ふいご屋の日常

ポジティフ・オルガン&チェンバロ貸出屋・古楽系歌手の日記

夏季休業のお知らせ♪

2012-05-30 21:47:29 | オルガン
わざわざ告知せずとも図らずも自動的に休みとなっている日ばかり、とも言えるのですが(汗)、今年は8月14日(火)から28日(火)に不在にします。(12日までは連続してオルガンの仕事があり、帰国直後の29日には歌のオケ合わせが入っているという、絶妙のスケジューリング)

近年はもっぱらアルプスの「南側」に出かけていましたが、原点回帰(?)ということで「北側」をうろちょろします。訪問先は勝手知ったる場所の他、かつて往訪を計画するも「ごめんごめん、今修復中だからそれが終わったら来てね」と言われていた先とか。アポ入れはまだ途中ですが「新規先」を増やして行きたいところですね。

どこらへんに行くのか、画像を見て分かった人は偉い(!)
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演奏会のお知らせ(2012年7月21日)

2012-05-29 10:06:52 | 
演奏会にオルガンを提供するのに加えて歌でも出演する、という現場は今や通常のことになってしまいましたが(笑)、そういうお仕事の大半は大きなサイズの合唱団との案件。で、珍しいことに今度は下記の、声楽アンサンブルの演奏会に出演します。お役目は歌だけでオルガンは出さない、という演奏会です。

★Ensemble 1623 第2回演奏会★

2012年7月21日(土)18時開演 於 神田キリスト教会(東京メトロ銀座線末広町駅から徒歩2分 JR秋葉原駅電気街口より徒歩7分)

ウィリアム・バード(1543?-1623)4声のミサ曲
クリストフ・デマンツィウス(1567-1643)モテット<私は主を愛する、主は私の声を聞き>(詩編116)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780)モテット<神よ、私を究め>(詩編139)

ほか

指揮:青木洋也

前売:1000円 当日:1500円(学生:1000円)

お問い合わせは ensemble1623(アットマーク)live.jp


このアンサンブルが行った旗揚げ公演(昨年3月)は、ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630)の傑作、宗教的マドリガル集「イスラエルの泉」全26曲を二晩に亘って演奏するというものでして、その演奏会情報を聞いたときにはなんとまあ意欲的な!と思ったのでした(自分もこの曲集所収の曲はすべて歌ったことがありますが、二晩に分けたとは言っても全部を歌うのはそれでもなかなか容易でないと分かるわけで)。で、このアンサンブルの名前もその「イスラエルの泉」の出版年に由来しています(ですよね?)。

そのような新しい団体ですが、指揮者はお馴染みの方であるし、メンバーは学生時代のサークルのはるか後の後輩たちだったり、別の団体とのお仕事でいつもお世話になっている方々だったり、とまったく初めてでない顔ぶれ(笑)。初めて、といえば自分がこの教会で歌うのは初体験。楽器は何度も持ち込んでいますけれど。

今回のプログラムも、自分にとってはかつてはどっぷりつかっていたものの最近は歌う機会がやや少ないジャンルの曲ばかり。それを少人数のアカペラアンサンブルで歌えるとあって、指揮者がヨーロッパに行っていてお留守中の今も自主練にもせっせと通っているところ。
というわけで、皆様のお運びを是非お待ちしております(チケットのご用命は当方でもお受けしています)

ところで、なぜこのアンサンブルの演奏会へ出ることになったかというと、ま、つい最近、指揮者とアルコールを摂取しているうちになんとなく話が持ち上がったというのがことの次第。物事は得てして酒席で決まるのであります。
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【5月20日】倉敷第二日は一人三役のお務め→【21日】大阪で途中下車

2012-05-28 16:57:44 | オルガン
西国出張のことを書こうと思いつつ、だいぶ日が空いてしまいました。

5月20日の、倉敷の本番日。急きょレギストラントを務めることになったため、当初歌う予定だったフォーレのレクイエムは降り番となり(第二稿を歌うのはまた次の機会に…)、歌い手としての仕事はプログラム前半のみ(ブルックナーと高田三郎)でおしまい。ただ、先に書いた通り邦人作品は自分の普段の領域の外にありますが、細部にわたってコントロールの効いたピアノにも促されて非常に楽しめたのでした。

さてウチのオルガンは、分割ストップの利ゆえに、フォーレのレクイエムで本来想定されている複数鍵盤&スウェル付のオルガンの効果の一部をそこそこ実現できるのではと思うのですが(まあ、惜しむらくは8フィートのフルート管が2列あれば更に立体的で素敵なことができるのですが)、反面レギストラントの役目はだいぶ重要でかつ忙しい(笑)。
というわけで自分の持ち物でその勝手の知ったる私が任についたという次第。一人二役はいつものことなれど、三役ともなると頭の切り替えはそう簡単ではなくやや落ち着かない(とはいえ、この役目はオルガン弾きでないといきなりはできないわけで)。
それでも、オケの中に混じってこの曲を聴くのは新鮮なこと。普段耳にする第三稿と異なったオーケストレーションの妙が直接聴こえてきて、忙しい作業もものかは(笑)なかなか楽しくお役目を務めさせていただいたのでありました。合唱も演奏会を重ねるたびに音の深さが増し、旗揚げ時からお付き合いさせていただいているゆえにアンサンブルの変化をつぶさに感じることができたのは確かに感激的なことでした。
加えて、今回は実にン十年ぶりに学生時代のサークルの先輩の人と一緒にステージに立つことになったという驚くべき出来事もあり、これだから、この仕事はやめられません(笑)。

いつもご一緒させていただくマエストロ氏、独唱者のお二人、オケの方々、合唱団の皆さんに感謝感謝の2日間でした。

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打ち上げで思わず痛飲した翌日、まあ一気に東京まで戻れないことはなかったけれど時節柄無理して長距離を走るのはやめようということで、帰京の途中でもう一泊することに。大阪で録音技術者のKさんと落ち合って昼ごはんをご一緒させていただきながら興味深い話を拝聴。夜は歌のお仲間が集まってくれて、大阪城近くのなかなかディープな界隈で楽しい酒宴。酒屋の末裔のくせに普段はあまり呑まない私も、この3日間はアルコールに漬かった次第で、なんとなくそれが残ったような頭を抱えて翌日ゆっくり帰京しました。たくさんの素敵な出会いのあった出張もこれにて楽しく無事終了。

(画像は倉敷で取っていただいた、コンサート会場の隣のお宿の中庭。素敵なアレンジをいつも嬉しく思います)
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飲んだくれ3日目

2012-05-21 23:43:49 | オルガン
すみません。まだ東京に戻っておりません。昨晩は倉敷で沈没、今日は大阪で座礁(笑)。明日は移動日です。詳しくは追ってまた。
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倉敷第一日

2012-05-20 07:41:56 | オルガン
今の仕事でもう何度も訪れている倉敷。その都度、ちょっとした空き時間に少しずつこの街を見て回っています(それ以外はたいてい飲んだくれている 笑)。

前回は大原美術館を柱に過ごしたが、今回は少しだけ足を延ばして児島地区へ。快晴の絶好の観光日和で、車中に置いたオルガンが熱中症にならないか気にしながら(^^; ふらふらと。写真は「野崎家旧宅」の見事な倉。その他、下津井の回船問屋、鷲羽山あたりをゆったり見て回り、再び倉敷中心部へトンボ返りしました(もう少し余裕があったなら、瀬戸大橋を渡って四国に浸入しようかとも思いましたが、なにせ高所恐怖症なのでそれは断念)。

午後からは、日曜日のコンサートのためのリハにオルガンを投入。既に3回目のお付き合いとなる、勝手知ったるお客様相手なので、午前中にあった会場の大イベントの影響でスケジュールがややタイトとなるも、作業を取捨選択して、ひとまず時間通りにセットアップ完了。
で、関係方面と話をするうち、急遽レギストラントをすることが決定。元々歌うことになっていたその曲は降り、レジストレーション決めに加わり(かなり自分の趣味を反映させ…)、という具合に、予定に反してバタバタとした一日となりました(一人三役ともなると頭の切り替えが難しい…)。さて本番の首尾や如何に。

前回は独唱者4人と美観地区で楽しく飲んだ初日の夜でしたが、今回はスケジュールの関係で飲みに行く相手無し。仕方なしに街中をふらふらと歩き回っていたら偶然第一ラウンドを終了して次のラウンドに向かうオケの弦楽器チームに遭遇。やっぱり今回も楽しい飲んだくれパターンになったのでした。あはは。
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もうすぐ倉敷に到着

2012-05-18 23:59:24 | オルガン
朝、ゆるりと家を出て一路倉敷へ。あと少しのところまで来ましたがICから出るのを時間調整中(笑)。

平日というのに新東名のサービスエリアはどこもごった返していて(かつての休日1000円の頃みたい)、立ち寄るのを諦めてどんどん走ったら異様に早く着きそうになったので、以降はこまめに休みながら。名神集中工事の通行止規制も難なく回避。さてあともう少し。

途中、フィッシャー=ディスカウの訃報を知り、高校生の頃、リートと格闘していたある時期に、親父の持っていたディスカウのレコードを片っ端から聞きまくっていたことを思い出した。
時代が終わるという感覚はこういうことか、とレオンハルトが帰天した時以上に強く感じているのは、彼の音楽が、より直接的に自分に作用していたからなのだろう。

かの地に於いて、魂の平安があらんことを。
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今週末はゆるりと西へ

2012-05-16 20:45:41 | オルガン
片道の走行距離が700kmを超える遠方のお仕事がこの週末に迫りました。お声をかけてくださる演奏団体はお蔭様で首都圏に限らず増えてきていますが、今度ご一緒させていただくのはその中でも既に長くお付き合いをさせていただいている合唱団。かつ、そのような「常連さん」の中では最も遠方にいらっしゃる先で、このように気合を入れて(?)走る出張も久々です。

例によって今回は歌の方のお手伝いもする「一人二役」のタスクですが、歌う曲は自分にとっては比較的新しいレパートリー(笑)

★吉備の国混声合唱団第3回演奏会★
2012年5月20日(日)14時開演 於 倉敷市民会館

高田三郎:混声合唱組曲「水のいのち」
A.ブルックナー:モテット“Locus iste”ほか
G.フォーレ:レクイエム Op48 第2稿(1893年版 J.Michel-Nectoux/R,Delage校訂)

ソプラノ:栗木深香
バス:奥村泰憲

ピアノ:中島尚子
オルガン:仲谷沙弥香

管弦楽:ハレー室内オーケストラ

福島章恭指揮 吉備の国混声合唱団


フォーレのレクイエムはウチのポジティフならではのちょっと特殊なレジストレーションを実現させるために現場ではもっぱら自分がアシスタントのお役目を引き受けることばかりだったので、歌の方に回るのは久々のこと。で、第2稿の譜面を持つのは初めてではないだろか。ブルックナーのモテット(3曲)についてはおそらくこの15年ほど歌っていないと思われ。

ま、自分にとっての最大の難関はあの有名な某邦人合唱作品なのであるかもしれません。自分が歌った大規模な邦人作品って、おそらくこれまででもせいぜい5つくらいではないかしら(汗)。で、こういう曲を不均等律のチェンバロで音取りしていると、なかなか得も言われぬ事態に陥るというのがこの数日間で分かったことでございましたね(苦笑)。

演奏自体でもさることながら、今回の現場では思いがけない人に会えることがわかっていて予定されていて、そのことでも自分はわくわくしている次第。演奏会情報はこちら。皆様のお越しを是非ともお待ち申し上げております。




 



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一粒で二度美味しい

2012-05-15 21:08:27 | チェンバロ
10日ほど前にK先生にお使いいただいた後しばらく触らないでいたチェンバロを使って、今日は個人的な鍵盤の練習。

チェンバロやオルガン、フォルテピアノなどの古典鍵盤楽器は名手に弾かれた後の変容ぶりが特に顕著であるように思われるのですが、久々に弾いてみたウチのチェンバロも非常に面白い変化があった様子。弾いていただいた先生の音楽の佇まいがそのまま残ったような、穏やかだけれど深い音、という印象が見て取れました。そう、このお仕事の楽しみはその演奏会の現場限りでは終わらなかったりします。名手の残した音の薫りを間近で感じ取れ、そのような響きを得た楽器で自分の練習ができるということは「役得」の最たるものかもしれません。

2005年に作られたこの楽器の音のキャラクターも製作当初の頃と比べてだいぶ変貌を遂げ、先日久々にこの楽器に再会した製作者本人もそのことに驚いていた様子。その変化の分岐点となったのは何年か前、一週間程度の短い間に名手のお二人に立て続けに使ってもらったことだったでしょうか。それ以来楽器の鳴りっぷりが如実に変わったのですが、K先生に使っていただいた今回のイベントはそれに匹敵する大きさだったとまで思われた次第。

楽器は税法上は経年により価値が減ずるものではありますが、このようなことから実際には本質的・本来的な価値はそのようには減っていくものではないとしみじみ思います。もちろん、使用によって価値が維持・向上するばかりとは限らず、ともすれば現場から引き揚げてきて慌ててそのリカバリーを図ることもあり…(以下、自粛)。

今日は久々にバッハの、それもあまり弾かれることが無いと思われるものを数曲練習。どの曲もウチの小さいチェンバロで十分音域が足り、満足満足。


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【5月13日】今日のお仕事もバッハ尽くし

2012-05-14 19:47:22 | オルガン
先週「ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会」のお手伝いをしたのもつかの間、今日は「カンタータ4曲」のタフな演奏会のお手伝い(今日は本番への楽器提供)。朝、会場となる教会の礼拝前にポジティフオルガンを搬入させていただき(今日はその後で楽器関係の工具・道具の買い物に出かけ)、礼拝終了時をメドに戻ってきたら会場の周りの雰囲気が一変しているという、いつもながらのお仕事の風景でした(苦笑)。

ご一緒したのはバッハのカンタータ全曲演奏を目指す「バッハカンタータアンサンブル」。演奏会は年2回のペースで、毎回、4曲ずつを採り上げるという公演を積み重ねていますが、今回は特に手強い曲が並んでいた様子。コラール旋律の使われ方が非常に印象的な第93番はいつか歌いたいと思っている曲で羨ましいとちょっと思いました。オルガンはここでいつも弾いていただいている渡辺玲子さんで、存在感のあるコンティヌオを聴かせていただき感謝。
次回演奏会は同じ会場で10月14日(日)。仕事の依頼が特に立て込む時期ですが、かろうじてブッキングできてお手伝いできる運びとなり、ありがたいことでございます。

いつも工夫を要するのが楽器の配置で、今日も祭壇の上はいささか込み合った状態。オルガンをどのように置きコンティヌオチームを構成するかを決めるのに案外時間がかかります。で、爽やかな5月の日曜日、気温の読みに苦労が少ない時期ながら、高い人口密度(苦笑)の影響で気温が予想より少し高くなり、今回は木管楽器奏者からピッチのシーリングを特にお願いされたということもあり、休憩中もこまめに修正を施しました。鍵盤の調律法は、名前はよく知られているけれどもアンサンブルに使われることは実はあまり多くなく、年に2回ほどしか指定されない17世紀後半のものでした。
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歌の出演もぼちぼちと

2012-05-12 23:10:01 | 
所属している声楽アンサンブルが年に1公演、多くても少しプラスされる程度しかやらないところなので、ともすればフリーで歌い始めた今の方がその昔より出演回数が少なかったりするのですが、今年もお蔭様でいくつかの企画でお声をかけていただいて、そこそこの回数を歌える見込みなのは嬉しいことです。

画像は昨日初めて練習に出席した公演のチラシ。演奏するのは昔々、自分自身歌えるチャンスがあったのを残念ながら逃したのではなかったかと記憶している曲で、実に十ん年ぶりに再会(?)を果たすことになって、ちょっと感慨深かったりします。
申し訳ないことに昨日は初見で臨んでお恥ずかしい事態となりましたが(すみません)、個人的には久々のメンデルスゾーン節を堪能したという次第。

この公演より前にも出演するコンサートがいくつかありますが、それらはまた追ってご案内いたします。

★合唱団ノヴァ・ヴォーチェ 第3回演奏会〜メンデルスゾーン オラトリオ「聖パウロ」作品36★

2012年9月1日(土) 18時開演 横浜みなとみらいホール 大ホール

指揮 青木洋也

ソプラノ 藤崎美苗
アルト  布施奈緒子
テノール 中嶋克彦
バス   藤井大輔

オルガン 浅井美紀
管弦楽  東京フィルハーモニー交響楽団

合唱   ノヴァ・ヴォーチェ   

全席指定 S4500円 A3500円


詳しくはこちら

※この案件のお役目は一人一役です(笑)
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