あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

武道館に行ってきましたよ その1

2015-03-02 23:54:20 | 感想(その他)
 2/28~3/1と月をまたいで東京に行ってきました。目指したのはあの日本武道館、江戸の昔には御三卿田安家の屋敷があった場所です。
 とはいえ今回の目的は江戸城探訪ではありません。ご存じのようにこの武道館、あの爆風スランプの名曲にも歌われたようにライブ会場としても大変有名な訳です(何をいまさら)。というわけで、今回はここでもたまに感想を書いている三人組の歌姫Kalafinaの武道館ライブにやってきました。

 そんなわけで二日間、思う存分堪能してきたので覚えているうちに感想文提出といきたいと思います。まずは一日目からということで以下は「Kalafina LIVE THE BEST 2015“Red Day”」の感想です(なお私の主に私の記憶に基づくので曖昧な点が多くあることはご了承ください)

 最初は午前中にさくさく仕事を終わらせて早く出られたら、池袋に行ってアニメイトさんでやってる 【誕生日じゃないけど】大好評『灰原哀』メッセージコーナーを拝見に行こうかと思っていたのですが、某方が日曜日に一緒に行きませんか?と誘っていただいたので、油断してたら結局家を出るのがギリギリになってしまったというアクシデントを乗り越え、無事に出発!その後小さな油断や迂闊はあったものの無事に15分くらい前に無事に武道館到着です。「うおお、本当に法隆寺の夢殿の形だ~。」とか「ああ、まさに擬宝珠がタマネギっぽい」とか謎の感想を懐きながら進むはなんとアリーナ席ですよ!いつも私をこの沼に叩き落としたtwitterでは白いモフモフの尻尾を揺らしながら様々な沼に叩き落とすことで有名な営業の大家keiさんに切符をとっていただくのですが、今回は二日ともとても良い席で本当にありがたかったです。しかも改めて書きますが、二日目にはなんとも素敵な出来事までありまして、私はしばらくkeiさんのお家の方には足を向けて寝ないことに決めましたよ(まあ、たんに今は枕が南向きなだけですが)
 途中何度かチケットを確認してもらいつつ、誘導されながら迷路のような通路を下へ下へと降りて行き無事席に到着してkeiさんとも合流して、場内モニターの横にある『月刊武道』という謎の雑誌に興味をそそられているうちにいつしか会場は暗くなり、ついにRedDay開始です!! 

 暗転してから歌姫三人がそれぞれ黄色、赤、緑の衣装に身を包んでの登場ですよ。おお!光の三原色!と思いつつ、スタートは劇場版まどマギ「叛逆の物語」の魔法少女無双ソング「misterioso」縁起がいいのか悪いのかはともかく、最初から元気の出る一曲なのは間違いありません!
 今回のライブはTHE BEST “Red"このCDが冠となってるわけですが、CDと同じスタートで、どうなるのかな~まさかCDと同じ並びってことはないよな~と思っていたら、もちろんそんなはずはありません。そこからアップテンポな曲が続いて、すでに私の前では皆さん立って腕とか振ってるではありませんか。「うお、見えない!」と思いますが、そこはやっぱり武道館、観客もすごいです。
 三曲歌ったことろで歌姫からのご挨拶。なんか変なテンションでしたが、相変わらずのグダグダなトークが素敵でした(笑)
 ここからは少し雰囲気が変わってちょっと落ち着いた曲が続きます。コーラス好きな私としては好きなラインナップでした。そしてこの前まで放送して「Fate/StayNighit」のEDテーマの「believe」が。believe良いですよねえ。士郎とセイバーが縁側でイチャイチャしてる姿が脳裏にバッチリ写ってましたよ!セイバーが可愛いんですよ!セイバーが!!そしてとにかく目の前のkalafina三人も素敵だよ!可愛いよ!と私のテンションもだんだんおかしくなってきました。

 というところで再びグダグダなトーク。武道館なのに、「Red Day」なのに、何故か話題の中心はカエル!これを読まれても何のことかさっぱりわからないと思いますが、なんでも「赤といえば~」という質問にWAKANA嬢が「カエル!」と答えたという話なんですが、実際聞いていた私もさっぱりわからないので大丈夫です(笑)HIKARU嬢も一生懸命ツッコむんだけど、ボケにパワーがあり過ぎて全然足りないというカオスな状態です。君ら、さっきまでのあの息の合ったコーラスは何だったんだい?とむしろツッコみたいのは私ですよ。
 いや~「歌声詐欺」という言葉があるとしたらWAKANA嬢のためにあると思ったこともありましたが、このカエルトークで疑惑は確信に変わりました。突き抜けるような高音だったり、澄み渡った伸びやかな音だったりを変幻自在に操ってるのに、どんな歌詞でも彼女が歌うだけで、心の奥に届くような力を持つのに、自分の言葉でしゃべると一気に可愛らしくなるのは不思議です。でもそこが魅力的なんですよねえ。
 HIKARU嬢は歌ってる時は、のびのびした末っ子な印象なんですけど、話すときはお姉ちゃん二人に話題をふったり挨拶もきっとずいぶん考えてきたんだろうな、という努力家なイメージに変わります。
 で、そのグダグダになった流れを何とか綺麗にまとめるのが、男前なKEIKO様です。今日もばっちり男前に包み込むような低音ボイスで私はすでにメロメロでございます。でも役割上まとめてるだけで、彼女も話すのはそれほど上手くないんですよね。そこがまた素敵です。
 
 私は人に話をするのが本業なので、司会とか会話を回す役とかは苦にはならないのである意味では歌姫たちと全く正反対なこともあり、言葉じゃなくて声で心を伝える彼女たちに強く惹かれ、憧れるのかもしれません。

 とか思ってるうちに今度は「可愛い曲パート(byKEIKO様)」がスタート。「moonfesta」はあいからず可愛いです。三色の衣装でそれぞれダンスしながら歌う三人は妖精の様でしたよ。うん、可愛い。
 そして待ってましたの「ひかりふる」。今度は神々しさ爆発です。忙しかった二月のことや先に控える確定申告とかそんなの黒いものを一切取り去るまさに浄化の歌というものですよ。さっきまで「カエル」とか言ってたなんて思えません(しつこい)。「ひかりふる」の何が好きって最初WAKANA嬢が神々しく始まって次にKEIKO様のワンフレーズが入った後すぐにWAKANA嬢がコーラスを入れる瞬間が好きです!そりゃもう、こんなの聞かされたら円環の理様も世界を変革するって話ですよ!!(力説)
 そして心が浄化されてほわ~となっているところに聞こえてくるのがフルートの音色。そうです「光の旋律」です。ひかりがふったら旋律になるってことですね(絶対違う)今回、今まで見てたkalafinaのライブと違うのはフルートの演奏者の方がずっといらっしゃったことです。この方は私がKeiさんに初めて連れて行ってもらった梶浦さんのライブの時にもいらっしゃって私に「荒ぶるフルート」という存在を教えてくださった方なんですが、今回も存分にあらぶっておられました。それにしても生フルートって良いですよね。もともと可愛くて好きな曲なのに同時にあの時の荒ぶるフルートがまた聞けて幸せでした。
 
 そしてここから歌姫たちはお着替えタイム。ということでステージに残ったバンドメンバーさんが演奏されるのは「空の境界」の黄路先輩の妖精のあの曲です(作品を見てないとさっぱりわからない説明でスイマセン)。もちろん荒ぶるフルートも存分にあらぶっておられます。素敵なフルートを堪能しながらみていると、背景モニターは空の境界に出て来たような蝶々が飛んでいきます。数が三匹なのはきっと歌姫三人を表しているのでしょうが「ああ!この曲で蝶が飛んだら鮮花に燃やされるう!」とこれまた作品を見ていないとさっぱりわからないツッコミを内心でしているうちに、曲は修了。
 なんとかくこのメロディが流れた時点で予想していた通り曲は「fairytale」。そして「oblivious」と空の境界攻めが続きます。チェンジしてきた歌姫たちの衣装は「Red Day」なのでもちろん赤なんですが、私のこのあたりの曲は赤い衣装はあんありあわないような気がしました。
 
 それはともかくしっとり癒されゾーンの後は最後にむけて一気に盛り上げにかかります。そんなラインナップの最高潮に歌うのはやっぱり「音楽」!この歌、楽しいですよね。色んな要素があってて聞いてて飽きません。私はバイオリンがカッコよく響き渡った後にいつの間にか階段を上って頂点に君臨したWAKANA嬢がソロで歌い上げるところが好きです。いつもすごく気持ちよさ気に「どや!」って歌ってるのを見るのが良いんですよね~。

 そんな盛り上がりの中、最後の曲はEDといえば間違いなくこれですよ、そう「夢の大地」。NHKの歴史秘話ヒストリアの今のEDソングです。いつもどおり私の脳内には渡邊アナウンサーの声が響いておりました。なんでしょうね、このED感。曲が終わった瞬間、リモコンでTVの電源落とした気分になります。隣にいたkeiさんに「覚さん、EDって顔してますよ」といわれましたけど、これは間違いなくEDです。

 と半分、燃え尽きながら、しかしもちろんこれで終わり訳がありません。アンコールです。すでに終了になってる私ですが、さすがKalafinaはラインナップの引き出しが多い。流れてきたのは「EDEN」です。「夢の大地」がEDの横綱ならば、こちらはOPの横綱です。アンコールとはいえ、これから始まる楽しい時間への期待しか感じない、そして歌姫たちの楽しそうな声が嫌でもOPへと引き戻してくれるというものです。Kalafinaが前にやったライブツアーに「After Eden」ってのがあったんですよ。その時はまだ彼女たちをよく知らなかったんですが、その後いろいろあってこの時のライブDVDを買った時に、そのライブがこの曲からスタートしてたんですけど、TV画面を見ながら「この曲で始まるライブが見たかったな」と思っていたので、アンコールとはいえそれがかなったので本当に感無量でした。
 アンコールも豪華でたくさんあったんですが、目玉は何といっても春からの「Fate/StayNight」第二期の新EDでしょうか。「ring your bell 」という明るい曲調でなんとなく歌詞も希望にあふれる感じだったんですが、「Fate/StayNight」の第二期の今後の鬱展開を知る身としては「ああ、セイバーがあんなことになって、この曲でEDか」とか「もしかして曲だけでも希望を持たせてくれるのか」とか考えてたんですが、今おちついて考えるとこの曲が明るい理由はズバリ「幸せな曲がかかるのは不幸へのフラグ」ってことだと理解しました。つまり一曲目に「misterioso」が来てるのはこの事へのヒントってことに違いありません(絶対に違う)。というわけで、四月からの二期もEDにドキドキしながら楽しく見たいと思います。

 そして本当のラストの曲はこれまた私が好きな「アレルヤ」です。KEIKO様のそれは伸びやかな声から始まる希望の曲ですよ。幸せへの祈りと希望と夢をKEIKO様の真っ直ぐな声が導いてくれる歌に聞き入っていたら、背景画像に映しだされるステンドグラスの絵にうっかり「アーメン」と言ってしまう勢いでした。本当に素晴らしかったです。

 
 というわけで長々書いてきた感想ですが、一日目にしてとても良いライブでした。本当に楽しかったです。そして満足でした。行って良かった、その一言に尽きました。
 帰り支度している時にどこからともなく流れてきたヒストリアのOP「storia」がヒストリの予告の様な感じで、まだ次の日ももう一度これを楽しめるかと思ったほど幸せな時間を過ごすことができました。

 そしてその後更けていく首都の夜にも色々なお話があるわけですが、それはまた別の機会ということで(笑)

 


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