所長日記

現場での出来事、日々思うことをつづっていきます。

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 284

2017-07-11 20:28:02 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 284

「数寄屋ルネサンス」

前回の写真が暗めでしたので

今回は明るいものを選びました。

 

玄関戸を開けた時の景観です。

下駄箱は5年前新築時のもの。

入口襖の高さは、新築時180㎝でしたが

新築前の昭和の家に戻し

和室周りは173㎝に戻しています。

 

たかが数センチと思うかもしれませんが

建築主にとってその差は大きい。

襖と天井との間の、下がり壁が数センチさらに下がるので

和室内部がとても落ち着いた雰囲気になります。

 

改修と言えども、天井の高さは変えられず

元のままですが、違っているのは天井板です。

以前は張りものでしたが、

今回は無垢の杉を使用した棹縁天井。

木場の倉庫で全体を並べ、木目や赤味としらた、源平の度合い

を比較し、建築主と大工の立会いの下

しっかり選んだものを使っています。

左側の袖壁は奥ゆかしさを出すため、

また杉丸太は靴を履くときの手がかり

として利用します。

木造三階建て特殊構造なので

構造材として使われている柱は壁の中に隠れており

見えている柱は力を受けていない化粧柱です。

 

 

 

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