百人一首(91)
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣片敷き ひとりかも寝む
(きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねん)
後京極摂政前太政大臣(ごきょうごくせっしょうさきのだじょうだいじん)
(1169~1206)
= 藤原良経(ふじわらのよしつね)
= 性寺入道前関白太政大臣(№76)の孫) 「新古今集」
「和歌の意味」
きりぎりすが悲しそうに鳴いている、
この霜のおりた夜の寒々としたむしろの上に、着物の片側を下にしいて、
独りさびしくねるのかなあ。
西空は 東の空は青空陽射しがあって窓際は暖かい
水仙 開花待ち・2日目
1本だけ、薄い袋を破って蕾が頭を出しました