私の記憶を辿りながら

私にとって、今年は一つの区切りになると考え
過去から現在までを辿りながら、自分史として綴るブログです。

うん!大丈夫

2017-08-05 16:38:15 | 日記

田中君が来てくれるようになって、仕事の幅も量も私が一人でやっていたときとは大違いで、まず、仕事のスケジュールが立てやすくなったのと、ブッキングしても落ち着いて仕事が出来る、これに勝るものは有りませんでした。

こうなってくると設計を含めた仕事の受注も徐々に増えて、私達に対する取引先からの信頼度も上がって行きました。

しかしながら、仕事が増えるに連れて、部品などの発注や受注に一番面倒くさい会計事務作業が重く圧し掛かって来ました。このままではいかんと思い事務仕事をしてくれる人を探さなくてはと、今度は事務系の人の募集を掛けたのです。条件としては会計事務がやれる人、この一点が雇うための最大のポイントでした。

でも、中々条件に合う人が表れず、私は銀行に勤めているC君に連絡を取り状況を話して、彼にも探して貰えるように頼み込みました。それから数日してC君から紹介したい人がいるから会わないかと言う連絡を受けました。

そして、数日後C君が指定した喫茶店へと向かいました。喫茶店で一人の女性を紹介されました。彼女の苗字は佐藤さん(仮名)年齢は私達より三歳年上で、今の所独身で実家に両親と一緒に住んでいるとの事。で、少し驚いたのは彼女は公認会計士の資格を持っている事でした。務めていた会社は比較的大きな会計事務所でした。なぜ辞めたのかを聞くと、彼女曰く、男性と比較して仕事の量が少なくて大きな案件は男性優先で、女性は幾ら資格を持っていてもアシスタントとして雑務的な仕事ばかりで、馬鹿馬鹿しくなって辞めてしまったとの事でした。

私に取っては、これ以上に無い条件を持った人でしたけれど、アルバイトでも正規でも公認会計士の資格を持っているので、給与を幾ら払えばその資格と合うのか全く分かりませんでした。

ま、取り敢えず私の現在の仕事の内容と状況を話をして、どのような形で働くかどうかは後日改めて連絡して下さいと言って、その日はそれで面接的な事を終える事になったのです。

彼女が先に帰った後、私はC君に凄い人を連れて来たなと言うと、彼は小中でクラスメイトで、会社を辞めたいと言ってたから紹介しただけと事もなげに言ってのけたのです。

田中君に事の顛末を伝えると、彼は ”まず来てくれないでしょう” と言った、私もそう思うと答えました。

二日後、彼女から電話が有りました、たぶん断りの電話だろうと仕方ないかと思っていたら、彼女の返事はお願いしますでした。

翌日彼女は颯爽と出勤して来るや否や、帳簿と伝票など簡単に目を通すと ”うん、大丈夫” そう一言呟きました。私には何が大丈夫なのか全く分かりませんでした。

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