマを知ることができる幽斎の「古今伝授」や
舞鶴ゆかりの歴史上の人物にふんした武者行列。


今年の武者行列には、舞鶴市のお隣の福井県から、
越前朝倉隊が参戦してくださいました。



 各町内の出車やおみこし、
和太鼓演奏、小学生の講談などなど
 市民や子供たちが参加して盛り上げるイベントがいっぱいで、
 思う存分楽しませていただきました。

 そして、何といっても、今年の祭りの目玉は、
 京都府の無形文化財にもなっている
 「吉原太刀振り」が上演され、お祭りを盛り上げてくれたことです!
 
 迫力のある演技に 感動!
 



 この「吉原太刀振り」の由来も、
 田辺城の歴史を深く関わっています。

 細川幽斎が舞鶴田辺城は、関が原の合戦の前哨戦として、
 石田光成方から多勢で攻め込まれ、
 少ない軍で籠城しなければならなかった時、

 漁村吉原の漁師たちが田辺城を守るため援護し、
  功績を残したことが由来のようです。

 いつもは、朝代神社の秋の祭礼の11月3日のに
 4年に1度奉納される伝統芸能なので、
 なかなか見ることができないので、
 今年は、多くの方に見ていただくことができ、
 本当によかったですね。

  (ちなみに、嶋七かまぼこの高校生のバイトくんも吉原太刀振りで活躍しています!!)

 
 実は、舞鶴のかまぼこづくりが発展した理由も
 漁師たちの功績をたたえられ、
 魚の加工などを自由に行える権利を
 得ることができたことが一因とも言われています。


 
 嶋七かまぼこが、生まれ育ったのも、この「吉原」。

 吉原の漁師たちが、この田辺城を守るために奮闘しなければ、
 「嶋七かまぼこ」も、今、
 存在してなかったかも知れませんね。


 さて、この日は、舞鶴港に
 イタリアの豪華客船「コスタ・ビクトリア」が入港したので、
 外国の方もお祭りを見に来られていました。


 
 嶋七かまぼこを販売しているとれとれセンターのお土産店でも、
 外国の方を多く来られたそうで、

 「ちぎり天 笹がきごぼう」を、
 英語と韓国語で聞かれたそうなのですが・・・

 どなたか、どのように説明すればよいか、ご存知ですか?

 ちぎり天 笹がき ごぼう


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かまぼこ工場見学の季節です。

2014-05-23 | 4代目女将の日々つれづれ

5月中旬から6月にかけて、舞鶴や舞鶴近郊では、
社会科見学の季節を迎えます。

昨日は、小学校1年生の生徒たちが、
地域の産業や働く人たちを学ぶ目的で、

嶋七のかまぼこ工場へ見学に来られました。

お魚の身と塩等を入れてを練りあがった
ドロドロのすり身が板の上に形づくられていく様子や

ごぼう天のごぼうが真ん中に巻かれていく様子など

みんな興味深々で、真剣なまなざしで見ていました。

いつもは、地元の産業を学ぶ小学校3年生の生徒たちが
多いのですが、今回は、小学校1年生。

ついこの前まで、幼稚園や保育園に通っていたのですから、
説明する言葉も、なるべくわかりやすい言葉を使うよう、
注意しましたが、どの程度理解できたでしょうか?

でも、子供たちの興奮した声や笑顔を見ると、
かまぼこ工場見学を楽しんでいただけたことが
よくわかり、私たちもうれしくなりました。

舞鶴かまぼこ協同組合の
「舞鶴かまぼこ体験工房」ができて、ちょうど1年になります。

多くの子供たちと接してきて感じることは、
みんな「かまぼこ・天ぷら」が大好きだということです。

これからも、多くの皆様に
「舞鶴かまぼこ」に関心をもってもらったり、
魅力を伝えていく活動を 地道に続けていきたいと思います。


 >「舞鶴かまぼこ工場見学 (舞鶴学校関係者のみ受付)

 >「舞鶴かまぼこ手作り体験工房」(一般の方も受け付け)

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地物の旬素材を使って・・ビールにあう えんどう豆天

2014-05-20 | 天ぷら さつま揚げ

ホックリして、ほんのり甘い えんどう豆
私は、大好きな 野菜です。

初夏にむけて、舞鶴や舞鶴近郊の地物のえんどう豆もふっくらと甘味を増し、
最高においしい 旬を迎えています。

昨日は、舞鶴のお隣、綾部産のピカピカの朝採れ「えんどう豆」が届きました。

この旬のえんどう豆をたっぷりと練りこんだおつまみ天
旬の天ぷら えんどう豆」も 、とっても美味しい時期。

えんどう豆のおつまみ天は、ビールとの相性はばっちり!

晩酌のおつまみに、おすすめですよ。

今月いっぱいまででの販売なので、お早目にどうぞ。


揚げたての えんどう豆天

揚げたてを その日のうちに 発送します。

えんどう豆のおつまみ天ぷら

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