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神戸女学院美学研究会2008年度第4回例会

2009-01-15 08:13:06 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2008年度 第4回例会
Rupert Faulkner先生 講演会のお知らせ

美学研究会の2008年度第4回の例会です。すでに年度末で卒論・修論提出、入試、期末試験、等々とあわただしい季節です。しかし本研究会はどんなに多忙でも継続を心がけます。今回の講演会にはロンドンからルパート・フォークナー先生をお迎えします。先生は大規模な「アーツ&クラフト展」を中心になって企画され、1995年のV&Aを皮切りにアメリカのインディアナポリスとサンフランシスコと巡回、そして、昨年秋の京都国立美術館での開催に続いて、1月24日より開催の東京都美術館での準備のために来日されました。その作業の合間をぬって本学に来校され講演をしていただきます。講演のテーマは、本学講師の川島智生先生が尽力されて上記展覧会にも復元された、柳宗悦、濱田庄司や河井寛次郎らの共同設計による、我が国最初の”民藝館゛である三国荘についてです。
むろん入場無料です。講演は日本語でされます。講演会終了後、懇親会を開きます。こちらにもご参加ください。

日時: 2009年1月27日(火)! 15:00 −16:30
場所: 本学JD-101 (大会議室)
講演: Rupert Faulkner (Senior Curator, the Victoria & Albert Museum), “Rediscovering the Mikuniso”(「三国荘の再発見」)(日本語による講演)

Rupert Faulkner先生のプロフィル:横浜生まれ、ケンブリッジ大学卒業後、名古屋大学に留学して陶磁器を研究、1988年にオックスフォード大学よりPh.D.(鎌倉期から江戸初期に至る瀬戸と美濃の陶器の研究)。1984年よりV&Aにキュレイターとして勤務、同館の東芝ギャラリーの整備や所蔵する浮世絵、陶磁器、現代工芸品のコレクションと管理を担当。著書にJapanese Studio Crafts: Tradition and the Avant-Garde (1995), Hiroshige Fan Prints (2001)、Tea: East and West (2003)、ほか。他の業績については以下のサイトを参照:(1)http://www.vam.ac.uk/vastatic/microsites/japan2001/index.htm
(2) http://www.vam.ac.uk/res_cons/conservation/mazarin_chest/index.html

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)

美学研究会2008年度の活動:
第1回 2008年9月25日:林清財(台湾国立台東大学)「台湾原住民の音楽」
第2回 2008年12月1日:横手義洋(東京大学)「ヴォーリズによる岡田山キャンパスの建築史的意義」
第3回2008年12月16日:Devleena Ghosh (University of Technology, Sydney), “Multiculturalism in Australia: Indian Immigration and Integration into Australian Society”
第5回(予定)2009年2月5日:Spiros Gangas (Deree College, American College of Greece), “Current Trend of Simmel Studies in Europe”

神戸女学院美学研究会2008年度第2回例会のお知らせ

2008-11-08 22:17:33 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2008年度 第2回例会
横手義洋先生 講演会のお知らせ

 美学研究会の2008年度第2回の例会です。秋たけなわ、食欲とスポーツのみならず、読書や講演と、知的活動も活性化いたしましましょう。今回の講演会には建築史専門の横手義洋先生をお迎えして、本学の岡田山キャンパスについて語っていただきます。岡田山に創出されたヴォーリズの企てを建築史的にどう評価すべきか、興味深い提言が与え られることでしょう。
 近代日本の建築の歴史は洋風を主流化する軌跡でした。その中心を担ったのは工部大学校造家学科(現在の東京大学建築学科)であり、その第一回卒業生である辰野金吾(東京駅赤レンガ駅舎ほかを設計)を先駆者としての官製の建築家たちでした。それに対して、民間には伝統的な工匠、宮大工、棟梁の系譜があり和風 から擬洋風にいたる建築を残してきました。さて、ヴォーリズをどう位置づけるべきでしょうか。むろん彼は<官>の系譜ではなく、また伝統を継ぐ<民>の建築家でもありません。まさに異端の建築家というべきなのでしょうか。横手先生はいわば正統<官>の建築学・建築史学のなかにおられる研究者ですが、その先生にはこの 岡田山キャンパスがどのように映るのか、ぜひ聞きたいものです。むろん入場無料です。講演会終了後、懇親会を開きます。こちらにもご参加ください。今回の講演会は、岡田山移転75周年を記念して岡田山ヴォーリズ研究会との共催です。

日時: 2008年12月1日(月)4:40 p.m.−6:00
場所: 本学JD-104
講演: 横手 義洋「ヴォーリズ岡田山キャンパスの建築史的意義」

横手義洋先生のプロフィル:1970年生まれ。東京大学工学部建築学科、同大学院、ミラノ工科大学建築学部などで学ばれ、現在、東京大学大学院工学系研究科助教。『イタリア建築における中世主義に関する研究』により工学博士(東京大学)。学会(住宅総合研究財団世界のすまい方フォーラム委員、日本建築学会西洋建築史小委員会委員ほか)、社会 活動(「綱町三井倶楽部」見学ツアーガイドほか)、調査活動(明治学院大学礼拝堂ほか)、著作においてご活躍です。共著に『未来都市の考古学』、『ジュゼッペ・テラーニ:時代を駆けぬけた建築』、『漢字と建築』、『伊藤忠太を知っていますか』ほか。論文に「「様式的修復」に見るイタリア中世主義の限界について」、「 ミラノの都市改造とC.ボイトの中世主義について」、「C.ボイトの修復理論に関する史的考察」ほか。

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)
後援:神戸女学院大学研究所
美学研究会2008年度の活動:
第1回 2008年9月25日:林清財(台湾国立台東大学)「台湾原住民の音楽」
第3回(予定)2008年12月16日:Devleene Ghosh(Univ. of Technology, Sydney), “Multiculturism in Australia: Indian immigration and integration into Australian society”
第4回(予定)2009年1月27日:Rupert Faulkner (Victoria & Albert Museum), “Rediscovering the Mikuniso(三国荘)”
第5回(予定)2009年2月5日:Spiros Gangas (Deree College, American College of Greece), “Current Trend of Simmel and Hegel Studies in Europe”

2008年度第1回例会

2008-09-18 22:03:28 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2008年度 第1回例会
林 清財先生 講演会のお知らせ

美学研究会の2008年度第1回の例会です。
本年度は例年に比べ例会の回数が少ないように思われる方もおありでしょうが、けっして本年2月に5カ国よりゲストを迎えて成功裏に開催した第14回日韓美学研究会の疲れがあるからではありません。講演会こそ第1回ですが、地道な基礎研究を継続するためにTRS(Text Reading Society)を立ち上げて、現在アウグスティヌス『告白』第10巻をラテン語テキストに即して読んでおります。
今回の講演会には台湾より林清財先生をお迎えします。先生は台湾原住民の民族音楽研究の第一人者です。台湾の原住民の習俗から文化・芸術に至るまで話をしてくださる予定です。グローバル時代における文化の多様性、原住民の文化保存という観点からも重要な提言があることでしょう。台湾について、台湾の原住民について、あるいは原住民の文化・芸術について、自文化・異文化の保護について、その他の関心をお持ちの多くの皆様のご参加をお待ちしております。なお、講演は中国語でなされますが、本学講師の薛羅軍先生が通訳の労をとってくださいます。また、梁忠銘先生(国立台東大学師範学院院長)にコメントをお願いする予定です。講演会終了後、懇親会を開きます。こちらにもご参加ください。

日時: 2008年9月25日(木)4:00 p.m.−6:00
場所: 本学JD-102
講演: 林 清財「台湾原住民の現状」

林 清財先生のプロフィル:国立台湾師範大学音楽研究所修士、パリ第10大学民族音楽学博士。現在、国立台東大学人文学院音楽学部准教授、同学部長。中華民国民族音楽会理事、公廣集団原住民テレビ局諮問委員、高雄県文化資産保護委員会委員、台東文化資産保護委員会委員、『台湾音楽研究』編集委員、ほかご活躍中。

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)
後援:神戸女学院大学研究所

神戸女学院美学研究会 2007年度 第7回例会

2008-01-26 17:20:24 | 講演会
きたる2月8日より11日まで予定しております第14回日韓美学研究会に続き、研究会にご出席いただいたローラン・ジャフロ先生の講演会を開きます。先生は、フランス人文主義の伝統はさすが、と思わせる学殖と知性とお人柄の人です。18世紀のイギリス思想をご専門とされておられる先生の業績は、まさに今日の当該専門分野の最も先端的な位置を示しており、現在どのような議論と問題意識が展開されているかを知る最適の教材でしょう。とはいえ、専門性が高いことが他の領域の研究者を閉ざすのではなく、先鋭な思考や学問がつねにそうであるように、ジャフロ先生のお仕事と話は普遍的な領域にあって門外漢にも初心者にも通じます。英語による発表ですが(通訳は質疑応答のときのみ)、論文草稿をご希望の方は下記浜下まで。皆様のご参加をお待ちします。

日時: 2008年2月13日(水)3:00 p.m.−4:30
場所: 本学L-7教室
講演: Laurent Jaffro, “Which analogy between aesthetic judgment and moral judgment? ―Remarks on Shaftesbury and Hutcheson―“

ジャフロ先生のプロフィル:”ancien élève de l’Ecole Normale Supérieure”; PhD, Paris 10-Nanterre (1993); Habilitation, Paris 10-Nanterre (2003). From 1995 to 2003, senior lecturer at the university Paris 1 Pantheon-Sorbonne, Professor at Blaise Pascal University,
Clermont-Ferrand, France (since 2004). [著書・論文(抄)] Ethique de la communication et art d’écrire. Shaftesbury et les Lumières anglaises, Paris, Presses universitaires de France, 1998;« From Hermeneutics to Common Sense. Stanley Rosen on Precomprehension », Logos
and Eros. Essays Honoring Stanley Rosen, éd. Nalin Ranasinghe(2006);« What is Wrong With Reid’s Criticism of Hume on Moral Appreciation ? », European Journal of Analytic Philosophy, 2, 2 (2006);« Inward Discourse and Moral Philosophy: the Case of the Stoic Soliloquy
», Exploration & Dialogue (Tokyo, Ochanomizu University), 18 (2007);« Berkeley’s Criticism of Shaftesbury’s Moral Theory in Alciphron III », in Reexamining Berkeley’s Philosophy, éd. Stephen H. Daniel (2007), et al.

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://blog.goo.ne.jp/kaloskagathos/ 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)後援:神戸女学院大学研究所

神戸女学院美学研究会2007年度の活動:
第1回(講演会):2007年6月7日、Trond Lundemo (Stockholm University), “The Moving Image and the City: From Monument to Surveillance”;
第2回(講演会): 2007年6月28日、Sree Kanthaswamy(University of California, Davis), “Genetics of Today, its Scope and
Problems” ;
第3回(ミニ・シンポ):2007年7月23日、加藤幸江(弁護士)「詐欺師の楽園と法律」;
第4回 2007年10月1日、Jerry Griswold (San Diego State University), “Smallness in Childhood and Children’s
Literature”;
第5回(講演会):2007年11月30日、川島智生「ヨーロッパの建築文化―アウシュヴィッツからリスボンまで」;
第6回(ミニシンポ)2007年12月4日、濱下武志(龍谷大学・中山大学)「東アジアの視点について」

神戸女学院美学研究会 2007年度 第6回例会

2007-11-25 21:44:34 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2007年度 第6回例会
濱下武志先生講演会のお知らせ


私どもが2008年2月に予定しております第14回日韓美学研究会年次大会のプレ・シンポとして濱下武志先生の講演会を開きます。先生はかつて某予備校の大学教師案内で”学問の鉄人”と呼ばれたり、編集者からは”エアポート・プロフェッサー”と煙たがられたり(?)、また韓国のあるシンクタンクによる20世紀のアジアを代表する200名の一人(ネルーや毛沢東とならんで!)に選ばれたりする著名でユニークな実力者です。我々が主宰する日韓美学研究会が、たんに日本と韓国の現在と将来を考慮するのみならず、中国ほかのアジア全域との関係、さらにはグローバルな視点からの日韓交流の方向を模索するとき、先生のご活躍の範囲や見識はひとつの参照枠になるでしょう。むしろそれ以上に、範例的な見識を提供していただける最適の方といえましょう。御講演に引き続き、シンポジウムに入ります。むろん、入場無料です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。終了後は先生を囲んでKCCルームにて茶話会を予定しております。

日時: 2007年12月4日(火)3:00 p.m.−4:30
場所: 本学JD-101 (大会議室)
講演: 濱下武志「東アジアの視点について」


濱下武志先生のプロフィル:龍谷大学国際文化学部・中山大学(中国)教授。東京大学大学院博士課程(東洋史)を修了後、一橋大学、東京大学、京都大学に勤務されたあと、2007年より現職。東京大学名誉教授。著書(抄):『近代中国の国際的契機―朝貢貿易システムと近代アジア―』(東京大学出版会)[アジア太平洋賞大賞
]、『香港―アジアのネットワーク都市―』(ちくま新書)、『朝貢システムと近代アジア』(岩波書店)、『沖縄入門―アジアをつなぐ海域構想―』(ちくま新書);編著(抄):『東アジア世界の地域ネットワーク』(山川出版社)、『漢字文化圏の歴史と未来』(大修館書店)、『アジアから考える(全7巻)』(東京大学出版会)、『海のアジア(全6巻)』(岩波書店)、『海と資本主義』(東洋経済新報社)、『東アジアの中の日韓交流』(慶應義塾大学出版会)、ほか。
Editor-in-Chief, International Journal of Asian Studies (Cambridge U.P.)http://www.Cambridge.org/uk/areastudies/asianstudies/journals/default.htm; Harvard Reischauer Lectures in 2005 http://www.news.harvard.edu/gazette/2005/04.21/13-reisch.html;
2006年福岡アジア文化賞http://www.city.fukuoka.jp/asiaprize/form17/index.html

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)
後援:神戸女学院大学研究所

神戸女学院美学研究会2007年度の活動:
第1回(講演会):2007年6月7日、Trond Lundemo (Stockholm University), “The Moving Image and the City: From Monument to Surveillance”
第2回(講演会): 2007年6月28日、Sree Kanthaswamy(University of California, Davis), “Genetics of Today, its Scope and Problems”
第3回(ミニ・シンポ):2007年7月23日、加藤幸江(弁護士)「詐欺師の楽園と法律」
第4回 2007年10月1日、Jerry Griswold (San Diego State University), “Smallness in Childhood and Children’s Literature”
第5回(講演会):2007年11月30日、川島智生「ヨーロッパの建築文化―アウシュヴィッツからリスボンまで」
[予定]第14回日韓美学研究会:2008年2月8日−12日

神戸女学院美学研究会 2007年度 第5回例会

2007-11-25 21:43:10 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2007年度 第5回例会
川島智生先生講演会のお知らせ


滅入ることが続いておりますが、美学研究会で一息つくのはいかがでしょうか? 本年度第5回の例会は、建築史家の川島智生先生によるヨーロッパ建築についてのお話です。先生はこの夏、約ひと月にわたって中欧ポーランドから西欧ポルトガルまでの建築研究の旅をされてきました。みずから一級建築士の資格もお持ちで、その
建築関連論文もきわめて実証性で密度の濃いものばかりですが、そうした成果の一端は、先生による本学の建築史研究、すなわち山本通りから幻の大蔵山キャンパス計画、そして現在の岡田山キャンパスにいたるまでのご研究が示すとおりです。(現在、本学研究所『論集』に継続して発表中です。)建物の材質、構造、デザイン、様式、等々に通暁されて、建築物の診断と美的判断もされてしまう先生の才知は、現場で建築を見ることと、文献資料等を介してその建築を論ずることの両面で真骨頂を発揮されておられます。ご自身で撮影されてきた写真もふんだんに映写しながら、<建築の快楽>を共に味わいましょう。多くの皆様のご参加をお待ちしておりま
す。

日時: 2007年11月30日(金)4:00 p.m.−6:00
場所: 本学JD-101 (大会議室)
講演: 川島智生「ヨーロッパの建築文化―アウシュヴィッツからリスボンまで―」

川島智生先生のプロフィル:京都工繊大学大学院博士課程修了、学術博士。2006年度まで本学非常勤講師。「阪神間都市と建築の会」主宰。

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)

神戸女学院美学研究会2007年度の活動:
第1回(講演会):2007年6月7日、Trond Lundemo (Stockholm University), “The Moving Image and the City: From Monument to Surveillance”
第2回(講演会): 2007年6月28日、Sree Kanthaswamy(University of California, Davis), “Genetics of Today, its Scope and Problems”
第3回(ミニ・シンポ):2007年7月23日、加藤幸江(弁護士)「詐欺師の楽園と法律」
第4回 2007年10月1日、Jerry Griswold (San Diego State University), “Smallness in Childhood and Children’s Literature”
[予定]第6回(ミニ・シンポ):2007年12月4日、濱下武志(龍谷大学・中山大学)「東アジアの視点について」
[予定]第14回日韓美学研究会:2008年2月8日〜12日

神戸女学院美学研究会2007年度第3回例会のお知らせ

2007-07-04 17:47:31 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2007年度 第3回例会
ミニ・シンポ「詐欺と法律」のお知らせ


前期最後の、本年度第3回目の研究会です。今回は、弁護士の加藤幸江先生をお迎えして、詐欺をめぐるさまざまな事件と、それに対抗する法律についてのシンポジウムを開きます。オレオレ詐欺やら振り込め詐欺、捏造データによる研究成果の華々しいキャンペーンやら、ネット・オークション上の詐欺やら誇大広告、偽装事件
はミンチ肉やら耐震建築基準、等々、まさに”世に詐欺師の種は尽きまじ”という現代の世相です。詐欺師という知能犯は手替え品替え、言葉巧みに、私たち善良で軽信かつ素直な市民に襲いかかります。ときには”狼おじさん”的メディアもまた疑ってかからねばなりません。今回のシンポジウムでは、加藤先生に基調講演として事件としての詐欺についての話をしていただき(お話のマクラは”結婚詐欺は詐欺、詐欺結婚は詐欺にあらず”とのこと)、さらに3年専攻ゼミ(浜下)の今年度共同研究テーマである「語りは騙り」の成果の一端を紹介する予定です。また、加藤先生は、国民裁判員制度が施行されようとしている今日、若い女子学生に法律への関心をもっと持って欲しいという熱意をお持ちです。シンポ後の茶話会では、ご自身が携わった事件や裁判についても、ざっくばらんにお話をうかがう予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


日時: 2007年7月18日(水)13:30 p.m.−15:00
場所: 本学JD-101
基調講演: 加藤幸江(弁護士)「詐欺と法律」


加藤幸江先生のプロフィル:早稲田大学第一法学部卒、在学中に司法試験に合格、第23期司法修習生修了後、検事として東京地方検察庁および福島地方検察庁に勤務、1974年より大阪にて弁護士として活動。大阪商業大学講師(独占禁止法)および神戸芸術工科大学講師(デザインと著作権)。著書(共著):『不正競争の法律相談』、『特許・実用新案の法律相談』、『判例意匠法』、『判例著作権法』、ほか。大阪弁護士会、中央総合法律事務所所属。


主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)


神戸女学院美学研究会2007年度の活動:
第1回(講演会):2007年6月7日Trond Lundemo (Stockholm University), “The Moving Image and the City: From Monument to Surveillance”
第2回(講演会):2007年6月28日Sree Kanthaswamy(UC, Davis), “Genetics of Today, its Scope and Problems”
第14回日韓美学研究会[予定]:2008年2月8日−12日

神戸女学院美学研究会2007年度第2回例会のお知らせ

2007-06-21 17:29:34 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2007年度 第2回例会
Sree Kanthaswamy 先生講演会のお知らせ


前期も残りわずかです。あらためて本年度第2回目の研究会です。今回は、カルフォルニア州立大学デイヴィス校よりスリー・カンザスワミ先生をお迎えして、遺伝子に関する講演会を開きます。遺伝子研究の第一線でご活躍の先生から、その可能性と問題点について、門外漢にもわかるようにお話をしていただきます。たしかに、科学はその成果を日々飛躍的に競い合い、人文科学・社会科学からもそれを単純原理として利用・応用しようとする流行もあります。かつての分子生物学、社会生物学、そして近年は脳科学、さらに今回のテーマである遺伝子学も、我々の関心を引くものです。しかしそうした成果を学ぶに当たっては、たんなる還元主義的安易さは避けなくてはなりません。今回の講演では最先端の研究の一端も紹介していただくと共に、幅広く素人的疑問にも答えていただいて、遺伝子学への再入門といたしましょう。
講演は英語でされますが、本学通訳コースの皆さんによって同時通訳がなされます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 2007年6月28日(木)3:00 p.m.−4:30
場所: 本学LA II-22 (マルチメディア教室)
講演: Sree Kanthaswamy, “Genetics of Today, its Scope and Problems”

Dr. Sree Kanthaswamy has got his Ph.D. in Genetics with a focus on Population Genetics, Forensic Genetics, Molecular Genetics, Evolutionary Genetics and Genomics. Performed full-scope veterinary forensic genetic analysis and have specialized expertise in DNA/serology testing. Served as
veterinary forensic and population genetic consultant to law enforcement agencies; expert witness. Research experience related to human and non-human primate genetics. Experience in wetland and species-diversity conservation and management. Proven track record in grant application, project
coordination, laboratory management and publication. He now works as Assistant Research Geneticist, California National Primate Research Center (CNPRC), University of California, Davis, and DNA Technical Adviser, QuestGen Forensics, Davis.

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)
後援:神戸女学院大学研究所

神戸女学院美学研究会2007年度の活動:
第1回(講演会):2007年6月7日Trond Lundemo (Stockholm University), “The Moving Image and the City: From Monument to Surveillance”
第3回[予定](シンポジウム):2007年7月23日(月)加藤幸江(弁護士)「詐欺師の楽園と法律」
第14回日韓美学研究会(予定):2008年2月8日−12日

神戸女学院美学研究会2007年度第1回例会講演会のお知らせ

2007-05-31 22:11:19 | 講演会
神戸女学院美学研究会 2007年度 第1回例会
Trond Lundemo先生講演会のお知らせ


早や夏の気配です。暑さボケに注意しなくてはなりません。他方で日々追われる業務のためにwork-holicによるボケ防止も重要です。日々の授業や研究や雑用と併行して、ただの気分転換以上の知的・精神的栄養を補給しなくてはなりません。
神戸女学院美学研究会の2007年度第1回の例会は、ストックホルム大学のトロンド・ルンデモ先生をお迎えして講演会を開きます。ヨーロッパの映画学の第一線でご活躍の先生の視点から、仮に分野はちがっても、新しい研究の方向が見出せるかもしれません。
講演のテーマは「映像における都市のイメージ」です。映画やビデオ作品の中に映し出される都市風景やその描き方から、現代人にとっての都市が、希望・絶望・幻想を織り交ぜてどのように表象されているかに焦点が当てられます。
講演は英語でされますが、本学通訳コースの皆さんによって同時通訳がなされます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


日時: 2007年6月7日(木)3:00 p.m.−4:30
場所: 本学ダッドレー館 JD−101(会議室)
講演: Trond Lundemo, “Images of the City in Films”

Trond Lundemo is an Associate Professor at the Department of Cinema Studies at Stockholm University. He has published on questions of technology, aesthetics and intermediality in various journals and anthologies, most recently in For Ever Godard (ed. Michael Temple, James Williams, Michael Witt)
(London: Black Dog 2004) and Color; a Reader (ed. Brian Price, Angela Delle Vacche) (London: Routledge 2006).


主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos
問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)
後援:神戸女学院大学研究所

神戸女学院美学研究会2007年度の活動:
第2回講演会(予定):2007年6月28日Sree Kanthaswamy (California National Primate Research Center, University of California), “Genetics of Today, its Scope and problems”
第14回日韓美学研究会(予定):2008年2月8日−12日

神戸女学院美学研究会2006年度第4回講演会のお知らせ

2006-09-21 20:01:25 | 講演会
夏休みがあけて新たなセメスターが始まります。長い休暇からのリハビリはお済みでしょうか? 秋は食欲・読書のみならず、研究に最適の季節でしょう。

 神戸女学院美学研究会の本年度第4回の講演会は、フランスの社会科学高等研究所より高暎子(Ko Young-ja)先生をお迎えして開きます。今回のご講演では、アルベール・カーン(Albert Kahn, 1860-1940)という特異な銀行家が遺した写真・映像コレクションを使っての、当時の西洋人の目に映ったアジア像が主題です。カーンは当時のヨーロッパを代表する銀行家としての実務のかたわら、哲学者のアンリ・ベルクソンや彫刻家のロダンといった知識人・芸術家と交友をもち続け、また「地球資料館」(Les Archives de la Planète)として今日残されている、世界各地の人々の生活を写した膨大な写真・映像資料を収集した人物です。先生は母語の韓国語以外にも英語、フランス語にご堪能ですが、今回の講演は日本語でしていただきます。珍しい写真がたくさん紹介されることでしょう。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 2006年10月11日(水)3:00 p.m.−4:30
場所: 本学ダッドレー館 JD−101(会議室)
講演: 高暎子(Ko Young-ja)「1910年におけるAlbert Kahnとアジア」

高暎子(Ko Young-ja)先生のプロフィル:パリ社会科学高等研究所(l’ École des Haute Études en Sciences Sociales) 韓国学研究所研究員。Ph.D.(大阪大学)。大阪大学大学院文学研究科TA、大阪大学客員研究員、神戸女学院大学(非)講師、等を経て現職。専門研究分野は、Hayden White、Paul Ricoeurを中心とする物語理論・解釈学、現代フランス思想、および、島崎藤村、島村抱月などの日本近代思想、そして20世紀日韓関係。論文:”La femme coréenne à travers les âges”、「ヘイドン・ホワイトにおける物語の概念」、「歴史小説の間テキスト性―島崎藤村の『夜明け前』と関連して」、「歴史記述における物語性について」(韓国語)、「物語の成立―島崎藤村の『破戒』を中心に」、ほか。

主催:神戸女学院美学研究会(HP: http://users.hoops.ne.jp/kaloskagathos 問い合せは浜下まで。研究室:JD414;m-hama@mail.kobe-c.ac.jp)

神戸女学院美学研究会2006年度の活動:
第1回講演会:2006年5月29日Sonja Servomaa (Helsinki University, Finland), “Meaning of Japanese Aesthetics in Contemporary Globalized Cultures”
第2回講演会:2006年6月6日 Chester Michalik (Smith College, USA), “Why I photograph”
第3回講演会:2006年7月19日 Jan Sýkora(Univerzita Karlova, Czech Republic) 「チェコにおける文化の”森”:”間伐”か”伐採”か」