「1分間の悦楽 万華鏡の世界」の管理人が万華鏡に関する話題や魅力を綴るブログ
万華鏡徒然日記
第8回日本万華鏡大賞公募展
私はこの公募展を始めるときの言いだしっぺの一人だったこともあり、審査員をやらせてもらっています。
今年の作品も今まで以上に完成度が高い作品が多かったのですが、その中でも気になった作品を2,3点あげると;
ビジュアル賞の「思い出箱」:
投影式の万華鏡ですが、箱庭のような閉じた空間の中で水面を表したゆらぎが素敵でした。通常の万華鏡の華やかさはありませんが、時間が空いたときにふっと覗いてしまう、そんな心を落ち着かせる働きがあるのが万華鏡の万華鏡らしい所と感じました。
アイデア賞の「万華鏡の本」:
今までも”本”になるタイプの万華鏡はあったのですが、非常に完成度が高いです。このまま小型化してカードにすればすぐ商品化できそう。コンセプトが明確で妥協がないと作品の完成度って上がるんだと、自分自身反省しました。
「のりのりムーブ?くん」:
個人的には一番気に入っている作品です。万華鏡を覗きたいのに覗きにくいところもいいですが、動かしている間流れてくる気の抜けるような音楽がなんとも(^^)
作品の周りに人の輪ができる、楽しい作品です。
毎年のことながら、公募展の作品を見て万華鏡の可能性の広さと自分ももっとがんばらなきゃという気持ちを痛感します、がんばろっと。
赤津純子さんの個展
赤津さんは存じ上げなかったので、どんな作品と対面できるのかわくわくしていたのですが、丁寧に隅々まで作りこまれた作品群を堪能して帰ってきました。
個人的には、特に小型の作品群が好きです。写真に掲載させていただいたのは「華鼓」という作品で手のひらサイズのサイズ。ボディーの鼓型が持ちやすく、また2ミラーの映像は背面の白が控えめのビーズを引き立たせて非常に完成度が高いものでした。
赤津さんは今回が初個展だそうですが、今後その作品をもっと見てみたいと思わせる作家さんでした。いつかゆっくり万華鏡の話をしてみたいな。

「赤津純子作品展 万華鏡−光の贈り物−」
期間:2007年12月5日(水)〜2007年12月11日(火)
時間:午前10時〜午後9時(最終日は午後6時まで)
場所:松屋銀座店 7階アートスポット
(東京都中央区銀座3-6-1)
(使用した画像は作者に許可をいただいて使用しています。転載等はご遠慮ください)
山見浩司さんの個展
12月1日(土)に山見先生の個展にお伺いしてきました。国立の「アートの庭」で本日まで開催されていたものです。
いつもながらの細部まで手の入った丹念な作り、万華鏡映像だけでなく外観も美しい作品群に圧倒されてましたが、特に2点の作品が目を引きました。
一つ目は「プリンセス」という名前のジュエリー万華鏡。5cmほどの小さなネックレスタイプの作品ですが、チェーンと本体は精巧な作りの銀でその周りに16個のルビーと8個のダイヤが取り巻いています。オブジェクト部分は王冠状になっており、その中にサファイヤを中心にやはり多くの宝石が使われています。
映像はゴージャスというより、サファイヤの青を中心とした涼やかな印象で、小さなサイズの中にしっかり山見宇宙が詰まっていました。
もうひとつの作品は「ミリアム」という大型の作品です。3ミラーと2ミラーの2つのミラーシステムを楽しむホイールタイプの万華鏡なのですが、ホイールの先に別途ドラムのオブジェクトがあり、この2つのオブジェクトで映像が変化します。
ホイールタイプの万華鏡は、映像が単調になりがちで、また平面的な映像になるのですが、この「ミリアム」では手前のホイールに多くの隙間があり、その先のドラムも映し出す。この2つのオブジェクトの遠近感がなんともいえない映像の奥行きを出しています。またオブジェクト同士の相互作用で映像が本当に無限に変化していきます。
ホイールタイプの万華鏡でここまで奥行きと変化のある映像にはただただ感嘆するのみです。
山見先生の作品は毎回どんどん進化していて、脱帽するのみの個展でした。
いつもながらの細部まで手の入った丹念な作り、万華鏡映像だけでなく外観も美しい作品群に圧倒されてましたが、特に2点の作品が目を引きました。
一つ目は「プリンセス」という名前のジュエリー万華鏡。5cmほどの小さなネックレスタイプの作品ですが、チェーンと本体は精巧な作りの銀でその周りに16個のルビーと8個のダイヤが取り巻いています。オブジェクト部分は王冠状になっており、その中にサファイヤを中心にやはり多くの宝石が使われています。
映像はゴージャスというより、サファイヤの青を中心とした涼やかな印象で、小さなサイズの中にしっかり山見宇宙が詰まっていました。
もうひとつの作品は「ミリアム」という大型の作品です。3ミラーと2ミラーの2つのミラーシステムを楽しむホイールタイプの万華鏡なのですが、ホイールの先に別途ドラムのオブジェクトがあり、この2つのオブジェクトで映像が変化します。
ホイールタイプの万華鏡は、映像が単調になりがちで、また平面的な映像になるのですが、この「ミリアム」では手前のホイールに多くの隙間があり、その先のドラムも映し出す。この2つのオブジェクトの遠近感がなんともいえない映像の奥行きを出しています。またオブジェクト同士の相互作用で映像が本当に無限に変化していきます。
ホイールタイプの万華鏡でここまで奥行きと変化のある映像にはただただ感嘆するのみです。
山見先生の作品は毎回どんどん進化していて、脱帽するのみの個展でした。
「おとなも楽しむ万華鏡」展が終了しました
ご来場いただいた皆さん、それから出展いただいた万華鏡作家の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで非常に楽しく1週間を過ごすことが出来ました。
来場いただいたお客様たちにはいろいろな面で励まされました。
はるばる奈良や岡山から駆けつけてくださった方、去年からそごうでのこの展示を待っていたと言ってくださった方、新しい万華鏡の鏡の仕組みを不思議がってくれる方、ファンの作家の作品を愛しそうに購入くださった方、万華鏡ファンの皆さんが喜んでくださる顔が嬉しかったです。
たまたま立ち寄って、万華鏡を覗きながらニコニコされていた方、パパママが帰りたがっているのに、一人で大切そうに万華鏡を覗き続けていた女の子、万華鏡が気になって日を改めてもう一度見に来てくれた人、「フェー」とか「ハァー」とか歓声をあげながら万華鏡を覗き込んでいた人、皆さんの反応を見ていたら万華鏡を作っていて良かったなと実感しました。
作品を一緒に出してくれた作家の皆さん。皆の作品を並べたら壮観でした。また作品一つ一つの完成度が高く、気を抜かず隅々まで神経をいきわたらせることの大切さを思い出させてくれました。作家それぞれの作品の方向性が際立ってきた事にも感動しました。作家それぞれで色々な想いを形にしていてすばらしかったです。
また、会場のそごうの皆様も協力ありがとうございました。気持ちよく展示をさせていただきました。
さて、月曜夜に撤収作業の後で打ち上げに行ったのですが、これがまた非常に楽しい時間でした。この打ち上げのためだけでもグループ展をした価値があるぐらい。
もし、縁がありましたら来年もグループ展を続けたいと思います。
さて、自分ではグループ展の写真をほとんど撮影していませんでした。「万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ」のブログで今回のグループ展に出展した作品を4回にわたり紹介してくれていますので、勝手ながらこちらのサイトを紹介させていただきます。
「万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ」
http://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/
私達夫婦の作品
http://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/f5b5045b0f04b0fc433a8354bf9de57f
細井厚子さんの作品
http://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/a3d5b75715c227b93bba3c0602433f75
山見浩司さんの作品
http://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/7be2139e1ed52a7913e29dd13c4cfda4
田村愼一さんの作品
http://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/79911c3c98a55d9791932a6e4a81090e
おとなも楽しむ万華鏡
日時: 2007年9月11日(火)〜17日(月)
時間: 午前10時〜午後8時 (最終日は午後6時まで)
場所: そごう横浜店 6F ギフトサロンイベントコーナー
電話: 045-465-5503 (そごう横浜店 ジャパンショップ)
出品作家:
山見浩司、 木村えみ子、 喜多里加、 小嶌淳、 佐藤元洋、 田村愼一、 豊田万里
中里保子、 名取清、 細井厚子、 細野朝士、 中村明功・あや子
展示会DMご希望の方はwebmaster@kaleido-japan.com宛にメールをお願いします。
「山見浩司となかまたち展」
今や世界でも有数の万華鏡作家である山見さんが二子玉川で日本で初めての万華鏡教室をはじめて早10年が経過します。
山見さんは作品だけでなくこれら万華鏡教室を通しての貢献も大きく、今回の展示会には山見教室に参加したことがある生徒たち、合計で38名が参加しています。もちろん私達もその中の一人です。
生徒として作品展示を行っている中にも、佐藤元洋、中里保子、田村真一、細井厚子、木村えみ子、中村和正・ミエ子、加藤瑞枝、私達:中村明功・あや子等々、現在万華鏡作家として各地で活躍している面々も数多く含まれています。
今回は山見さんの新作だけでなく、これらの多くの作品が一同に会するめずらしい機会で、山見教室から巣立っていったの生徒たちが様々な方向性で万華鏡の世界を広げているのを見ると感慨深いものがあります。
万華鏡展としてみた場合にも、日本の質の高い万華鏡がこれだけ集まる機会は多くありませんおで、是非おすすめします。
なお、私たちは通常とは異なったミラーシステムの万華鏡を3点と販売用に10点ほど作品を出していますので、ご笑覧ください。

万華鏡 in Fuji 〜不思議な光の世界〜
このグループ展のメンバーを私は勝手に”富士宮グループ”と呼んでいるのだが、同じ万華鏡好きの面々が集まり、グループ展を毎年行えるのはすばらしいことだとうらやましくも感じていたりして。
グループ展が毎年あることにより;
・作品を作る目標、張り合いができる
・他のメンバーとの競争心もあって、良い作品を作りたくなる
・他メンバー作品との比較で売れていくので、自身の作品の客観的な評価につながる
・お客様と直接話が出来るので、色々な視点での作品評価を聞ける
などなどメリットはいっぱい。このグループ展に出展されている皆さんも毎年作品のクオリティーが目に見えて上がっていくのがすばらしい。
自分は最近サボりすぎで作品をほとんど作っていないが、このような案内をもらうたびに気を引き締めてがんばらなきゃと思う次第である。
当サイトの「展示会の情報」にもこのグループ展の案内を記載しているが、展示会は下記の通り。
期間: 9月26日(火)〜10月22日(日)
時間: 10:00-19:00 (最終日は12:00まで 10/3、17は休み)
会場: 裾野ギャラリーAbend
(山梨県富士吉田市新西原1-8-1)
TEL: 0555-24-5888
2006年「おとなも楽しむ万華鏡」
一ヶ月遅れではありますが、簡単に報告を。
まずは、参加いただいた万華鏡作家の皆さん、万華鏡を購入いただいた、また見に来ていただいた皆様方、本当にありがとうございました。
この展示会は、日本でほとんどない日本人作家の作品だけによる展示会で、今回も角敏郎さんをはじめとして、木村えみ子、喜多里加+小島淳、佐藤元洋、田村慎一、豊田万里、中里保子、中野☆千晶、中村和正・ミヱコ、細野朝士の皆さん方に出展いただきました。
また、店番をするのも作家本人なので、見に来ていただける方との交流ができる数少ない機会です。
個展では、万華鏡のファンが来られるのに対し、そごうのような場所では何も知らない方が立ち寄ってくれます。一般の方の万華鏡に対する好みや反応を肌で感じられるのが何より勉強になりました。
今年は、去年の愛知万博の影響でしょうか、万華鏡は知っている、オイルワンドタイプの万華鏡を持っているという方が昨年に比べて大変増えていたのが印象的でした。
始める前は事務や店番が大変なので気が重いのですが、終わってみると結構達成感があるものです。
最後に、実は事務作業のほとんど、7日間の店番の半数以上を妻の管理人Bが1人で行っていました。身内ではありますが、本当にお疲れ様、ありがとうございました。

