あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

『劇場/版魔法少/女まど/か☆マ/ギカ』後編:永遠/の物/語を見ました。

2012-10-16 01:03:03 | 感想(その他)
 劇場版魔まマ後編を見てきました。今回も容赦なくネタバレしてます。


 前編から一週間、ついに満を持して後編が封切られました。前編のラストを見てしまうと一刻も早く見たい!という気持ちは止められず、時間をやり繰りというか割り込ませて見てまいりました。
 昼時の上映回を予約したので、少し早めに昼ご飯を食べて…などと思っていたら時間ギリギリに駆け込んだので、パンフどころかお茶を買うのが精いっぱい(予告が少し始まってましたけど、これは前編とほぼ同じなので無問題)だったのですが、これが正解でした。あの作品を見ながら昼ごはんなんて食べられるはずが無かろう!と全力で自分にツッコみましたとも。ええ、もうお腹いっぱい胸いっぱいで、お茶もほとんど飲みませんでした。
 一言で表すならば圧巻の二文字に尽きると思います。TVシリーズの総集編をよくぞあれだけの作品にまとめた上に、新たな感動を上乗せできたものです。そう来るか!と何度もうなり、うんうんそこはそうなんだ!と何度も頷いた2時間と少しでした。

 ということで後編も結論から申し上げれば素晴らしい作品でした。ちょっと高かった前売り券に全く後悔はありません。そして歌の偉大さがよく分かりました


 それでは以下からは本格的にネタバレ感想です。使用曲についても場面まで詳細にバレがありますのでご覧になられる方はご注意を。
 前編と同じくストーリーは完全にTV版のダイジェストです。しかし前編よりもシーンやカットが新しくなってる部分は多いですし、そして今回もなにより音楽が素晴らしい。ポイントごとに予想を上回るほど完璧にシンクロした曲が流れて相乗効果でどんどん作品に引き込まれていきます。さらに前編が8話までと少し駆け足だったのとは違い今回は9話~12話と同じダイジェストでもかなりじっくりやってくれているので、そのあたりもすごく良かったです。
 
 さてここからは順を追って行きますと前回さやかが魔女化したところで終わったほぼそのままからというTV9話と同じスタートです。さやかの魔女化がもう一度描かれてからのOPはこちらも前編と同じ「ルミナス」。まさか前編のOPがそのままだとは思わなかったのでここは正直ちょっと驚きました。もしかしたら「コネクトかも…」と思っていたのでちょっと肩透かしなんていう愚かな自分を今は鼻で笑ってやりたいです(だってあの「コネクト」は反則ですよねえ)
 前編と同じと言いながらこれから展開されるより濃密なほむほむとまどかの物語を知っているだけに、ほむほむとまどかの手を握り合うシルエットやら、隣り合って仲良さそうな様子やらにはやはり何やらこみあげるものがありました(隣の席のお姉さんはこの時点ですでに決壊してましたが)
 そしてここからは怒涛の杏子の物語が進みます。杏子のVSオクタヴィアは音楽も絵も話の展開もTV版よりもずっと丁寧に描かれているような気がしました。最後の最後で祈りのポーズを捧げてオクタヴィア(ここは「さやか」と言うべきなのかもしれませんが)に対峙する杏子とまどかを連れて出ていくほむほむの対比まではTV版のヴァージョンアップ的な感じでしたが、その後の劇場版オリジナルのほむほむが杏子を追悼していくシーンがもう、もう、もう!(落ち着け)
 杏子のパーソナルカラーに染まる墓地で墓石のモチーフである十字架は杏子の祈りのスタート地点の教会をイメージしてのことでしょう。考えてみればほむほむと杏子は「魔法少女の祈りからの絶望」を共有している存在です。一貫してVSワルプルで共同戦線を張ろうとしていたところからもほむほむが杏子に対してある種の信頼を寄せているのはまた間違いのないことでもあります。
 一方でほむほむの「まどかを救う」という祈りのために真っ先に切り捨てざるを得ないのがさやかであり、そのさやかを救うものとしての杏子の位置づけをほむほむがどう見てたんだろうとか考えながら見てると、ほむほむの時間遡行エピソードが始まる前からもうそんなほむほむが堪らないわけですよ。そしてそんなほむほむの「佐倉杏子には美樹さやかを救える可能性があったのか?」という問いかけに
 「そんものあるわけないじゃないか」
 と言い放つ白い悪魔ことインキュベーター、とりあえずここが第一回目のQB踏みつけ衝動でした(笑)
 ここからのほむほむの盾型砂時計のモチーフでカウントダウンからのほむほむ過去編への入りは上手いと思いました。
 一番最初のほむほむ転校時の保健室へのシーンでまどかとほむほむの立ち位置が前編冒頭と逆だったり、ほむほむのお名前エピソードだったりですでに胸に来るものがあったのですが、そこはTV版を知っている私はまだまだ大丈夫ですよ、とほむほむの爆弾作成教室や某事務所でのほむほむのお金の要らないお買いものシーンを楽しんでいたのですが(笑)、そんな余裕はここまでです。
 いよいよ何度目かのループ後の魔女化寸前のまどかとの約束の名シーンです。ここはもう鉄板の名シーンですがここからの音楽の使い方は神懸ってました。この時からほむほむのVSQBの孤独な闘いが始まるんですけど、何度かのループのあと(TV版冒頭と思われる)VSワルプルで満を持して流れるのはアレ、そうTV版と前編のEDにして「魔法少女」のテーマともいえる「Magia」です。この曲は聞けば聞くほど魔法少女の曲ですよね。希望の祈りと闘いと絶望という魔法少女の曲です。その曲の中で祈りと希望のために戦うほむほむと契約し魔女化していくまどか。もうね、音楽ってすごいなあとしみじみ思いました。
 そんなほむほむの物語が語られたところで流れるイントロ。ここでまさかの「コネクト」キター!!!ここでこれが来るとは完全に予想外でしたが、もう心底「やられた!!」と思いました。この構成はTV版10話の構成そのままといえばそうなんですが、しかしここでこの歌詞を聞かせるのは反則ですよ。ここで脆くも堤防決壊寸前な私。TVの時から言われていたことですが「コネクト」はほむほむの曲なんですよね。そして「ルミナス」はまどかの歌ですから、ああOPの「ルミナス」はこのためだったのか、と納得しました脱帽でした。この仕掛けはすごいです。
 と思いながらTV版のOPにほむほむ視点をいれてある「コネクト」を見ていたら、最後の最後にやってくれました。TV版最後の一枚絵では魔法少女みんなの絵だったのがほむほむとまどか二人だけのカットとか!!ここでもう完全に堤防決壊。あの絵はダメだあ。この絵のフィルムが高額落札という話は分かる気はしますが、私だったら絶対に手放さないですね。
 
 最後に残ったほむほむとまどかの二人を中心にVSワルプルへとストーリーは加速していきます。もちろんほむホームでのQBの「お手柄だよほむら」にQBを踏みつけたくなり、またまどかの部屋での「宇宙のために死んでくれる気になったらいつでも声をかけて」にQBを投げ飛ばしたくなったりしましたよ
 ほむホームでのほむほむのまどかへの慟哭に私も撃沈しながら、ついにクライマックスのほむほむのもう何度目になるのかわからないほどのVSワルプル。ここの映像美と迫力はもう半端なかったです。これだけでも劇場でみた価値は十分だと思いますが、それにしてもほむほむがこれだけの量をどこからお買いものしてきたのかはやっぱり気になるところです。
 今回もやっぱり勝てなくてついに絶望に負けそうになるほむほむにまどかが来てのTV版最終話からはややっぱり何度見ても素晴らしいです。
 まどかがまど神様になってからのシーンは今度はちゃんと服を着ているシルエットで、これはこっちの方が良かったです。ほむほむの涙の中、ようやくほむほむの全てを理解して向かい合うまど神様とほむほむに流れる「救済のテーマ」。これが最後の伏線なんですね。もうここのところは圧巻すぎてどうとでもしてくださいの勢いで見てました。まど神様が書き換えた世界で今も魔法少女として生きるほむほむの表情が好きなんですが、やっぱり良い表情をしてますね。
 
 そのままTVと同じED絵を見てさあ主題歌「ひかりふる」かと思ったら、予想外のED用「コネクト」のオーケストラバージョンが魔法少女の紹介絵と共に流れたんですが、これも良かったです。「コネクト」は二番からなんですけど、歌詞を聞きながら初めてこの曲の二番の意味が分かった気がします。だから二番なんですね。

 最後は「救済のテーマ」をアレンジした新曲「ひかりふる」が真っ白な画面の中を流れて行って終わりなんですが、この演出はすごく良かったと思います。まどかの曲である「ルミナス」で始まりほむほむの「コネクト」の答えを、こうやって締めくくるのかと、この曲が主題歌の意味はここにあったんだと、もう最後にこれを聞けただけで感無量でした。

 と長々語ってきましたが、とりあえず今月中に時間を作って前後編一気鑑賞したい気持ちでいっぱいです。本当に良い作品でした。

 
 
 と、最後にこれには触れとかないと、来年放映の完全新作は今から楽しみで仕方ないです。ほむほむがもう一度まどかに会えるかも!?そう思えるだけで公開まで頑張れますよ。





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